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 1月28日(日)
 プチ労148

2024-1-28プチ労148回まとめ>

参加者:10   

中高年:青年=55 地域:それ以外=64

メニュー:Free GAZAに頑張るZacに敬意を表して

初コック・オー・バン(Coq au Vinフランス農家料理。鶏の赤ワイン煮込)

&バスマティ・ライス

 

「近現代日本150年の労働者・民衆の闘いの歴史」第58

第四章 日中戦争から敗戦(1937年~1945)~昭和天皇の戦争

新「草稿」() アジア太平洋戦争(前半) 第五回

第二節 開戦‐東南アジア侵略と中国抗日闘争

    中国抗日闘争の危機と克服 レポーターむぎたさん 

(「草稿」62-89)history431.pdf へのリンク

 

 前項では、日中戦争下で中国民衆の抗日闘争のなかで、中国共産党がリードして建設した抗日根拠地が、人口1億人まで拡大した様を見た。

今回は、その根拠地が、アジア太平洋開戦前後、日本の「掃蕩戦」で大打撃を受けるが、危機を克服し、日本を敗戦に追い込んだ様を見る。

それは、軍事よりも前に、「農民みんなが土地を持つ民主的な地域づくり」という民衆自身による大闘争を粘り強く続けた結果だった。

 レポーターは、「『民主』は死なない」と題したレジュメ(後添)で、葛飾立石での再開発反対から引き続く自らの実践にからめ、「『民主』こそ最大の抵抗」として、中国農民の苦闘の様々な局面を深く掘り下げ、現代の自治、戦争をめぐる論点につなげた。

 「民主」とは、“民衆が主人公になる”という、「草稿」で筆者が提示した言葉だが、トークは、現代の戦争、国家に対して、我々を含めた「民衆」はどうであるのか、「国家」なのか「民衆」なのか、「民主」を貫いていく上での課題をめぐって切れ目なく続いた。

 

Talk

 

Reporter Mg:抗日根拠地が危機を克服できたのは、「『民主』こそ最大の抵抗」だったから。

 軍事より前に、「自分の土地を持つ」という土地改革を軸に、農民たち自身で自分たちの問題を自分たちで考え議論し解決する、民主的な地域づくりをした。

 そのなかで、地主・富農も所詮「貧乏人」ということで連携し、地域内の「分断」を乗り越えて運動がすすめられた。

 「自分の土地」を持つことで「保守化」するという。

しかしそれは「保ち守るべきもの」を知るということでもあり、自分自身・そして地域のアイデンティティを形成し、「自己決定」の議論を生むことにも繋がりうる。

その結果、当初いやがっていた農民たちの軍事への民兵などの参加・協力も積極的になっていった。

 

 現代にとってどうかというと、

 

 例えば立石などの再開発。

乗り越えるべきは、住民同士の分断。

創り出すべきは、住民による「守り継承するべきもの」の議論。

そして自分たちでそれを実行する能力。

闘うべきは、街を食い物にしようとする官僚・デベロッパー。

 

例えば戦争。

国家が巨大な軍事力と国民の犠牲をもって侵略を防ぐことが「勝利」なのか?

軍事的成功である「百団大戦」は、根拠地の危機と民衆の甚大な犠牲を招いた。

一方で、侵略者は、地理的にも精神的にも、「点と線」による支配しかできない。

問われているのは常に民衆の側。

「自給自足」し、公正で民主的な意思決定が行われ、そして「守り継承するべきもの」を住民自らが考え獲得している地域は、何度でも復活できる。

抗日根拠地のように。

 

N:たみとやは、ある意味、「民衆の自治」、「民主」の場を広げることをやってきたが、社会はちっとも良くならない。

もっと、タテにというか、権力に対しても闘わないと。

I:戦争で命がかかっている時には、力と力で戦わざるを得ないのでは?

Mg:戦わざるを得ない状況はあると思う。

 特に民衆自身の命のためにはあたりまえ。

 でも、それは国家や国家の軍としてではない。誰が何を守るためかが大事だと思う。

N:民衆自身のために闘う時には、たしかに、民衆のなかの分断を乗り越えるために「自治」が必要。

YS:ただ、今の高度情報社会では、民衆の自治から、例えば国税払うのやめようとなっても、すぐ取り締まられてできない?

GO:だからこそ、再開発阻止で数票差まで迫った立石では、その団結を活かし、分断を乗り越えるためにも実践が続けられている。

 

N:根拠地で闘っていた当時、中国共産党も、「また地主になる」という批判に対して、「自分の土地を持つ」農民を、「尊厳のある仕事・生産をする民主的な地域の中心だ」と大事にした。

しかし、現代中国では、前にプチ労でやったように、それでも残る「飢え」のトラウマに囚われて独裁化したっていうことか?

GO:今の中国共産党には単なる創立100周年キャンペーンではなくて、この当時の「民主」、民衆を大事にしたことを思い出してほしい。

 「独裁」といわれる現代中国への転換点、天安門事件で問われたのも、労働者・農民・学生の「民主」を大事にするか、民衆を「飢えさせなければ従う」と見るかどうかだった。

 でも、それは中国にいう事だけではなくて、今の日本の「民主主義」にこそ問われていると思う。

 ロシア、イスラエル、中国を批判しつつも、まずは日本でやっていかなくては。

J:でも、パレスチナ問題から日本を問うこともできる。

 イギリスでは、そうした運動が国内の改革にもつながっている。

Mg:そもそも、侵略しても支配するのは、当時の日本、今の中国、ロシアも、結局、そのシステムだけで、民衆は民衆で存在している。

YY:そうはいっても、今はすごくひどすぎる。

 今、理想とか正義がない。

なんか、やったもの勝ち。

Mg:いや、ロシア、イスラエル、それぞれ、「侵略」のタテマエはある。

YY:国連も限界ある。

GO:「正義」とか言葉が汚されているなかで、あらためて、理想は「民主」。

J:「民主」って?

GO:既成の「民主主義」ではなく、民衆が主人公になること。

MgSEALsの奥田さんも、同じような意味で新たな民主主義を言っていた。

ST:でも、民衆が支配されてしまっていたら?

YY:日本には少なくとも言論の自由がある。いわゆる独裁国家と違う。

GO:本当にあるか?

政治、メディア、芸能界、大企業、職場、等々、「ソフト」な見せかけだが自由がないのでは?

MK:最近、大企業では「強制ではないが」と言いながらも、自民党員加入申請書が配られると報道されていた。

I:「民主」と狭いところで言っていてもだめ。

韓国では、原爆もつべきという若者がNHKで報道されていた。

彼らは刷り込まれている?

N:だからこそ、ここにもJZがいるが、国際交流・連帯というか、すり合わせが必要だ。

J:そういう相談と、一緒に行動が必要。

N:そう。抗日闘争がそうだったし、たみとやも「認識は行動」をモットーにしている。

ヨーロッパでは、水道の再公営化などで、自治体にやってもらうだけでなくて、民衆の議論と行動がたくさん起きている。

Mg:「自由のない国」といっても民衆には様々な考えと行動がある。

国で括るのはよくない。

YY:でも、国家の壁はある。

J:少なくとも、独裁国家と民主国家になんて分けられない。

MK:日本も民主国家なんていえない。

 

 

 次回225日プチ労149回は、第三節、開戦から半年で敗戦に向かうという戦局転換のなかで、一層、ばらまかれた「大東亜共栄圏思想」という「侵略思想の到達点」がどうつくられてきたかを辿る第一回。

 それは、「古色蒼然」とした「幻想」だが、それを育んだ社会構造と意識は、現代日本でも払拭されていない。

 レポーターしょうごさん。

 

 

<レジメ>

プチ労その148 レポートby むぎた

「民主」は死なない?~中国抗日根拠地の危機と克服~

 

〇これまでの抗日根拠地

 

日本の華北分離工作への抵抗を背景に、1937年~40年末にかけ、華北を中心に華中・華南でも「点と線」の占領地周辺に次々と建設。抗日根拠地・遊撃区人口は中国本土人口の2割を超える1億人に達した。

 

各根拠地では地主支配から「農民が主人公の村」への転換が目指され、晋察冀辺区など一部先進的な地区では、「減租減息」の民衆運動が進められ、社会構造が大きく変化した。

日本軍の仕掛けた通貨戦争には自前の銀行で対抗し、経済封鎖には「経済逆封鎖」で対抗。

 

〇四面楚歌-抗日根拠地の危機

 

日本軍に大打撃を与えた408月からの「百団大戦」をきっかけに、日本軍に抗日根拠地が華北占領の重大な障害として認識され、「三光作戦」や経済封鎖を含む5次に渡る「治安強化運動」で掃蕩が進み、根拠地は大打撃を受ける。

さらに第一次反共高潮のあおりで40年秋からは国民政府による八路軍への軍事支援が停止。そればかりか国民党軍が抗日根拠地を封鎖し、物資搬入を妨害した。

 

42年末までに、抗日根拠地の支配面積・人口・兵力は大幅に減少。さらに食糧危機に襲われる。

 

〇「三光作戦」の残虐

 

「殺し尽くす・焼き尽くす・奪い尽くす」の三光作戦。組織的・計画的なジェノサイド(パレスチナとも重なる?)。

潘家峪では妊婦・胎児まで皆殺し。

ジュネーブ議定書(日米は批准せず)で禁止された毒ガスも使用された。毒ガスを製造していたのは「地図から消された」広島県大久野島。

 ・赤(あか):くしゃみ剤。目・鼻・喉の粘膜に激痛を生じ、咳や頭痛・嘔吐を引き起こす。

 ・黄(きい):びらん剤。触れただけで激痛が走り、皮膚をただれさせ、吸い込めば死に至ることも。

→「赤」は致死性ではないとされる。しかし河北省の北瞳村では、地下通路に逃げ込んだ大勢の住民に、日本軍

が「小赤筒」と呼ばれる発煙筒を使用、布団で出入り口をふさぐ。地下は阿鼻叫喚となり、多数が死亡。脱出を試みた住民も銃剣で刺殺されるなど、この作戦で8001000名の住民が虐殺された。

 

 

・・・しかし、抗日根拠地は死ななかった。

43年末には人口は再び8000万人にまで回復。

 

四面楚歌の状況の中、抗日根拠地は何をもって対抗したのか?

〇「民主」こそが最大の抵抗

 

①自給自足

→大生産運動により、新たな農地の創出、作付け品目の増加

 

②土地の再分配

→「減租減息」「退租退息」の全根拠地への拡充。

 社会の「中農化」が進展。(中農とはいえ、「ギリギリ食っていける」レベル)

 

③自分たちの問題を自分たちで考え、議論し、解決する、民主的な風土づくり

行き過ぎた「地主叩き」が地主との共闘の崩壊や大清算運動との矛盾を生み始めていた。

→・地主の破産を防ぎ、権利を保護するため、「交祖交息」を徹底。

・「整風運動」を減租減息の前提に。 ・・・伝統的心象の「克服」と「利用」/思想統制につながる「道徳介入」

→減租減息の民衆運動の結果、「おれたちの八路軍」となり、民兵活動への参加も積極的に。

 

※「自分の土地」を持つことで「保守化」するという。しかしそれは「保ち守るべきもの」を知るということでもあり、自分自身・そして地域のアイデンティティを形成し、シビックプライドを醸成し、「自己決定」の議論を生むことにも繋がりうる。

 

④「分断」を乗り越えつつ進んだ民衆運動

地主・富農と言っても所詮は「貧乏人」。構造の中で利用される存在。

本当に闘うべき相手は社会を支配するシステムと、それを動かす権力機構。

「革命的諸階級による連合独裁」を目指す運動。

 

 

〇現代への考察

 

・例えば再開発

乗り越えるべきは住民同士の分断。創り出すべきは住民による「守り継承するべきもの」の議論。そして自分たちでそれを実行する能力。闘うべきは、街を食い物にしようとする官僚・デベロッパー。

 

・例えば戦争

国家が巨大な軍事力と国民の犠牲をもって侵略を防ぐことが「勝利」なのか?

軍事的成功である「百団大戦」は、根拠地の危機と民衆の甚大な犠牲を招いた。

一方で侵略者は、地理的にも精神的にも、「点と線」による支配しかできない。

問われているのは常に民衆の側。「自給自足」し、公正で民主的な意思決定が行われ、そして「守り継承するべきもの」を住民自らが考え獲得している地域は、何度でも復活できる。

抗日根拠地のように。                               

 

それはつまり、「民主主義は死なない」ということ。

 

   
   
   
   
 
 1月26日(金)~2月2日(金)
 T面接できた!~合格!!
 
   

目黒区展 Tの絵「HOPEー希望」

 1月25日(木)
5時たみゴジラ#103:受験がんばれオムライス 
 
   
   


 1月20日(土)
ろじはん#9 ☆バルセロナに暮らして スペインにおける差別と貧困☆

ろじはん#9まとめ 2024.1.20 参加者 9

バルセロナに暮らして スペインにおける差別と貧困

        スピーカー  はなこ


〇ハナコさんの紹介

 南米パラグアイ、メキシコ在住ののち 13年前日本に帰国中たみとやと出会う。

 メキシコ オアハカの激しい占拠闘争(2006年)に居合わせた時、現地の友から「ハナコは生きて日本に帰って あなたの闘いをしなさい」と言われた通り、2012年アメリカンアパレル分会を立ち上げ 自身の2回の不当解雇を撤回させ、職場復帰し全面勝利を果たした。

その後メキシコにて パートナーと出会いパートナーの故郷バルセロナに在住7年目。ライター DJとして活躍中。

 

そんな ハナコが自身の体験から 様々なバルセロナ(カタルーニャ州州都)を語ってくれました。

 

カタルーニャ 豆知識

 スペイン17州の中のフランスに接する州

 歴史・伝統・習慣・言語 カタルーニャ人としての民族意識あり。

 1939年以降フランコ政権下で 音楽、祭礼、旗、カタルーニャ語が禁止され厳しい弾圧をうけた。

1979年自治州になる。

カタルーニャ共和国としての独立運動が2010年頃より110万人デモ続いている。

 Catalonia is Nation という落書きは ふつーにある。

 

〇ハナコの話

 

 バルセロナでは 今独立運動が盛んで デモやゼネストは日常的にあります。

ただ自分はスペイン人(マドリード)でも カタロニア人でもなく移民でもなく、どこにも属してないということで立場がビミョーです。

 独立運動も カタルーニャ人といっても白人で金持ちもたくさんいますのでいわゆる民族解放運動という感じではないです。

 1980年代から強まってきたカタルーニャの独立運動はやはりフランコ政権下の反ファシズム、アナーキズムの運動が底流になってきていますので、資本家めいた人たちの独立運動とアナーキストたちの運動とはだいぶ違うと思っています。

 

  アナーキストたちの運動でいえば 特に今も続くSquatting運動(空き家に家のない人が住んで居住権を得る)がGentrification(ジェントリフィケーション)に真っ向から対抗しています。

ジェントリフィケーションは 再開発や仕事のテレワーク化で 物価が安いところに住んで必要な時出社するといったことができる人たちが、または、富裕層で別荘や拠点をヨーロッパの都市に持ったりすることで、家賃が高騰し、もともと地元に住んでいた人が住めなくなっていること、特にロンドンでは有名で、母子家庭世帯を母子が住める住宅から建て替えを理由に、郊外に住まわせようとすることが当たり前のように行われて、闘争になっています。

日本でいうと タワマンができて、古き良き街並みを壊し、家賃が高くなり、もともと住んでいる人たちが住めなくなっていくのも、これ。

 バルセロナでは 1992年に開催されたバルセロナオリンピックから端を発しました。

東京もオリンピックの時にやったように、ホームレスや貧困層の排除。これが引き金を引き,スクウォッティング運動がはじまりました。

 空き家を占拠して居住する自分のベットに寝ていれば居住と認められるためみんなベットを持って移動します。

家賃の高騰、物価高騰に対して実力行使として行われていて、バルセロナでは今もこの行為は合法なんです。

 バルセロナの使われていない映画館を100人で占拠し、映画を上映したり、文化の発信地としている大規模なものもあります。

 バルセロナでは、だいたい2LDKを借りるのに月で1000ユーロ(160000円) 平均月収が付き1320ユーロ(212000円)なのでとても支払えないほど 家賃が高いです。

 

ただ、今何回か帰国して感じるのは、東京とバルセロナを比べるとそのリズムの違いや お金や仕事に対する考え方の違いです。

バルセロナでは 次から次に新しい食べ物屋ができたりしないので、いつも決まったバルでオリーブとビールくらいで150年くらい食べ物が変わってないんじゃいか と思うくらいのんびりしています。

 だからそれに足りるだけ 稼ぐくらいに仕事をする。

  東京は消費するために たくさん稼がなくてはならないという感じです。

 

 そもそも 失業率は高く30%~40%。ただし失業保険もちゃんと出るし、教育費、医療費は無料で 社会保障があるので あんまり心配していない。

 自殺率も低いです。

 

一同:おー

  

 ハナコもびっくりした事@バルセロナ

 

 日本では 大麻をちょっとでも持っていたりすると、大変な犯罪ですが、バルセロナでは大麻社交クラブというのがあって、法的にはグレーゾーンですが、会員は個人的に大麻を栽培し消費することが許されています。

 しかも もっとびっくりするのは もっときつい覚せい剤に近い薬物について 政府が単に取り締まるのではなく、若者たちがたくさん来るフェスタの会場には薬物チェックをする医療チームがいて、持っている薬物をチェックしてくれるのです。

それは捕まえるためではなく、「これは不純物が多いからやめたほうがいい」とか「どのくらいの使用までなら大丈夫」といったアドバイスをするのです。これには 本当にびっくりしました。

 もちろん移民とかが薬物を持っていたりすると警察があえて逮捕したりしますが。大量に持っているのでなければ、適切使用を指導するんです。

スペインの人から見ると、日本は大麻とか薬物にすごく厳しいのにものすごい強いお酒を平気で売ってたり、大量に飲んでいるのが理解できないといっています。

〇質問コーナー 感想

 I/ さっきの話ですが、社会保障が手厚いのは、イギリスもですが植民地時代のストックなのでは思うのですが、どうでしょう。

 G/それは 植民地時代だけではなく、スペインの有名なアパレルZARAがブラジルで労働者を酷使している など今も続く搾取なのでは。

 I/ハナコさんが差別を感じたことはありますか

ハナコ/たくさんあります。

  道を歩いているだけで「チーナ!」(中国人)と吐き捨てるようにいわれます。スペイン、またはヨーロッパは白人至上主義が強く、アメリカに比べてアジア系スペイン人とかも少ない、アフリカ系の人も入ってきたばかりという感じです。

極右勢力が勢力を伸ばしているのは やはり反移民の部分は大きく 失業率が高いのは移民が仕事を奪っていると思っている人が支持してしまっていると思います。

 

 

とぎれなく 自分の生活実感の中から話されるバルセロナの話に みんな「ぜんぜん 知らなかった」「旅行に行っただけでは何もわからない」「もっと話を聞きたい」「いいところをすべて富裕層がとっていくなんてひどい」といった感想が そこここに聞かれました。

 

 

私は 今後ハナコは何処に住むのか という質問への彼女の答えが心に残りました。

 「一番住みたいのは メキシコ。でも 私は安全なメキシコに住むことはできない。それでは メキシコを食い物にするジェントリフィケーションのいやな金持ち外国人になってしまう。住むならばメキシコの人たちとともに安定を捨てて闘い続けるっていうことです。その覚悟がないとメキシコには住めません。」

 

 日本に帰ってきて また共に闘える日をたのしみにしています。

 

次回は2月17日(土)

 
   
   
1月8日(月) 
Mia 成人!!
 こども塾から5時たみ そしてプチ労に参加して北海道の大学生になったM。美しい20歳を見せに来てくれました。嬉しいね!!

   
   
   
   
2023年12月29日(金)~2024年1月3日【水】 
Mintami in Year-end & New-Year with wonderful campany!
No-War, No-Nukes, No-Racism, Workers Unite 2024!!




   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 
 2023年12月21日(木)
 5時たみゴジラ#100回!
 
   
   
   


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