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1月31日(日) 
 めぐろ共育ひろば第九回「都教委宛:目黒区立第九中学校高橋副校長懲戒処分要望書」作成
参加:5人
都教委宛「目黒区立第九中学校高橋副校長懲戒処分要望書」作成(PDF版参照)
以下日程で都教委に提出することになりました。

日時:2月16日(火) 午前10時半
集合場所:都庁第一庁舎一階

kyouikucyouyoubousyo202102.pdf へのリンク


 
 1月24日(日)
 プチ労118回「近現代日本150年の労働者・民衆の闘いの歴史」第28回

2021-1-24プチ労118まとめ>

参加者:6人 中高年:青年=24 地域:それ以外=42

メニュー:牛筋煮込みと冬野菜(牛蒡・蓮根・人参)きんぴら丼。完食。


☆DVD「2020年 たみとや」(10分)上映(望年会上映予定ビデオ)



 

◎「近現代日本150年の労働者・民衆の闘いの歴史」第28回

レポーターむぎたさん

 第三章(5)「国体」を掘り崩す農民運動(前半)

 第一節 敗戦まで一貫して左派が主流だった農民運動

 第二節 農民各層が結束した新潟王番田(おうばでん)の大争議

 

 1930年代、激しく闘った農民運動の前半。

 「総有を取り戻せ!~戦前期の農民運動と今~」で始まる気合いの入ったレジメで、レポーターが「ガッツリ」レポートしてくれた。(添付PDF版参照)

ptitrou118rejume.pdf へのリンク

 

 このレポートで尽くされていた。というより「よほど増えていた」のでレジメを見てほしい。

 まず、どのように地主と小作が生まれて来たのか、さらに、農民から賃労働者が生まれて来たのか、「草稿」の前史を補ってくれた。

 次に、「草稿」の扱った新潟王番田(おうばでん。「草稿」の“おうばんだ”は誤り。読みも直してくれて多謝!)の大争議を「99vs1%の闘いに大勝利」として、生き生きとレポート。

 「草稿」の種本から、争議参加者数を耕作規模別に数え上げてくれて、最小規模の貧農を組合長として、中規模の中農に渡る各層が最後まで脱落者を出さずに闘ったことをリアルに伝えてくれた。

 実際、この争議は、戦前でもようやく1938農地調整法に登場し、今では当たり前の(しかし、再び、三里塚市東さんの闘いで国が踏みにじろうとしている)「農民の耕作権」を1930年に認めさせた歴史的争議だった。

 最後に、レポーターは、「農民は、労働運動より『左派』として、なぜ体制と闘い続けたか」として、「農村には、『占有』に対立する『総有』の価値観が根付」いているからだと言う。

 「総有」とは、「草稿」筆者は初めて聞いたが、哲学者内山節が言ったという「他人と自然と結び合う関係性の世界で生きてきた人々の実感。『村も田畑も自然も共同体みんなのもの。』みんなとは『今生きている我々・先祖・そして自然』」

 マルクスのいう「協働」や「共有」、若い経済学者斎藤幸平が最近訴えている「脱成長コミュニズム」の核となるとあらためて言う「コモン()」にも似ているが、深い感じがする。

 さらに、「総有」を手掛かりに、「これからの労働運動と農民運動どうあるべきか」にもトライしてくれた。

 それは、どんどん「総有」が切り崩されていく中でも、都市にも「総有」は存在する。だから、労働運動、そして農民運動の課題は「資本の総有化」だと提起した。

 「総有」がなくなっていることについて意見が相次いだ。

 As:こどものころ、そこにあった原っぱ、ひろばがなくなった。

 N:今は、「空中権」だとか「地下権」だとか言っている。

 MM:金になりそうだと、「排出権」など、後付けで次々と作っている。

 N:逆に、「デモは許可が必要」なんて、みんなが寄り合うことを否定している。

 

  一方、1930年代農民運動を見ると、農民たちは、まさに“闘う中”で、あらためて「総有」を意識し、天皇制国家の体制「国体」に立ち向かい、掘り崩していったのだと思う。

 次回228日プチ労119回では、1930年代農民運動後半、北海道蜂須賀大農場での「田畑」をめぐる激しい大争議を見る。

そこで、より具体的に「総有」について、あるいはその「取り戻し」について、さらに、今、どこにどんなふうに、それを「闘う(あるいは闘いうる)人々」がいるのかも、みんなで議論していけたらと思う。

   
   

 

以上

 
 1月13日(水)
 でっちあげ無罪!4年半獄中闘争貫徹!!バク(十亀)さん奪還!!!@水戸刑務所
 




陽はまた昇る!

   
   
   
   

 1月3日(日)~5日(火)
年初温泉湯治 
 
   
   
   
   
   



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