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10月27日(土)

たみとやジャーナル第47号:11月4日に日比谷に行こう!

”ふくしまの未来を返せ、仕事を返せ!”今その言葉は私自身の叫びです/

JR東日本で青年労働者の反乱が始まった!

10月26日(金)
10.26椎名プロジェクト:脱原発運動のこれからを考える労働者・市民のつどい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10月24日(水)

法政大:武田ゆひまるくんへの無期停学処分徹底弾劾!!!!!!

10月19日法大解放集会と僕について

動労千葉:外注化阻止闘争の総括と11月労働者集会(下)

武田ゆひまるくんへの無期停学処分徹底弾劾!!!!!!

Excellent ! Yuhimaru Apeal !!

 

 

10月19日法大解放集会と僕について

法政大学文学部哲学科4年 菅谷圭祐

(前略)

10月19日に明確に示されたように、法政大学では本当にくだらない恐怖支配が平然とまかり通っています。


大学に対して批判的な学生への入校チェックを始めとした数々の嫌がらせ、正体を名乗らず学生を監視・尾行する教職員、それでも大学に対して抗議する学生へは処分・逮捕する…。このような恐怖支配が7年間に渡って続けられた結果、今年にはついに学生が学生を弾圧し、「自主」法政祭の説明会の会場にすら入れないということが行われるようになりました。


10.19の動画や画像を見た方から、「教職員よりも、まわりで笑っている学生は何なんだ」という批判をいくつか寄せられましたが、これは弾圧のせいという面もあると僕は思います。日々、平然と行われる人権侵害が人の心を麻痺させています。幸運なことに、僕は他大学のイベントに呼ばれたり、他大学の学生と話をする機会を多く設けてもらえているため、ある程度相対的に比較できるのですが、確かに法大生の、何かを批判する人に対するアレルギー、種類や質を問わず抗議それ自体に対する嫌悪感は非常に強いと思います。僕はこういった面からも現在の法政大学は大学としての質がとても低いのではないかと思います。




10月19日に臨むにあたって、諸々の運動的な背景からも判断し、この日が法政大学の恐怖支配を破壊するための一大決戦の場だと僕は考えました。僕は今までに文連・全学連の呼びかける法大闘争に参加したことはなかったのですが、この日は覚悟を決め、逮捕されてもいいという決意を持って臨みました。とにかく、この日に法政大学に対して少しでも大きなダメージを与えなければならないと考えていました。(全文こちら)

動労千葉:外注化阻止闘争の総括と11月労働者集会(下)

全力で11・4へ!

外注化阻止闘争の総括と11月労働者集会(下)

  全てが臨界点に!
  反原発闘争、反失業闘争、沖縄のオスプレイ配備をめぐる闘い、反橋下の闘い、それぞれが我慢ができない現実のなかで、ひとつ火を点ければどこから爆発し、燃え上がってもおかしくない現状にある。あらゆる問題について、労働者の側がここで踏ん張り切って団結を広げ始めたら、今度は間違いなく敵の側が崩れ始める。あらゆる矛盾がそういう臨界点、沸騰点に来ている。今が一番苦しいときかもしれないが、大きな可能性に満ちた情勢だ。

  しかし、ひとつ欠けていることがある。労働組合が力を取り戻すための闘いだ。それが実現できれば、全てが力を得て動きだす。それを作るのが11月集会だ。11月集会の意義は、現場で全力をあげて闘いぬいた経験をひとつの力として結合することにある。労働者は自らをひとつの政治的な力に高めなければならない。

  分割・民営化に決着を!
 1047名闘争でも、高裁での「解雇撤回・JR復帰」判決を求める署名運動がこれまでになく広がっている。われわれの力で国鉄分割・民営化に決着をつける運動に発展させたい。

  25年間、本当にくやしい思いをしながら打ち破れなかったのが国鉄改革法の壁であった。「国鉄方式」などという言い方で、「全員解雇―選別再雇用」という民営化・外注化・労組破壊攻撃が、全ての労働者にのしかかる状況を生み出したのが国鉄改革法であり、国鉄分割・民営化だった。これが打ち破れたら、この間の非正規化攻撃の根幹が打ち破れる。6・29判決をもう一歩進め、国鉄分割・民営化攻撃に決着をつけよう。同時にこの闘いは、4・9政治解決でいったんバラバラに解体された国鉄闘争支援陣形をもう一回再団結する闘いであり、闘う労働運動再結集運動だ。11月集会が目指した課題の重要な柱が、具体的な形でもう一本立ったのだ。

  10月11日、和解を拒否して闘い続けている国労秋田闘争団事件でひどい高裁判決が下りた。6・29判決が認定した、「不採用基準そのものが不当労働行為である」ということを全部覆したのだ。これをもう一度くつがえし、国鉄方式で首を切られ、非正規職に突き落とされた1千万を越す仲間たちの恨みをはらすところまで持っていく大勝負が11月集会を出発点に始まるのだ。

  国際連帯闘争の発展
  国際連帯闘争も大きく発展している。10・1外注化をめぐって、われわれがストライキを闘っている期間中ずっと、民主労総ソウル本部は、「外注化・非正規化との闘いは全世界の労働者の共通の課題だ」「動労千葉が組織の存亡をかけて闘っているんだからわれわれが一緒に闘うのは当然のことだ」と、韓国の日本大使館前で闘いを展開してくれた。これは、涙が止まらないぐらい嬉しい出来事であった。この闘いの路線でいいんだ、国際的にも通用するんだ、労働者の共感を得て団結させることができるんだ、やってきた闘いは間違っていなかったんだと、あらためて確信を深めることができたのだ。

  11月集会に1万人を!
 連帯労組関西生コン支部は、今年、1400人の組織拡大を実現している。この組織拡大の闘いは、「このままでは関西生コン支部の10年後はない」と武委員長が訴え、その危機感から決断したものだったと高副委員長は提起している。さらに、「現場の組合員をその気させることができれば、一人ひとりの労働者がその力を持っている。それに責任をとりきることが組合役員の責任だ」とも提起している。これは本当に大事なことだ。11月集会を軸にわれわれが進めてきた運動も同じことだ。このままでは10年後はない。だが、情勢はわれわれに無限の可能性を与えてくれている。だからこそここでやりぬく。時代を変える。未来をつかみとる。こんな社会を変える。11月集会をそういう出発点にしよう。11・4集会の大成功に向けて団結して頑張ろう。

●11・3労働者国際連帯集会
  ◆11月3日(土)13時30分
  ◆千葉市商工会議所 第1ホール

●11・4全国労働者総決起集会
  ◆11月4日(日)正午
  ◆東京・日比谷野外音楽堂

●11・5日韓理念交流集会
  ◆11月5日(月)10時〜17時

 

おでん出汁と葱のカレー

10月23日(火)

10.23福島大キャンパス集会・齊藤征二さん講演会(椎名さんアピール動画)

イギリス15万人:Give us a Future that works !

韓国:大学に行って合コンする? 工場に行ってミシン踏む?非正規職の現実

日本IBMで行われている「ロックアウト解雇」

イギリス15万人:Give us a Future that works !

10月20日、イギリス政府の緊縮財政に反対する大規模なデモがロンドン市内で行われ、15万人が参加した。行動は「A Future That Works(我々にまともな未来を!)」と名付けられ、TUC(イギリス労組会議)が呼びかけた。この日、イギリス全土から人々がロンドンに集まり、巨万のデモンストレーションとなった。終点のハイドパークで大集会が開かれ、TUCのバーバー書記長は「格差と成長の未来か、公平な未来か。どちらを選ぶかは明白だ。我々はまともな未来を要求する」と発言した。イギリスの今回のデモは、ギリシア・スペインをはじめとしたヨーロッパの反緊縮運動の流れにつながるもので、99%の人たちが「まともな未来をよこせ」と声を上げた。(レイバーネット国際部) デモ写真集

韓国:大学に行って合コンする? 工場に行ってミシン踏む?非正規職の現実

空にしがみついたのに墜落する労働者の現実

大漢門で双竜自動車整理解雇問題の解決を要求して食を断っているキム・ジョ ンウ支部長の姿に、しばし鳥のように送電塔に上がった労働者が重なる。鳥は 上がっても翼を広げて飛び、爽やかに地上に降りることもできるが、非正規職 労働者たちには、そんな翼もないではないか。

人権の講演をする時、必ず紹介することの一つは、ある女子高3年の教室にかかっ ていた級訓だ。

「大学に行って合コンする? 工場に行ってミシンを踏む?」

とんでもない対句を活用した級訓だ。これを見せればみんな、本当に教室にか かっていた級訓だという言葉だとは信じない。まさかそれほどまでという気持ち だ。これを級訓にかけた先生はどんな気持ちだったのか? 本当に悪い考えで そんなことをしたとは思わない。

むしろその先生のほうが率直だったのではないだろうか? 世の中は、労働者を さげすみ、大学も出ていなければ世の中で生活するのは苦しいということを明 らかに生徒に刻印させてやろうとしたのではないだろうか? かえってこの級訓 を見て驚く私たちのほうが正直ではないような気がする。

日本IBMで行われている「ロックアウト解雇」

日本IBM、即日指名解雇の一部始終 25年以上働いた社員に30分で退社迫るロックアウト型(NEWSポストセブン 2012/10/17)

「5月にドイツ人社長が来てからというもの、社員はみな恐怖政治に怯え、いつクビ切りされるか分からないとビクビクしていますよ」

こう声を潜めるのは、日本IBMで働く40代の技術職社員。ドイツIBMで「コストカッター」の異名を取ったマーティン・イエッター社長は、日本でも大規模なリストラを断行するのではないかとの憶測に、「それはプレスが言っているルーマー(噂)だ」と答えているが、すでになりふり構わぬ「指名解雇」事例は続々と明るみになっている。
10月15日、成績不良を口実に解雇されたとして、40〜53歳の元社員3人が解雇無効と賃金の支払いを求めて東京地裁に提訴した。
7月に解雇通告されたというAさん(元営業支援部門)の状況を聞くと、いかにIBMが強硬なクビ切り策をしているかが分かる。
■7月20日(金)午後5時に直属の上司に呼び出される。上司とは直前まで翌週の仕事の打ち合わせをしていたので、その続きを別室で行うのだと思い席を立つ。
■会議室に行くと、なぜか上司が部屋をノックする。中に誰かいるのだと気付き、入室すると部門長と人事担当者が書類を開いて座っている。上司は「連れてきました」とだけ言い残し、そそくさと会議室を後にする。
■部門長にうながされるまま着席すると、書類を入れた封筒を渡され、「中身を見てください」 と言われる。
■封を開けると、「解雇予告通知」および「解雇理由証明書」が入っている。呆然として内容を確認する(以下、要旨)。
<会社は、貴殿を2012年7月26日付で解雇します。貴殿は業績が低い状態が続いており、その間、会社は職掌や担当範囲の変更を試みたにもかかわらず業績の改善はなされず、会社は、もはやこの状態を放っておくことができないと判断しました>

■キツネに抓まれた思いで「なぜ解雇なのか?」を問うと、人事担当者は「まぁ、聞いてください」と文面を事務的に読み上げ、具体的な解雇理由の説明もないまま一方的に終了。

■会議室を出される際、「上司が付き添うので、(終業時刻の)5時36分までに会社を出てください」と通告され、呆然としたまま退社。

■翌週、改めて事情を聞こうと出勤すると、入館証が使えず社内に入れない。受付で上司を呼び出そうとしても、上司、その他におつなぎできないことになっています」と回答される。
わずか30分足らずの間に解雇通告を見せられ、会社から締め出されてしまう、いわばロックアウト型の“即日指名解雇”である。Aさんは「25年以上もの毎日、熱意を持って働き続け、家族設計も行っていた私には、とても受け入れられません」とコメントする。
Aさん同様に大阪の事業所にて解雇通告を受けたBさんは、あまりのショックに会議室で卒倒してしまったという。救急車すら呼んでもらえず、ソファーに寝かされ、しまいには上司付き添いの帰りのタクシー内で、「明日から会社に来なくていいから……」と、意識が朦朧とする中、念を押されたという。

三里塚さつまいもご飯

10月22日(月)
りんたろう亭:プチ労スタッフミーティング

メニューは特製ハンバーグ

2012-10-22プチ労スタッフミーティングレジメ

<10.28プチ労その32−11月集会に向けて“つながる反原発★反失業”>

1.3.11から1年経って言えること(映画を見ながら考える。発言は「序局代3号NAZEN座談会」等から)

★1年経って深まる福島の分断と絶望。佐藤幸子さん「種を蒔く時期になっても種を蒔けないということがどれだけ辛いか。どんどん介護保険を受ける人が増えている。日本がアジアを侵略し土地を奪って自分の国にしたのと一緒。」しかし織田くん「そのなかで福島の人が立ち上がってくることの中に見える未来と希望」。

★それとともに官邸前20万人。幸子さん「“おかしい、おかしい”って思っていた社会の仕組みへの思いも全部ひっくるめて今回一気に火を噴いた。」

★とみしょう「今、福島の人に起こっていること。どうでもいいっていう扱いをされて、どんどん分断されて、どこが怒りの矛先だったかわからなくなってるうちに消耗して、“もういいや”って絶望になっていく。それと、解雇・閉店で“ほんとうに私たちのことどうでもいいと思ってるんでしょうね”その絶望感ていったらない。生きている以上、お金だけじゃなくて、何かしたい、働きたいっていう意欲あるじゃないですか。それを全否定された感覚。それらはそもそも同じ仕組み。」

★反原発と反失業が、合ってきた、つながった。

★椎名さん「野田の“2030年原発ゼロ”に経団連とアメリカが文句つけたのをマスコミで知った人が“ああ政府だけじゃないんだ”って。“元凶は経済界だったんだ“ってわかり始めてきた。元凶が経済界なら、それに対するのは労働者じゃないかっていう構造が見えてくる。20万が三桁にもなっていくのは、市民と労働者が手をつなぐことしかない。市民も労働者なんだけちゃんとした労働組合でやっているような労働者としての自覚がない。だけど、今、市民も社会の構造を見ざるを得ななくなって心を開いてきている。」

★田中委員長「震災前に生きていけない現実は臨界点を超えていた」ことが見えてきた。

★人が生きて働くということの尊厳が資本に奪われている。それをみんなで取り戻そう。

★たみとや・プチ労としては、闘う労働運動に参加する人を沢山増やしたい。たみとやは地域にある。資本の搾取が広がったので地域のみんな(老人、主婦、子ども、それに、職場に軸足のない賃労働者)も労働者だ。そして、地域での労働運動⇒@学習:労働学校運動、A「闘う労組」の応援、B集会デモ参加 と、やってきた。そして、反原発に立ちあがる人が増え、アメアパ分会の闘いも始まった。

★だから、さらに、「縦軸と横軸とが連携した運動」をやりたい。労働組合運動と労働者の運動の両方をやりたい。賃労働職場の闘いとともに、地域のみんなの闘いをともにやる「組合」的に。

 

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