２０１１年９月（２）

9.11新宿デモコース↓

９月５日(月）

タメになる！関生：8.27動労千葉労働学校：関生支部闘いの歴史（記録前半）

一夜明けたら、「昨日までの基準の20～30倍を食べたり飲んだりしろ」

という厚生労働省の犯罪とも言える暴走

9.11新宿デモコース：アルタ前広場、東京都、今度は透明パネルに貼り替え

タメになる！関生：8.27動労千葉労働学校：関生支部闘いの歴史（記録前半）

2011年8月27日午後1時から3時半　於：DC会館大ホール　記録byりんたろうSHOBO
講師：関西生コン支部　武建一委員長

今、資本主義は深刻な危機。崩壊の方向が見えて、たたきつぶせる。しかし、労組は企業別組合で、企業の競争に労組が参加している。そうじゃない関生の歴史を話してみたい

（＊は、レジメ、「武健一　労働者の未来を語る：社会批評社2007」「建設独占を揺がした139日：変革のｱｿｼｴ2011」等から抜粋補足）

●1965年関生スタート

1965年、産業別・個人加盟の原則、5分会180人でスタート。
当時、生コン業界は、強制連行の人や刑務所あがりを建設・港湾と同様、ヤクザが手配師。地方からの集団就職、自衛隊あがり。残業なんか300時間。組合なし。
今は、本雇いで年収800万になった！！！

＊産業別・個人加盟にしたのは、①敵の攻撃は統一司令部を作り仲間を分断・分裂するもの。1964年生コン共闘会議は企業別組合の連合体。相手は中心組合の会社を丸ごとつぶしてきたので、こちらも企業の枠を超えた労組を作ろうと思った。「会社は潰れても労働組合は残る」②海員組合出身のオルグ石井さんの「海員組合の産業別労働組合の運動がもっとも労働者を有効に結集できる」という教え。

＊産別的運動を深めるために、五つの統一（要求・交渉・行動・妥結・争議分会支援）を統一的に追求。回答が低い会社には統一水準に達するまで連帯行動を組織。妥結は、分会・職場集会・支部執行委員会・中央委員会・全体集会を開催して賛否を聞いてから決める⇒「他人の痛みを己の痛みとして感じられる労働運動」を目指すことが定着。

＊不当労働行為には、「一発やられたら三発返す」思想で行動し抑制効果。

＊勉強もマルクスを必須。やくざに2名（1973年副委員長、1982年分会長）殺され、私も3度殺されかかったなかで、闘う力は「世界観」。

＊1966年3人解雇から1970年解雇撤回までの創成期は相当の困難。ベトナム反戦ストでの解雇は、「アメリカがやったことの責任は会社にない」など裁判に負ける可能性もあり、とにかく活動家を必死にたくさん作った。「裁判は利用するが、決するのは大衆闘争」職場でつくられた第二組合の清掃の女性が解雇された時に、ストをやったりして、信頼を造っていった。出発点の原則：「闘争・学習・生活確保」の三つを統一的にやること

●1970年代生コン構造不況だが大きな成果“不況に強い”

普通、「不況では闘えない」のに何故か？　「不況はチャンス」。資本の力は「集積したもの」それが不況で弱まる。相対的に労働組合の力が強まる原理。不況の犠牲が労働者に転嫁されるから団結の条件は強まる。日本は中小企業が99.7％。大多数の団結、独占禁止法の適用除外である協同組合を結集し競争のない仕組み、窓口一本化を考えた。
集団交渉は1973年16社で開始。不参加企業には参加するまで連帯スト。交渉は行動とセット。相手側100人こちら300人とかのマンモス交渉の場は、仲間の意識が高まり緊急動員などでも「仕事を投げ捨てて来る」。
集団交渉を通して、1974年に、生活最低保障賃金として残業保障50時間と優先雇用協定（労組は推薦する人を優先して雇用＝クローズドショップ制）確立。賃金体系はわかりやすいものにと、基準給をフラットに、賃上げ分も一律配分する横断的賃金体系に。
なので、今、年収800万、日々雇用でも年収400万。私と20代の人の年収差は1万円くらいしかない。年間休日は１２５日。
しっかりした戦略を持ちつつ、手段として「戦術は水の如し」相手のいやがること何でもやる。スト、ミキサーパレードだけでなく、社長宅への元旦抗議行動。20何年続けているところもある。「一年の計は元旦。元旦だけは勘弁してくれ」といって大抵、音を上げる。今は禁止されているが、何十人でも行って一円づつ預金して通帳を作る。銀行は「勘弁してくれ」と音をあげる。労組はあまりやらないが不買運動。

＊1973年からマンモス集団交渉実現。1974年中小専業8社協定。1975年には反独占の立場に立った産業政策を発表して中小企業との統一戦線を結成。共に力をあわせる企業にはストせず、そうでない企業にはストする。「相手を分断する」個別会社との闘争の限界から、必要に迫られて中小企業との共闘を編み出した。当初メーカー直系が中心だったので、相当やってもメーカーの補填でつぶれなかったが、７２～７３年には不況対策で一気に生コン専業が組織化。個別闘争ではつぶれる。

＊怒涛の1973年。委員長殺害依頼事件、副委員長殺害事件。集団交渉で1973年15千円アップ回答。1974年2週間のストも含め19500円。未組織への影響。日々雇用の本勤化。背景資本の不当労働行為責任追求。下請け運送会社の運賃値上げ。

＊宇部闘争。一級役員による一方的暴力的ピケ破り。日々雇用当日解雇。話し合い意味なしで、一気にピケ倍返し。社長戦意喪失。謝罪・解雇撤回。この闘いの後、「どんな闘争も勝利できる」会社に「給料出してるのは組合じゃなくて会社やぞ」と言われても「何言うてんねん。我々は組合に結集して良い給料もらってんねん」

＊中小企業は二面性。「搾取する面と大企業から収奪される面」なので、「一面共闘、一面闘争」。なのに、共産党系建交労は、2006年に「共存共闘」に転換。ストを放棄。闘争がなくなった。（つづく）

一夜明けたら、「昨日までの基準の20～30倍を食べたり飲んだりしろ」

という厚生労働省の犯罪とも言える暴走

（ブログ「カレイドスコープ」から転載）

3月17日に、厚生労働省が事前に国民に告知もせずに、有無を言わせず押し付けた「食品の暫定基準値」が、

どれほど酷いものか、ひと目でわかる表が下です。

・日本（3/16以前）
＝　日本には放射能に関する飲料水基準が無かったので、3月16日以前は、世界保健機関(WHO)基準相当を遵守していた。

・日本（3/17以降）
＝　原発事故が起こって、一気に今までの30倍もゆるい数値に変更。（30倍も内部被爆させる）
これを食品衛生法上の放射能に関する暫定規制値として各自治体に通達。

前の年の2010年12月に、原子力安全委員会は放射能を含む飲食物の摂取制限の指標値を示し、大幅にゆるい数値に変更していた。原子力安全委員会という「装置」は、原発推進派のための委員会であることの証拠。

・ドイツ　　
＝　年間0.3mSvの限界値以内にするための値をもとに算定しているので、桁違いに低い。

・WHO基準値
＝　一生涯にわたって水道水を飲み続けても健康影響が生じないレベル。

・IAEA　
＝　原子力危機の際の運用上の介入レベル

IAEAは、国際原子力マフィアの巣窟＝核兵器ビジネスの推進機関。人々を半ば故意に被爆させて、疫学的データが欲しいので、3000などという信じられない数値を平気で出してくる。

そもそも、どこまで食べても健康上の問題が起きないかというデータは存在しない（ことになっている）のに、国は、このIAEAの数値を妄信して机の上のわずかな時間で決めてしまったのです。

厚生労働省は、健康増進法や、薬事法（改定）をつくっておきながら、いまだに、きちんとした運用ができていない省庁の中で最低の省。

9.11新宿デモコース：アルタ前広場、東京都、今度は透明パネルに貼り替え

9.11素人の乱「原発やめろデモ」でアルタ前広場を再び盛り上げようと呼びかけたら、都が花壇を白パネルで囲って補修工事。「パネルに映像を映し出そう」と呼びかけたら今度は必死に透明のパネルに張り替えている

特製ハンバーグ

動労物販ひじきの煮物

デザートbyとみしょうや

１１月集会まで週一：R'sミーティング

プチ労にMbくんが持ってきたワインで乾杯！

「Happy Birthday for Mbくん！on 5th Sep」

9月4日（日）

神奈川-NONUKES HAMA ROCKに缶バッジ

政府が原子力コスト試算案　１キロワット時１６～２０円

Happy Birthday Yuuki　on 5th Sep～郵便局のクレームでプレゼント遅れます

神奈川-NONUKES HAMA ROCKに缶バッジ

西荻館のYさん、NONUKES HAMA ROCK用缶バッジご注文にご来店。

政府が原子力コスト試算案　１キロワット時１６～２０円（電気新聞）

2011/08/23

原子力のコストが１キロワット時当たり１６～２０円程度との試算案が政府内でまとめられたことが明らかになった。一部経済誌の試算を参照して使用済み燃料の再処理などバックエンド費用を７４兆円と仮定し、国から投入される立地費用と技術開発補助金、賠償費用を加えると、従来の政府試算の５円強を大幅に上回る単価になるとしている。政府の「エネルギー・環境会議」は、原子力コストの算出などのために「コスト等試算・検討委員会」（仮称）を９月に立ち上げ、報告書を１１月に公表する予定。同委員会内の議論にあたっては、今回の試算案が一定の材料となる可能性もある。

試算案では、地球環境産業技術研究機構（ＲＩＴＥ）の秋元圭吾氏や立命館大の大島堅一教授がまとめた試算を活用。バックエンド費用が７４兆円との前提を置くと、発電費用、バックエンド費用などの合計は秋元氏の試算の場合で１０～１５円程度、大島教授の試算の場合で約１３円になるとしている。そこに立地費用と技術開発補助金の約２円を加算。賠償などのリスク費用を３円強と想定し、すべて足し合わせた場合の原子力コストは１５．８～２０．２円になるとの結論を導き出している。（本紙１面より）

Happy Birthday Yuuki　on 5th Sep～郵便局のクレームでプレゼント遅れます

郵便労働者に見てもらおうと「郵政非正規ユニオンつぶしの雇い止め撤回！」のチラシを貼ってコンビニで出したら、

郵便局からレター。

問い合わせると、「内容欄に衣類”等”とあり、等の内容によっては危険物の可能性があるため、航空便ではなく陸路にしました」「2年前から沖縄便など、9月からは中国地方なども航空便となり、おもちゃであってもリチュウム電池内蔵のものなど危険物は載せられないことになった。内容の照会のためにお電話したが連絡つかず、陸路にした」

当方「一体、”等”と書いちゃいけないなどとどうやって周知しているんだ？この2年間、そんなこと言われたことない」

先方「どこのコンビニですか？」

当方「コンビニのバイトの子のせいにするのか。ポスターとか記入の注意とか作ったのか？」

先方「いや、そこまでは。。。」

宅配便のシエアだけ取ろうとして、労働者をモノ扱いにし、サービスは下がっている。

。。陸路の方が、より多くの労働者がチラシを見るかもしれないが。。。