2021年3月(1)
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3月28日(日) | ||||||||
反原発プチしゃべり場第26回 プチ労120回「近現代日本150年の労働者・民衆の闘いの歴史」第30回 |
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反原発プチしゃべり場第26回 参加者8人(ATさん、NEさん初参加) 上映動画7分 |
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プチ労120回「近現代日本150年の労働者・民衆の闘いの歴史」第30回 参加者:8人(SAさん、NEさん初参加) 中高年:青年=4:4 地域:それ以外=4:4 メニュー:キーマカリー、ナスとじゃがいものザブジ 「近現代日本150年の労働者・民衆の闘いの歴史」第30回 新章:第四章 日中戦争から敗戦(1937年~1945年)~昭和天皇の戦争 (1)1937年 日中戦争~昭和天皇の「勇気」 レポーターGO 概説 資料:第四章(1)「草稿(暫定版)」@300円(PDF版別途添付) 丁度、新しい章に入るところで、初参加のお二人もいて、みんなそれぞれの歴史をやってきた意味や感想が出て、「草稿」筆者としても、大変励みになりました♪ <前置き:歴史は面白い!?> Reporter GO:教科書に載っているような支配者のではない、民衆の闘いの歴史、はどんなかということで、明治維新あたりからやってきた近現代日本の歴史も、本格的な戦争に突っ込んだ時期に入る。 初参加の人もいるので、あらためて、そもそも何で昔の歴史をやっているか? 歴史でおこったことが終わったことじゃなくて、すごく今につながっているんじゃないかということ。 例えば、ここ数年、あらためて韓国と問題になっている「慰安婦」の問題や、いわゆる「徴用工」の問題は、特に、この本格的な戦争がもたらしたまま、そのまま、どころか、さらに悪化している。 それは、隣の韓国のことだし、在日朝鮮人への差別という問題でも、今の僕たち自身の問題。 そして、そういう今につながる歴史をあまりに僕らは知らないんじゃないか、ということ。 実際、「草稿」はできているけど、これを書いている僕自身が専門家でもなくて、「レポーターの案」にあるように、みんなにレポーターやってもらって、話しながら、みんなの意見ですすめてこられたから、面白かった。 「草稿」を書き始めて、初めて、日本の近現代の歴史って、ほんとに朝鮮の歴史でもあるんだと思ったし、書き続けていて、この年になって、初めて知ったことが多い。 歴史からくる問題は、今の一人一人の責任とはいえないし、知らなくても生きられる。 だけど、知らず知らずに差別していたり、また戦争をおこすのはいやだ。 さらに僕自身っていうことでいうと、日本の社会は、労働者やみんなが、なんだか、生殺しのような楽しくないクソな社会だと高校生あたりから思ってきた気がする。 この社会で自分は何をしたいのか、できるのか、わからないのと裏腹だった。 それをわかるためにも、高校のつまらない授業をみんなでボイコットしたり、大学で地域活動したり、共産党に入ったり、仕事で農村を回ったりしながら、この社会、どうにかできるんじゃないかと思ってきた。日本は良いんじゃないかと。 その分、「国粋主義」というか、外国の人に興味を持たなかった。 高校の日本史の教師が1年間、朝鮮史だけやってくれたが、ひとつも残らなかった。 ロンドンに仕事で5年間いてから、ようやく少し変わった。 外国の人にもいろんな思いと行動があるんだと。 でも、その後、大学の時から「世の中変えるんだ」と言っていた親友が、財政の教師なのに、学生に何を教えるんだと悩んで樽山節考をセミで読んだりしていて、大学教授になったとたんに自殺したのを止められなかった。 そして、今、日本は、引き続き、フクシマも女性差別も格差もすておいて、五輪も原発も戦争の準備も、とにかく進めようとしている。 隣の韓国に比べても、なんだか窮屈で人と自然に優しくない社会だ。 これは、やはり、年を食った僕なんかの責任だと思うが、どうにかするために、いろんな活動するのと同時に、歴史を知ることなんじゃないかと思った。 それも、自分だけの知識じゃなくて、みんなの意見で。そのほうが面白い。 どうしてこんな社会になってるのか。 それでも、今まで、多くの人たちが、クソな社会をどうしようと闘ってきたか知ることなんじゃないかと。 みんなはどうかな? N:歴史を学ぶことっていうと、「無知は罪」という言葉が身に染みる程、何も知らなかったことを思い知らされる。プチ労で学ぶ歴史は、何故在日の人が日本にいるのか、何故ずっと差別されているのか、満州ってどこにあったのか・・・ 何も知らないでも生きられるけど、だから浮薄に人を差別して平気で決めつけられることができてしまうんじゃないか。 もうそんなことはやめたいと思う。だから、今を知るために歴史を学ぶ・・・ MG:大変なので年一回くらいでいいが、レポーター廻って来た時が勉強になる。自分が表層的に知っていたり、断片的に知っていることが、つながってうれしい。 AS:「年とると」段々学ぶ機会少なくなるので、楽しい。レポーターとか苦手だが、結構調べものして、受験以来だったし、いろんなことがつながる。SAさんが行ったアイルランドってどこかわからなかったが、連れ合いにIRAのとこだよっていわれてそうかと思ったり。今の日本は、一度失敗したら許さない社会。失敗を避けるためにも学ぶ必要ある。 UY:以前やっていたマルクスより絶対面白い。ほんと「知らないことは罪」。僕は、なんとなく親は中国、兄は朝鮮と思っているが、韓国嫌いっていうの多いし、ほんとに日本がした「ひどいこと」の内容を知らない。一方、最近、アメリカではアジア系住民ヘイトがあるが、中国と日本は一緒くた。日本も自分で思うほど知られていない。 SA:アイルランドでは、よく「ニーハオ」と言われた。日本製品やブランドは知られているが。 MK:何がほんとにあったのか。事実を知っておかないと。学校教育で教えることとそうじゃないことを。その上で、何が正しいか、自分で判断したい。 MG:歴史は人により見方がある。プチ労でやるのが一番民衆に近いものだとすると、教科書というか支配者側の歴史がある。 UY:その仕組みがわかるまで学ばないと。 <第四章前書き(「草稿」2~3p)-知らない戦争> Reporter GO:知っているようで知らない戦争の歴史に入る。 2pにあるように、今、敗戦時に10歳以上だった戦争体験世代は20人に一人だし、従軍経験はさらに少ない。そのなかで、被害者としての経験はまだしも、加害者としての戦争は語られていない。 それどころか、1990年代以降、「侵略も虐殺も慰安婦も強制労働もなかった」という動きが強烈に強まっている。 3pにあるように、アベたちの政権の始まる直前、2006年には、世論調査で「侵略や植民地支配の被害への謝罪や補償はまだ十分でない」が51%だったのが、昨年の世論調査では14%に減少した。 そうした意味で「戦後」は決して終わっていない。 第四章の構成としては、(1)第一項で、開始した1937年を中心に、日本の本格的戦争のとっかかりである日中戦争にどう突っ込み、副題「昭和天皇の戦争」とあるように、天皇がそれにどうかかわったかを民衆の抵抗や日本による南京大虐殺の実相とともに見る。 (2)第二項では、中国の抗日闘争の側から日中戦争を見る。 日本は、その日中戦争に、アジア太平洋戦争が始まる前に、「民主」を創った中国民衆に敗けていたのではないか。そして、現代では「独裁国家」の本家のように言われる中国の「原点」を我々はよく知らないんじゃないかという問題意識。 ちなみに、(2)までは一応「草稿」原稿を書いたが、以下はまだ構想。 (3)第三項では、アジア太平洋戦争から敗戦までだが、戦争の名称のとおり、アメリカとの戦争というより、中国に敗北した結果としての東南アジアへの侵略だったという切り口。 その側面から、現代でまさに問題であるミャンマー(ビルマ)やベトナム、フイリピンなどの抗日闘争も見ていきたい。 また、日本国内の民衆、その中でも、現代で差別の続く女性たちが、どう戦争に巻き込まれ、なぜ、戦争を支持していったかなどを見ていきたい。 (4)第四項では、戦争の残したものの最たるものとして、一昨年番外編でやった「慰安婦」「徴用工」問題および在日朝鮮人の抵抗をあらためて整理してやりたい。 <第四章(1)目次(3p~4p)概説とレポーター案> Reporter GO: 第一節では、戦争への「Point of No Return(引き返し不能な点)」となった二つの事件を見る。 天皇機関説事件は、「天皇は国家の機関である」という学説を一年近く排撃運動が続き「天皇は神」に引きもどしたというのが通説ながら、敗戦でリセットされたのではなく、大きく残されたことがある。 2.26事件では、事件の詳細な全貌というより、青年将校の想いとそれがもたらしたものに焦点をあてて見たい。 第二節のaでは、前半①~④で、昭和天皇裕仁と首相近衛文麿を二人の主な登場人物として、軍部の独走ではなく、「天皇制というシステム」の支配者層がどう戦争に突っ込んだか見る。最後に反戦勢力を一網打尽にした人民戦線事件。 aの後半から、民衆の姿。「草稿」の分量としても半分以上。 その前半、aの⑤は、青年たちの人民戦線事件後も続き敗戦後までつながる抵抗の姿。 農村図書館を創った浪江虔は、昨年、MGさんが立石再開発反対運動のレポートをしたセミナーで知り、その仲間たちの労働運動における抵抗の姿をあわせて青年群像として描いてみた。 ここでは敗戦後、浪江虔の運動が公共図書館設立と革新自治体運動につながったことと、仲間の青年たちの運動が広島の原爆被爆者運動立ち上げにつながったことまで見る。 第二節のbでは、今、なかったことにされようとしている南京大虐殺事件について。 石川達三の小説「生きている兵隊」や兵士の多数の陣中日記に基づいて、その事件と兵士の生態の実相を見たうえで、南京で家族を虐殺された中国人の視点で描いた堀田善衛の小説「時間」なども踏まえて、現代の我々にとっての事件の意味を見る。 レポーターを以下の案でお願いしたい。 2021年 〇3月28日(日) プチ労120回 レポーターGO 第四章(1)概説 〇4月25日(日) プチ労121回 レポーターなおこさん 第一節 戦争への「Point of No Return」a.天皇機関説事件 〇5月30日(日) プチ労122回 レポーターあさみさん 第一節
戦争への「Point of No Return」b.2.26事件 〇6月27日(日) プチ労123回 レポーターゆいちゃん 第二節 日中戦争-アジア太平洋戦争の原因 a.天皇制というシステムの戦争と抵抗 ①~③ 〇7月25日(日) プチ労124回 レポーターしょうごさん 第二節 日中戦争-アジア太平洋戦争の原因 a.天皇制というシステムの戦争と抵抗 ④ 〇8月29日(日) プチ労125回 レポーターむぎたさん 第二節 日中戦争-アジア太平洋戦争の原因 a.天皇制というシステムの戦争と抵抗 ⑤(前半) 〇9月26日(日) プチ労126回 レポーターひろまささん 第二節 日中戦争-アジア太平洋戦争の原因 a.天皇制というシステムの戦争と抵抗 ⑤(後半) 〇10月31日(日) プチ労127回 レポーターゆたかさん 第二節 日中戦争-アジア太平洋戦争の原因 b.日中戦争の性格を浮き彫りにする南京大虐殺(前半) 〇11月28日(日) プチ労128回 レポーターけんいちさん 第二節 日中戦争-アジア太平洋戦争の原因 b.日中戦争の性格を浮き彫りにする南京大虐殺(後半) ・・・・第四章(1)終了・・・・ ◎12月 望年会 |
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3月25日(木) | ||||||||
聖火リレーやめろ新橋・築地・晴海デモ | ||||||||
動画2分 |
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3月21日(日) | ||||||||
いのち守れ!オリンピックやめろ!菅たおせ!3.21大行進銀座デモ | ||||||||
動画40秒 |
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3月17日(水) | ||||||||
こども塾216回卒業の会 | ||||||||
動画3分 |
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3月11日(木) | ||||||||
3.11反原発福島行動@郡山市 | ||||||||
動画5分 |
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3月7日(日) | ||||||||
Mina&Friend coming♪ | ||||||||
Mina&Friend coming
メニューは日韓連帯
焼き鮭のちらし寿司、たらも(明太子とじゃがいも)サラダ、大根と茹で玉子の鶏昆布煮物(以上たみとや店長作)
ボッサム(アミの塩辛・生姜ニンニクなどで茹でた豚バラを生野菜キムチで包んで食べる)、三里塚人参のナムル(以上たみとや副店長作)
近くの美味しい八百屋のおじさん一押し甘ーい苺
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3月1日(月) | ||||||||
たみとやジャーナル138号発行 終わらせたぜ!「痛快爆笑ボロボロ五輪」 |
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