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10月21日(日)

ベテラン社員が語る、ブラック企業・ユニクロが現場にサービス残業&うつ病を強いる実態

りんたろう亭:SHIN(ユニオンニュース)

ベテラン社員が語る、ブラック企業・ユニクロが現場にサービス残業&うつ病を強いる実態

MyNewsJapanから転載

2013年8月期決算での売上1兆円達成予想を発表し、2020年に世界で5兆円の売上を目指すユニクロ。

現場社員が長時間のサービス残業で次々と鬱を患って休職し、使い捨てられるように退職に追い込まれていくなか、「泳げない者は沈めばいい」と“沈める宣言”をしてきた柳井社長は、店舗で違法状態が横行し社員が健康を害する現実を直視することなく、『現実を視よ』という書籍まで出す倒錯ぶり。

巨額の広告宣伝費で抑え込まれたメディアも沈黙を決め込む。このまま世界中にユニクロ式のブラックな過重労働システムを輸出してしまってよいのか。現役社員に現場の実情を聞いた。(続きはこちら)

りんたろう亭:SHIN(IBMBS労組ニュース)

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10月20日(土)

11.4集会へ!:青年の怒りは満ちている 動労水戸 石井真一委員長

大間原発建設やめろ!10・10Jパワー本社抗議行動@Movie

就学援助14年で1.5倍 子育て家庭の困窮反映(東京新聞)

11.4集会へ!:青年の怒りは満ちている 動労水戸 石井真一委員長

今年の11月全国労働者総決起集会は特別な意味を持っている。世界の誰もが「こんな社会では生きていけない。もうこんな社会はごめんだ」と思っているからだ。

 (前略)

 被曝労働の強制に団結して反撃

 動労水戸が3・11大震災から闘ってきてつかんだことは、うそだと分かっていながら仕方ないと思わされてきたことを、団結した労働者の力で打ち破ることができるということだ。

 広野駅に半年放置されていた電車4両を回送して交番検査をやれと命じる会社に対し、動労水戸は「職場の労働者を被曝させていいのか」「会社の言いなりになっていいのか」と、腹の底から怒り、本気になって闘いに決起した。

 それによって東労組から1人の青年が立ち上がり、動労水戸に結集した。交番検査は阻止され、今日に至るも電車4両に手を着けることができない。現場のすべての労働者の怒りを体現して闘い、現場の管理者では対抗できない力関係を確立した。

 (中略)
 8月末、東労組に決別して29歳の運転士が動労水戸に加入した。青年の怒りは充満している。この流れは止まらない。

  今、検修・構内外注化のまっただ中だが、国鉄分割・民営化の時より職場は怒りに満ちている。分割・民営化の時は「国労や動労水戸にいれば必ず首を切られる。助かりたかったら国労・動労水戸を脱退せよ」と言われたが、今回は東労組も国労も動労水戸も、みな戻ることのない出向を強いられる。

 やり方はデタラメ、違法行為のオンパレード。水戸鉄道サービスの脆弱(ぜいじゃく)さとデタラメさは日々明らかにされている。面白い闘いになっている。

  どの職場でも闘い始めれば情勢は切り開ける。11月4日、そういう認識を一致させ、社会を根底からひっくり返す闘いに立ち上がろう。11月4日、日比谷に集まろう。そこから世界は変わる。(週間「前進」10月8日号から抜粋転載)

大間原発建設やめろ!10・10Jパワー本社抗議行動@Movie

 

 

就学援助14年で1.5倍 子育て家庭の困窮反映(東京新聞)

経済的に困窮する家庭に学用品費や給食費などを支給する就学援助制度を利用する東京都内の児童・生徒は、2011年度に18万5726人に上ったことが分かった。長引く不況を反映して、1997年度に約12万人だった受給者数は1.5倍に増加した。受給率は区部ほど高く、公立中学校の生徒は23区のうち17区で3割を超えた。 

 都と全四十九区市への取材結果を本紙がまとめた。就学援助は、生活保護を受ける要保護世帯と生活保護世帯に近い経済状態の準要保護世帯が支給対象。都内は九割弱を準要保護世帯が占める。

 公立中学校の生徒の就学援助受給率は三十七区市で二割を超え、十八区市は三割超。受給率が最も高いのは足立区の46・6%。板橋区、墨田区、荒川区、江東区も四割を超えた。市部で最も高かったのは多摩市の34・1%。低いのは千代田区(8・6%)、小金井市(13・3%)など。

 公立小学校の児童は二十一区市で受給率二割を超え、三割以上は五区市だった。

 中学の方が高い理由について、都教委の担当者は「経済的に余裕のある家庭の子どもが私立中に入学するため、中学の受給率が高くなっていると考えられる」と分析する。

 準要保護世帯の認定基準は自治体によって異なる。主に生活保護支給基準に対する収入や所得の倍率で決まるが、府中市のように国民年金保険料免除者などを対象としているケースもある。

 二十三区は世帯の所得が生活保護世帯の一・二倍未満としている区が多いが、足立区は一・一倍未満で他区より厳しい。福生市と羽村市は所得が生活保護基準と同額の場合に準要保護世帯としている。

 一方、小金井市は収入が一・八倍未満としている。

 文部科学省のまとめによると、都内の就学援助受給率は23・4%で全国五番目に高い。一番は大阪府の27・3%で、全国平均は15・6%だった。

 <義務教育の就学援助制度> 生活保護世帯(要保護世帯)やそれに準ずる困窮世帯(準要保護世帯)に、市区町村が学用品費や給食費、入学準備金、修学旅行費などを支援する制度。都内区市の平均受給額は年間約8万3500円。要保護世帯への支援は国から補助金が出る。準要保護世帯への支援も2004年度まで国の補助事業だったが、小泉内閣の三位一体改革で補助は廃止された。

 <生活保護基準> 文化的最低限の生活を営むために必要な最低生活費の基準。生活扶助、住宅扶助、教育扶助、医療扶助などで構成される。基準は厚生労働省が定め、居住地域や世帯構成によって額は異なる。生活扶助は、33歳と29歳の夫婦と4歳の子どもの場合、東京都区部で月額17万2000円、地方の郡部で同13万6000円。

10月19日(金)

動労千葉:全力で11・4へ!外注化阻止闘争の総括と11月労働者集会

10.19法政大包囲デモ

2012年10・7三里塚全国集会@Movie

全力で11・4へ!

外注化阻止闘争の総括と11月労働者集会

(日刊動労千葉から転載

新たな闘いの出発点築く

 歴史に残る闘いだった!
  10・1外注化強行をめぐる闘いに一糸乱れずに決起された組合員のみなさん!
  職場には外注化強行への怒り、悔しさが渦巻いています。しかし、闘いはまだ始まったばかりです。動労千葉は、労働運動の歴史に残る闘いをやりぬき、10・1をもって新たな闘いに突入したのです。敵は、団結を破壊することも闘いの意志を打ち砕くこともできなかった。矛盾を抱え、ボロボロになっているのはJR側です。外注化は絶対に許さない。労働者を非正規職に突き落とす卑劣な攻撃は絶対に許さない。
  時代は、われわれが力をとり戻したときに間違いなく動き始めます。11月集会に1万人の仲間たちを結集し、時代の流れを変えよう。11月集会を階級的労働運動の組織拡大大会としてかちとろう。長い間あまりにも酷い状況が続いているがゆえに、多くの労働者が「仕方ない」とあきらめています。だが、情勢に負けずに立ち向かおう。職場から闘いを起こし、団結を拡大し、それをひとつの力に結合する。それが11月集会の目的です。

 今こそ闘う労働組合を
 情勢も大きく変化している。日本で開かれたIMFと世界銀行の年次総会では、「ついに世界経済の『負の連鎖』が働き始めた」と言っている。リーマンショックから4年、彼ら自身が、これから資本主義体制は奈落の底に突っ込んでいくと言わざるを得なくなった。これが労働者に何をもたらすのか。予測もつかないことが始まろうとしている。大失業と戦争。今こそ、労働組合が力をとり戻さなければならない。
  領土問題をめぐる衝突もこうした事態を背景に起きていことだ。
  自民党の総裁選で安倍―石破という極右体制ができた。一方、民主党・連合政権が目の前で崩壊しようとしている。連合は存亡の危機にたち、もっと右に行って自民党・財界とくっつく方向に進むだろう。だが、現場はそんなことで収まらない。そこに闘う労働組合がもう一回息を吹き返す状況が生まれてくる。支配階級は、最後の延命の道として究極の新自由主義政策に突っ走る以外にない。すでに壊れてしまっている社会をさらに崩壊させる。人間が人間として生きていく最低の条件が破壊され、怒りの声は積もっている。そこに労働者が団結を取り戻すチャンスが生まれる。その条件は山ほどできている。求められているのはこの状況に挑みかかっていく意志であり、社会の矛盾や未だ形になっていない怒りの声をひろいあげる鋭い視点であり、実際に団結を組織する闘いだ。反原発闘争の持続的な高揚が時代の変化を照らしだしている。新自由主義は、人間が人間として生存することそのものを破壊してしまったのだ。資本主義体制が崩れ落ちようとしている。今こそ労働組合の復権が求められている。

 悔しさをバネに!
 10月1日、検修・構内業務外注化が強行された。しかしわれわれは、こんな攻撃は絶対に粉砕できる、その力をわれわれは持っているんだということに、これまで以上に固く確信を持つことができた。
  だが、12年間にわたって組織の総力をあげて闘い、止め続けてきた外注化が打ち抜かれたことも事実だ。現場は悔しさと怒りの声が沸騰している。だが、攻撃はこれで終わらないばかりか始まったばかりだ。敵は、闘いの意志と団結を打ち砕くことができなかった。われわれは、こんな攻撃はいつか必ず粉砕してやると、これまでになく固く決意している。10月1日は新たな闘いの出発点になったのだ。

発揮された底力
 10・1外注化強行をめぐる闘いの渦中で発揮された組合員の底力は素晴らしいものだった。9月24日から実施された外注化・強制出向のための教育訓練に対しては、スト突入時間を決めずにストライキを指令する戦術をとった。「ただのストでは職場から逃げているようだ。東労組や国労の組合員に闘っている姿を見せられる闘争をしたい」という現場からの強い要望に基づいてとられた方針であった。毎日、教育訓練に乗り込んで行って、他労組の組合員も巻き込んでやれる限りの抗議闘争をやりぬいて、業務命令が出された時点で、自分で「○時○分、ストライキに入ります」と入っていく闘争になった。強制出向になる44人は特別な活動家でもなんでもない。しかも、検査派出も含め八つの職場に配置されている。その日に訓練を受けるのは一人や二人のこともある。でも、「こういう闘いがしたかったんだ」と、全員が完璧にやりきったのだ。

 10・1をめぐる攻防
 10・1をめぐる闘争方針を波状的なストライキにしたのも、「現場で闘いたい」という支部からの要請に基づくものだった。10月1日は朝から職場に乗り込んで行ってガンガン抗議闘争をやって昼からストライキに入る。翌日昼までストライキに入ったらもう一回職場に乗り込んでいって、翌日から5日までまたストライキに入る。その間、組合員は職場で本当にものすごい闘いを展開した。事前の教育訓練を完全に拒否したままのり込んだから、就業規則や内規の教育や、どの工具がJRのもので、どれがCTSのものか、制服のサイズが合うか合わないかから始めるしかない。組合員一人ひとりが就業規則の1ページ、内規の1ページで3時間も4時間も抗議し、質問をぶつけて抵抗する。CTSの管理者は一言も答えられなくなる。出区が遅れて快速列車が遅れたり、機関車の検査ができなかったりで職場はガタガタになった。こうした闘いを44人全員がやりきったのだ。様々な心配などまったく杞憂だった。12年間の闘いの中で、組合員一人ひとりが外注化攻撃の本質や具体的な問題点をはじめ、それとどう闘えばいいのかも含め、全部自らのものにしていたのだ。この力があれば外注化を破産に追い込むことは全く可能だ。

 もう一度原点に!
  もう一度闘いの原点に帰らなければいけない。国鉄分割・民営化から始まった新自由主義攻撃の下で、労働組合は後退し続けてきた。だが、それを確認しているだけではだめだというのが外注化反対闘争の原点であった。どうしたらこの情勢の中で闘う労働組合を復権することができるのか。それを自らの職場で示したい。動労千葉は国鉄分割・民営化に真正面から立ち向かって立派に団結を守ることができたし、全面的な外注化を中心とした第二の分割・民営化攻撃にも12年間立ち向かい続け、今も闘いの意志と団結を守りぬいている。こう闘えば新自由主義攻撃をはね返すことができるし、階級的労働運動の復権は可能なんだということを示したかったのだ。労働者がここまで突き落とされてきたことが悔しくて悔しくて仕方がなかったから絶対にやりぬこうと決意したのだ。
  労働運動の歴史から見れば、労働組合は資本や国家が総力をあげて攻撃を加えてきたとき、それに立ち向かって団結を守り抜くことができる存在なのか否かがずっと論争の的であり、大概はそんなことは無理だと言われてきた。今回の闘いでも、確かに外注化はやられ、職場には悔しさが溢れている。だが、闘いの意志と団結は全然打ち砕かれてないし、職場は闘い続ける意欲が満ちている。労働者はそういう力を持っていることをはっきりと示したのだ。

 外注化粉砕の新たな闘いへ
 外注化阻止闘争もこれから第2ステージに入る。JRは、12年間かかって、動労千葉を潰すことも、雇用や賃金を破壊することもできなかった。転籍し、非正規化するまであと何年かかるのか? 民営化・外注化・非正規化攻撃を絶対に粉砕する第2ラウンドだ。その出陣式が11・4集会である。
  これからは、JR本体だけでなく下請け会社も組織化する。非正規職撤廃と階級的労働運動の復権に向けた新たな挑戦が始まる。外注化・強制出向差し止め訴訟も大勝負になる。偽装請負を粉砕して業務を本体に戻すことができたら、少なくとも運転職場では東労組は崩壊する。ここまでやりぬいたときに階級的労働運動の復権の姿が具体的に見えてくる。(続く)

 全国労働者総決起集会
  ●11月4日(日)正午
  ●東京・日比谷野外音楽堂

10.19法政大包囲デモ

 

 

 

 

 

 

 

2012年10・7三里塚全国集会@Movie

 

 

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