「世界で一番企業が活動しやすい国」は賃金３割下げる国

――初めて正社員に手をつける安倍「雇用改革」――

〜“労働総研試算：安倍「雇用改革」で労働者の賃金４２兆円減少”から 

○今まで15年の間に、労働規制緩和で非正規労働者は640万人増加（1998年1173万人から2012年1813万人）。賃金支払いは、累計131兆円減らし（1998年の水準の6％減）、企業内部留保が271兆円増加。

　・1998年労働基準法改悪：有期雇用「1年未満」から「3から5年」に延長

　・1999年労働者派遣法改悪：派遣原則自由

○今回「雇用改革」の目玉は、「正社員改革」と「派遣労働の大幅規制緩和」。この結果、賃金支払い総額は42兆円の大幅減少。

日本のGDPの1割。今の賃金の3割（今までの減少の5倍！）。