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 7月31日(金)
 たみとや店長「街」出張開始
たみとや、一層の「安倍打倒」体制に仕様変更!
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 7月28日(火)
 福祉作業所弾圧、不当逮捕弾劾!
人もカンパもすっげー集まってるぜ!

   
   
 

 7月27日(月)
 プチ労ブックレットNo.3「プチ労版ロシア革命史」完成♪

 

プチ労のみんなで読んだマルクスの「共産党宣言」は

1848年パリ2月革命の2日前に出版された。

191710月ロシアで労働者の革命を実現したレーニンは

その2ヶ月前に「国家と革命」を書いた。

今、日本で「国が国が」と言われる「国家」とは何か。

それに対する「革命」とは何か。

それを考える手がかりとして「国家と革命」を読む前に

プチ労でやった「大衆の蒸気が実現したロシア革命史」の記録。


B5版94ページ

PDF版こちらから
プチ労ブックレットNo3「ロシア革命史」.pdf へのリンク

目次

 

まえがきに代えてー革命の動力、いくつかの視点、全体の概要・・・・8

 

第一回 前史(1848年~1903年)2015426日プチ労その60

 

1.1848年 「共産党宣言」・・・・12

―労働者の戦闘の旗印をはじめて高く掲げた「共産党宣言」出版

 

2.1860年代 「農民の解放」と「ドイツの労資折り合い主義」・・・・14

―資本主義の遅れたロシアの中途半端な”農奴解放”

―ラサールの「賃金鉄則」とマルサスの「人口論」

―ドイツ社会民主党の“折り合い主義”

 

3.1870年代 「パリコミューン」・・・・18

―「労働者階級のためについに発見した政治形態」パリコミューン

―「戦争やめろ!」立ち上がる労働者

―コミューンの選挙

―コミューンの画期的な施策の数々

―コミューン、労働者の動力が歴史をつくる

―コミューンと農民

 

4.1880年代 「8時間労働制」・・・・26

―ロシアの経済高度成長と初の労働組合結成

―世界では「8時間労働制」の闘いとメーデー

―ロシア革命でやっと実現した「8時間労働制」と日本

 

5.1890年代 「政治スト」・・・・28

―ロシアの労働運動の発展

―「政治スト」

 

6.20世紀初頭 「党」・・・・30

―「労働者の党」とは何か? 

―”極悪人”?レーニンの「なにをなすべきか」 

―党がなすべきこと”革命のリアリティーを充満させる”

第二回 1905年の革命2015524日プチ労その61

 

 

1.    「血の日曜日」・・・・34

 

2.    革命を担うプロレタリアと労働組合・・・・36

―合法的労働運動は社会主義運動の新しいより広い基盤

―プロレタリアがブルジョア革命を担える

―“革命政府の萌芽”ソビエト。その基本的力は労働組合

 

3.    戦艦ポチョムキンの反乱・・・・38

―労働者Striker⇒農民蜂起⇒兵士の反乱

―腐った牛肉に怒る水兵

 

4.    第一次ブルジョア革命・・・・40

10月勅令

―モスクワ蜂起失敗

 

5.    党と労働組合・・・・42

―政治に関わるな!労働組合の「中立」

-党と労働組合

―アナルコ・サンディカリズム(無政府組合主義)

 

6.    「革命の敗北」・・・・44

―なぜ革命は敗北したか

―「敗北」の反響 労働者の「意識」

 

7.    第一次世界大戦勃発・・・・46

―労働運動再興

―「戦争拒否」バーゼル宣言

―「祖国を守れ」

―ドイツ社会民主党の裏切り

 

8.    帝国主義戦争を内乱へ・・・・48

―スイス・ツインメルヴァルド会議

―大衆の新たな爆発の気運

 

9.    革命ははじまっている・・・・48

1905年の革命

―レーニンの「ドリン!ドリン!」

 

 

第三回 1917年の革命2015621日プチ労その62

 

1.   たちあがる革命の動力

 

(1)2月革命・・・・54

5日間

―自由主義者、協調主義者のソビエト

―ソビエトが「頼んで」ブルジョア臨時政府樹立

2月革命は誰が指導したか

(2)レーニンの4月テーゼ・・・・58

―臨時政府「戦争継続」決定

―レーニン帰国

―「狂人のたわごと」「精霊が飛びたつ」44日テーゼ

―労働者が反応。4月事件

―大衆の武装解除をさせるな

(3)闘い続ける労働者、逃げるブルジョア・・・・61

―8時間労働制の闘い

―戦争の打撃とブルジョアの逃亡

―労働者に見えてきたこと「国を変えることだ」

―工場委員会、労働組合増加とボルシェビキ支持急増

(4)農民の蜂起・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64

―動かない農民、動かないソビエト

―動いた農民

―「地主の財産は我々のものだ」

―「ボルシェビキをくれ!」

(5)ソビエトの変化・・・・・・・・・66

7月事件

―ソビエトの失墜と拡大

―コルニーロフの乱と労働者の武装

―ソビエト、再び闘う機関へ

(6)レーニンの「国家と革命」・・・・68

―革命の「未来」が必要

―古い国家をソビエトに取り替える

―ブルジョア独裁からプロレタリア独裁へ

―プロレタリア「独裁」による「民主主義」の実現

―民衆の支配がデモクラシー

―民主主義と暴力

―「街頭」と「議会」の中間、ソビエトは「民衆の支配」の機関

(7)ボルシェビキの「迷い」と武装蜂起決定・・・・72

―勤労者は国家を動かせるか

―武装蜂起決定

(8)国家の特殊な力―兵士の合流・・・・73

―軍事革命委員会発足

―国家の「特殊な」力の解消

 

2.   革命

(1)1025日―暴力の「沈黙」・・・・74

―前夜

25

(2)大衆の「政治」が革命を実現した・・・・76

―大衆の「ソビエト議会主義」

―ブルジョアの逃亡、新中間層の反対

(3)ソビエト大会―講和と土地と労働者の統制・・・・77

―空砲のなかの大会

―ただちに講和と土地と労働者の統制

―ケレンスキーの内乱終了

 

3.   たちあがった革命の動力の行方

(1)「汚らしい平和」でも戦争やめる・・・・80

―ブレスト・リトフスク条約

―社会革命党の反乱

(2)反革命との戦い、農民との闘争・・・・82

―反革命との闘い

―農民との闘争

(3)ドイツ革命・・・・83

11月革命

1月蜂起

―ワイマール共和国、ファシズムへ

(4)革命1年後・・・・・・・・・・・・84

―「労組の国家化」政策の停止

―「ブルジョア化」との闘い

(5)憲法制定議会とソビエト憲法・・・・85

―憲法制定議会選挙と解散

―ソビエト憲法

(6)ロシア・アヴァンギャルドの開花・・・・88

(7)スターリンは「巨大な革命の動力」を恐れた・・・・90

 

4.  まとめに代えてー100年前のロシア革命と今の日本・・・・90

 

(1)「プロレタリア独裁⇒民衆の支配:デモクラシー」と

「自由民主主義」の日本

(2)輸入8割で、世界の農民と非正規労働者に依存する日本

(3)今、8時間労働制を壊し、非正規9割を狙う日本

(4)「原発と戦争と天皇制で儲けようとする」日本

 

今、レーニンが目をこらした時代が

近づいている

「黙って従う国」ではなく

労働組合に集まり、評議会を創り

「民衆の社会」を創ろう!

2011311日から

革命は始まっている


 7月26日(日)
 りんたろう亭:プチ労その63「国家と革命」第一回
参加者:10人 中高年:青年=4:6 地域:それ以外=7:3
メニュー:キーマカリー・生野菜サラダ・じゃがいものペパーミント風味ザブジ、岸田さん差し入れ目光のから揚げ・まぐろとアボガドのカルパッチョ 

いよいよ「国家と革命」第1回―第1章「階級社会と国家」前半(レポーターSHOKO

ロシア革命前夜の騒然としたなかでレーニンは第1章でやつぎばやに「非和解な階級対立から生まれた国家を暴力革命でぶっつぶす」と打ち出す。今と自分の言葉でからめたレポーターの説明やムギタの投書から「今、私達の国家じゃない」ことは鮮明になった。だから「国家をぶっつぶす」か「選挙で私達の国家にできる」か。ヒデの言う「会社と労働者の問題」と第1章後半にでてくる「普通選挙権ってなんだ」をからめて次回。

○今とからめた渾身のレポーター説明

・国家は階級の対立が非和解だからこそ生まれたもの
 これに対して「国家は諸階級を和解させる機関」という見方が多くあるが、今、私達が平和に人間らしくくらすためのはずの国家が私達の意に反するものになっているのは明らか。

・「私達の解放は国家をぶっつぶすことなしには不可能」という結論
 715日、戦争法強行採決の時に「シュプレヒコール」するだけだった野党議員は「強行採決に追い込んだ。来年の選挙で頑張ろう」と言った。なぜ、議長席を占拠し10万人が取り巻く国会の門を開けないのか。彼らは革命はしたくない。

・国家という「権力」は、主に軍隊・警察・監獄という「公的暴力」にある
 軍隊・警察・監獄で働く一人ひとりは労働者だから仲間にする対象。でも、軍隊・警察・監獄は国家の装置は非和解。一人ひとりは上司、国家の命令で動くしかない。

・「国家をぶっつぶす」と言ってもそう思う人が多数にならなければテロ。今、立ち上がっている人々それぞれ補い合って、仲間をひたすら日常の職場で増やしていく。

719日のデモでは「国を守るな命を守れ!戦争するような国はいらない!革命おこしてぶっつぶせ!安倍政権をぶっつぶせ!」とコールしたが、「ぶっつぶせ!」への反応は思っていたよりずっとすごかった。

・ネットで話題のムギタの投書は、「私は当事者の責任としてこの法案を止める。それが私の民主主義。この投書を読んだあなたがもしも声をあげてくれたならば、それは“私達”の民主主義になる」と静かながら強烈にあおっている。そして、「電車のなかで何度も読んで泣いた」という人がいるように「強行採決された」という人への希望だ。

・そして、最近あらためて見直されているロシア・アヴァンギャルドはロシア革命から生まれたが、革命が生み出すものはすごく色彩豊かではつらつとしたものだ。

○意見等

・ムギタは投書について「最近の国会前の学生たちは、秘密保護法のときよりもさらに“自分が止める”と言っていることに刺激され、自分なりに踏み込んで一気に書いた。朝日新聞にも直されなかった」

・スカイプ参加の生コン労働者ヒデは「レーニンの時よりもっと会社と労働者の問題が世界に広がっていると思う。国家をどうするかというより、そのことをどうするかがもっと重要かなと思う。だから労働組合が大事だと思う。」




   
   
   
   
   
   
   
   
   



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