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9月23日(金)

9.19「さようなら原発」明治公園:ハイロアクション福島・武藤類子さんのスピーチ

10.10:NAZENフクシマ結成集会@福島市

郵政非正規ユニオン:「声をあげる非正規公務員」朝日記事

ハイロアクション福島・武藤類子さんのスピーチから
 みなさんこんにちは。福島から参りました。
 今日は、福島県内から、また、避難先から何台ものバスを連ねて、たくさんの仲間と一緒に参りました。初めて集会やデモに参加する人もたくさんいます。福島で起きた原発事故の悲しみを伝えよう、私たちこそが原発いらないの声をあげようと、声をかけ合いさそい合ってこの集会にやってきました。
 はじめに申し上げたい事があります。
 3・11からの大変な毎日を、命を守るためにあらゆる事に取り組んできたみなさんひとりひとりを、深く尊敬いたします。
 それから、福島県民に温かい手を差し伸べ、つながり、様々な支援をしてくださった方々にお礼を申し上げます。ありがとうございます。
 そして、この事故によって、大きな荷物を背負わせることになってしまった子どもたち、若い人々に、このような現実を作ってしまった世代として、心からあやまりたいと思います。本当にごめんなさい。
 皆さん、福島はとても美しいところです。東に紺碧の太平洋を臨む浜通り。桃・梨・りんごと、くだものの宝庫中通り。猪苗代湖と磐梯山のまわりには黄金色の稲穂が垂れる会津平野。そのむこうを深い山々がふちどっています。山は青く、水は清らかな私たちのふるさとです。
 3・11原発事故を境に、その風景に、目には見えない放射能が降りそそぎ、私たちはヒバクシャとなりました。
私たちの命を奪うな
 大混乱の中で、私たちには様々なことが起こりました。
 すばやく張りめぐらされた安全キャンペーンと不安のはざまで、引き裂かれていく人と人とのつながり。地域で、職場で、学校で、家庭の中で、どれだけの人々が悩み悲しんだことでしょう。
 毎日、毎日、否応無くせまられる決断。逃げる、逃げない? 食べる、食べない? 洗濯物を外に干す、干さない? 子どもにマスクをさせる、させない? 畑をたがやす、たがやさない? なにかに物申す、だまる? 様々な苦渋の選択がありました。
 そして、今。半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、
 ・真実は隠されるのだ
 ・国は国民を守らないのだ
 ・事故はいまだに終わらないのだ
 ・福島県民は核の実験材料にされるのだ
 ・ばくだいな放射性のゴミは残るのだ
 ・大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ
 ・私たちは棄てられたのだ
 私たちは疲れとやりきれない悲しみに深いため息をつきます。
 でも口をついて出てくる言葉は、…「私たちの命を奪うな」です。
怒りを燃やす東北の鬼
 福島県民は今、怒りと悲しみの中から静かに立ち上がっています。
 ・子どもたちを守ろうと、母親が父親が、おばあちゃんがおじいちゃんが・・・
 ・自分たちの未来を奪われまいと若い世代が・・・
 ・大量の被曝にさらされながら、事故処理にたずさわる原発従事者を助けようと、労働者た  ちが・・・
 ・土を汚された絶望の中から農民たちが・・・
 ・放射能によるあらたな差別と分断を生むまいと、障がいを持った人々が・・・
 ・ひとりひとりの市民が・・・
 国と東電の責任を問い続けています。そして、原発はもういらないと声をあげています。
 私たちは今、静かに怒りを燃やす東北の鬼です。
?
 私たち福島県民は、故郷を離れる者も、福島の地にとどまり生きる者も、苦悩と責任と希望を分かち合い、支えあって生きていこうと思っています。私たちとつながってください。私たちが起こしているアクションに注目してください。政府交渉、疎開裁判、避難、保養、除染、測定、原発・放射能についての学び。そして、どこにでも出かけ、福島を語ります。今日は遠くニューヨークでスピーチをしている仲間もいます。思いつく限りのあらゆることに取り組んでいます。私たちを助けてください。どうか福島を忘れないでください。
変わる勇気、自信を取り戻し、つながること
 もうひとつ、お話したいことがあります。
 それは私たち自身の生き方・暮らし方です。私たちは、なにげなく差し込むコンセントのむこう側の世界を、想像しなければなりません。便利さや発展が、差別と犠牲の上に成り立っている事に思いをはせなければなりません。原発はその向こうにあるのです。
 人類は、地球に生きるただ一種類の生き物にすぎません。自らの種族の未来を奪う生き物がほかにいるでしょうか。
 私はこの地球という美しい星と調和したまっとうな生き物として生きたいです。ささやかでも、エネルギーを大事に使い、工夫に満ちた、豊かで創造的な暮らしを紡いでいきたいです。
 どうしたら原発と対極にある新しい世界を作っていけるのか。誰にも明確な答えはわかりません。できうることは、誰かが決めた事に従うのではなく、ひとりひとりが、本当に本当に本気で、自分の頭で考え、確かに目を見開き、自分ができることを決断し、行動することだと思うのです。ひとりひとりにその力があることを思いだしましょう。
 私たちは誰でも変わる勇気を持っています。奪われてきた自信を取り戻しましょう。
 そして、つながること。原発をなお進めようとする力が、垂直にそびえる壁ならば、限りなく横にひろがり、つながり続けていくことが、私たちの力です。
 たったいま、隣にいる人と、そっと手をつないでみてください。見つめあい、互いのつらさを聞きあいましょう。怒りと涙を許しあいましょう。今つないでいるその手のぬくもりを、日本中に、世界中に広げていきましょう。
 私たちひとりひとりの、背負っていかなくてはならない荷物が途方もなく重く、道のりがどんなに過酷であっても、目をそらさずに支えあい、軽やかにほがらかに生き延びていきましょう。

郵政非正規ユニオン:「声をあげる非正規公務員」朝日記事

9月19日(月)
9.19「さようなら原発」明治公園6万人

↑SAKTAKU-PHOTO、↓毎日新聞

↑Zenshin-solidarity↓

Community by Tamitoya

Before:

・「やっと一緒に行く友人がひとりできた。生まれてはじめてのデモだけどよろしく」ご近所の引っ越してきたご婦人Oさん

・「あした?絶対行くわよ。新宿でのフランス人はじめ不当逮捕ほんとに我慢できないの。警視庁に”この不当逮捕みんなに言いますよ”って抗議の葉書を出した。」とNさん

・「周りの人に今までいろいろ行ってもダメだったけど、趣味の会の人誘ったら、5から10人と一緒に行くことになった」と激暑吉祥寺デモと中野反戦集会も参加したご婦人Sさん

・「あー朝から行きますよ。新宿では5000歩だった。暑さによってはもっと歩ける」と70代Nさん

・EIKOが世話になっているTさん「やっと人繰りがついた。朝から参加します」

・初!リンタロウ亭の高校同級生Kくん

After:

Oさん:昨日は集会の様子を携帯カメラで撮っていて(;O;)、あの後、随分探しましたが分からなかったので、他のNAZENのグループに混じって行進致しました。時間の関係で青山一丁目あたりまでリタイアしましたが、先ずは行動から!と強く思いました。

Sさん:お疲れ様!!凄かったですね。野球場でもあんなにたくさんの人見た事ありません。広場から完全にこぼれてましたね。私達は5人。埼玉から3時間かけて出てきた方もいて感激でしたよ。会えなかった人も入れると8人位です。”たみとや”見せて頂きます。ナゼンに参加できずごめん!!私達は舞台に向かって右、広場の中のこんもりした大木の下にもぐりこんでみていました。参加者は自分が反対を心で思っているだけでなく、行動した事を誇りに思われたようです。

Tさん:福島の人たちを広場で迎えることができて感動した。福島をボランティアなどで支援することと、こういう行動とを両方やることが重要だと思った。

Kくん:久しぶりのデモ。なぜんの隊列が一番元気がよかった。

 

 

 

 

 

 

 

デモはおにぎりから

見送りAYOwithHirosimaT-shirt

9:30明治公園

9:45明治公園

 

SAKA-TAKU-PHOTOS(全1034枚はこちら

車で応援に駆けつけたAnna'sMam&GranmaがNAZENと遭遇

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