4月26日(日) |
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今日のたみとや:裁判員制度いらない! SWU打ち合わせ 「教育を子どもたちのために4.25集会」に1200人 中高生2万5000人が抗議デモ=休日削減に反発−ウィーン |
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「教育を子どもたちのために4.25集会」に1200人 集会では、まず、<現場からの報告Part1>があり、 「シングルマザーからの訴え」。 日本の母子家庭は120万世帯あります。 平均年収は213万円です。 就労率は84.5%(世界第3位、非正規が多い) 平日育児時間は46分(二重就労も多い) 貧困率は約60%です。(OECDの中でも高い) しかも、この間、<児童扶養手当の削減>、 <生活保護の母子加算の廃止>などが行われています。 そして、「差別」と「偏見」があり、時間がないにも関わらず、 「平等」の名の下に、PTAの会議にも強制参加させられる。しかも、「公立(の義務教育)」だけでは、自立出来ない社会になっている。 次に、<現場からの報告Part2>があり、 河原井さんをはじめ、現場教員4人が発言しました。 そのなかで、都立高校の教員は次のように述べました。 4月1日、新任教員が着任したが、そこで校長は 入学式で起立・斉唱するようにという<職務命令>を 渡している。また、来たばかりの校長が、新年度早々、 数値目標の入った「経営方針」(「教育方針」ではない)を示し、 教員はそれを達成するための「自己申告書」を強要されている。 しかも「自己申告書」の項目の順序が、 これまでは「学習」「生活」「進路」・・・となっていたが、 今年度は「学校経営」がトップになっている。 そして、「人事考課」が強化されている。 教員は、生徒と向き合うのではなく、 校長や数値目標と向き合うような体制になっている。 益川敏英さんの講演のテーマは「教育と自由」(写真上)。「『引くと毒ガスが出てくるレバーと、引くと大金が出てくるレバーのふたつがある。さあ、どちらのレバーを引くかの選択はあなたの自由です。』と言われたとき、『どちらのレバーを引けば何が出てくるのかを選択者が知らされない場合』は、自由とは言えない。このような偶然性をもって自由とする虚言が世の中に多すぎる。(レイバーネット日本から抜粋) |
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中高生2万5000人が抗議デモ=休日削減に反発−ウィーン 【ベルリン24日時事】オーストリアの首都ウィーン中心部で24日、学校の休日を減らす政府の計画に抗議する中高生約2万5000人がデモを展開し、道路が封鎖される騒ぎとなった。 |
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尼崎事故の原因は分割・民営化だ!労働者に責任を転嫁するな!事故の責任はJR資本にある。JRは抜本的安全対策をおこなえ!雨の中、650名の労働者が尼崎駅前から事故現場へ怒りのデモをうちぬいた。(国鉄千葉動力車労働組合ホームページから転載) |
4月25日(土) |
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今日のたみとや:裁判員制度実施を阻止しよう! |
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「犯罪に強い社会の実現のための行動計画2008」策定を糾弾する 救援連絡センターブログから転載(一部抜粋)
米国に支持されたイスラエル軍のガザ侵攻−虐殺は、支配が危機に陥った時代の戦争−治安戦略がいかに酷いものであるかを端的に示している。予防殲滅として強行されたこの蛮行を前にして、マスコミの常套手段となった〈暴力の応酬〉などの戯言は入る余地もない。パレスティナは例外ではない! このことは全世界で進む支配者の戦争・治安エスカレーションを暴くさいに絶対に手放してはならない私たちの感覚である。〈封鎖虐殺〉と〈安全・安心反テロ・反社会勢力弾圧〉は、状況の違いはあれ、変わりはしない。何としても、危機の時代21世紀初頭の戦争・治安管理をめぐる攻防に勝ち抜き、民衆の未来を切り開こう。 新『行動計画』の特徴 日本でも政治・経済危機の中で、戦争・治安管理のエスカレーションが進んでいる。昨年末、犯罪対策閣僚会議が『犯罪に強い社会の実現のための行動計画2008』を公表した。以降五年間で政府が推進する治安管理エスカレーションの行動プログラムである。『行動計画』は単なる宣言ではない。二つの旧『行動計画』が、毎年、その実施状況を点検して洞爺湖サミット時の全国的な戒厳態勢構築に至り、多くの弾圧・人権侵害を引き起こしたことは記憶に新しい。 (1)旧行動計画によって〈警察官等治安の維持に当たる公務員が大幅に増員され、防犯ボランティア団体構成員数が約二百三十四万人にまで増加した結果〉治安は大きく改善しつつあると自己賛美し、その上で、〈国民の体感治安は依然として改善していない〉ため〈より根本的な犯罪対策を講じていく〉としている。しかし主な犯罪の発生率は英国の約六分の一、米国の半数以下であり、警察がでっち上げた〈犯罪激増〉もマッチポンプよろしくここ六年減少している。統計と体感治安のズレは〈社会の変化が複合的要因として不安を増幅させている〉からであり、本来的に、警察など治安諸機関がでる幕ではないのだ。にもかかわらず『行動計画』は、〈犯罪を起こさせないため〉の 〈社会政策こそが最善の刑事政策である〉とする。 (2)『行動計画』の基本理念は、旧計画と同じく〈安全なくして自由なし〉論だが、新計画では〈絆〉〈他者を信頼して行動する〉などと道徳・倫理にまで高められている。しかし〈安全のなかの自由〉とは〈檻のなかの自由〉〈刑務所のなかの手厚い医療ゴッコ〉にすぎない。この理念の下で、近代刑法の謙抑性は失われ、ゆっくりと民衆の自由が萎縮させられ死滅させられていくのだ。 (3)『行動計画』は 〈身近な犯罪に強い社会の構築〉 〈犯罪者を生まない社会の構築 〉〈国際化への対応 〉〈犯罪組織等反社会的勢力への対策〉 〈安全なサイバー空間の構築 〉〈テロの脅威等への対処 〉〈治安再生のための基盤整備〉という七項目の重 点課題を掲げている。簡単に警戒すべき点を列挙する。 (I)@〈身近な犯罪に強い社会の構築〉 A〈犯罪者を生まない社会の構築〉で最初に掲げられているのは、〈地域の絆の再生の核となる防犯ボランティア〉〈入管ボランティア〉育成である。就労支援・若者支援も〈再犯防止〉の観点からのものであり、新しいのは英国のコネクションズ(若者窓口総合支援)日本版や外国人生活支援ワンストップセンターなど行政・警察が出前型の個別指導を行なうということである。また各所で、個人住宅防犯カメラ設置助成、三次元顔画像データベース、自動車ナンバー読み取り装置拡充など、監視社会化を強力に推進する提言がなされている。しかし〈犯罪未然防止のための社会参加〉は絶対に〈共生社会〉を生み出しえない。 参考:いやな都政でございますねぇ!〜表現の自由奪う「安心条例」反対でデモ:警察の暴力を後ろ盾にして、ビラ一枚自由に受け取れない法政大学の学生不当逮捕の容疑は「東京都公安条例違反」 (III)CDEは〈不法滞在者〉〈テロリスト〉そして〈犯罪組織等反社会的勢力〉をターゲットにしている。〈反社会的勢力〉という言葉の含意は、共生も矯正も不可能な〈その存在自体が許容できない〉人間ということである。また国際的組織犯罪条約やサイバー条約の国内法化(共謀罪法案)による早期批准が謳われ、盗聴技術高度化や逆探知技術、おとり捜査・潜入捜査、刑事免責などの新しい捜査手法の導入・積極的推進、あるいは組織犯罪処罰法・ゲートキーパー法の活用などがちりばめられている。さらに日米軍事秘密一般保全協定締結を踏まえ諜報戦争・スパイ防止策を強化するとしている。 戦争・治安管理国家を打ち砕け 自公政権危機のなかで『行動計画』を策定する意味は明らかである。いま、反テロ戦争と新自由主義が大きく破綻し、仕事もすみかもない労働者が街にあふれ、社会不安が高まっているにもかかわらず、政治機能麻痺が続く中で、戦争と治安強化・ナショナリズムと排外主義こそが彼らの生命線となってきているのだ。〈市民としての意識の涵養〉〈共同体の構成員相互間の絆〉など規範意識の強調が今回の行動計画の大きな特徴である。 〈ふらつく政治、よりどころとしての天皇〉観と『行動計画』はまさしく同一線上にある。 参考:共同アピール】歴史歪曲・戦争賛美・憲法「改正」・「戦争をする国」をめざす「あぶない教科書」を子どもたちに渡してはならない :子どもたちに「日の丸」・「君が代」を強制するな 今通常国会で焦点となるのは、入管法改悪、共謀罪、マネロン拡大、サイバー法、経済スパイ防止法、ソマリア派兵新法である。今春の共謀罪・入管法改悪・裁判員制実施(「”ものも言わず”治安維持を担え」)を阻止し、共同して戦争・治安管理国家に風穴をあけよう。 |
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4月24日(金) |
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今日のたみとや
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5人の学生を不当逮捕、弾劾! 4.24速報! 恩田/倉岡、逮捕!2009-04-25
激闘の一日だった。
今日、4月24日に開催された、法大解放総決起集会は尋常一様でない結末を迎えた。 恩田倉岡両名は前者だ。 こんな大学は大学ではない。
齋藤郁真委員長アピール2009-04-234・24へ向けて(委員長)
人間が人間である「証」はなんだろうか? 緒論あるだろう。だが、私は自信を持って言う。それは「多様性」である。 人間の思想・信条・宗教・芸術・・・。 そして、それをめぐっての行動はなんと多様なことか。 もちろん、民主主義のパラドックスである、「民主主義はそれを否定するものにも言説の資源を認める」ことと同じように、多様性という概念を最大化することは同じ議論を呼ぶ。 だが、私はそれでいいと思っている。 歴史はヘーゲル的にのみ進むわけではないから、時には全体主義とカテゴライズされるような思想がヘゲモニーをとることもあるだろう。 しかし、自身以外を認めない概念は、現実的には、思想的ヘゲモニーを獲得しても、維持することができない。ナチス体制に抗ったフランス・レジスタンスのように、そのような概念がヘゲモニーを取ったとき、多様な思考を認める、ないし求める人々がそれに反撃を開始するからだ。 そして、長い目で見れば、歴史は常に多様性を求めるものに勝利を与えてきたように見える。 新自由主義は、本来市場化してはならないとされていたものまで市場化した。地球上のあらゆる場所に市場をつくり、あらゆるものの価値基準を経済的価値にのみ統一しようとした。 法政大学は、「大学」の名をもって「営業権」を振り回している。それは、新自由主義というむき出しの資本主義に侵略された結果である。 このような大学があふれれば、確実に、日本は刺激と可能性・多様性を失うだろう。 現状の法政大学を変革する理由は、いわゆる右翼的立場・左翼的立場両方に存する。 新自由主義というむき出しの資本主義との対決。 日本という社会の可能性の喪失を防ぐこととの対決。 前者は全学連の、後者は文化連盟(執行部)の立場に近いだろう。 現状、世界を覆う新自由主義の激しさは、A・ネグリのいう「帝国」の出現を予感させる。中国戦国時代末期、秦に対抗するため行われた合従策は、結局うまくいかず、秦という「帝国」を完成させた。 今こそ団結の時である。 敵は強大である。だが、我々は勝てるから闘うのではない。勝たなければならないから闘うのだ。 4月24日、この国を憂う者、革命を目指す者、クチだけの大人たちに絶望した者は法政大学に結集してほしい。自由を、勝ち取ろうではないか。 |
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2009年 | ヨッシーとジュゴンの家 | 日誌 |