2020年1月(1)

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 1月29日(水)
 こども塾2020年177・178回年始百人一首
 



   
   
 1月26日(日)
反原発プチしゃべり場第16回
プチ労108回「近現代日本150年の労働者・民衆の闘いの歴史」第19回
第三章前半(1930年代、世界大恐慌~日中戦争開始まで:ドイツ、アメリカ、「満州」)
これまでの振り返り
 
反原発プチしゃべり場@たみとや第16回

NHKスペシャル(20191229日深夜放映61)一部上映

「東京ブラックホールⅡ破壊と創造の1964年」

○あと半年!押しまくる!フクシマにフタするな!

―オリンピック返上!今後の行動

 ・・・34日双葉町、35日大熊町、310日富岡町で駅周辺一部避難区域解除、314日常磐線全線開通強行(双葉・大熊・夜の森駅)326日聖火リレースタート

・福島現地動くモニタリング作戦&聖火リレー放射能マップ拡散

 ・・・グリーンピースの調査は、1016日から115日にかけて、Jヴィレッジ周辺、福島市、浪江町、飯館村、大熊町、阿武隈川・新田川川岸でそれぞれ実施した。Jヴィレッジでは1026日に実施した。調査結果は詳細な分析をしたうえで、20202月に報告書としてまとめる予定。

3.11() 反原発福島行動’20@郡山市

3.17() IPPNW(核戦争防止国際医師団)来日

   
   

 

 

2020-1-26プチ労108まとめ>

参加者:9人(スペインから帰国中のHkさん、福島からSnさん特別参加) 

中高年:青年=54 地域:それ以外=45

メニュー:恒例インドネシア風肉味噌丼、タフ・ゴレン・サンバル(厚揚げとトマトの甘辛炒め)

          完食御礼

 

「近現代日本150年の労働者・民衆の闘いの歴史」第19
第三章前半(1930年代、世界大恐慌~日中戦争開始まで:ドイツ、アメリカ、「満州」)これまでの振り返り

 レポーターGO

 

Reporter GO

・レポ-ター(「草稿」筆者)にとって、「不気味なほど現代に似ている」(ナオミ・クライン)と言われる1930年代、「草稿」を書きながら「発見」の連続。

 ドイツ労働者階級の激しい闘いがナチスの台頭をギリギリまで食い止めたこと(2月プチ労)、ナチスの台頭の主力が実は農民だったが、農民も「あと一歩」で労働者と連帯できたこと(4月プチ労)、アメリカの労働者の激しい闘いも資本主義体制を「崩壊の危機の淵」に追いつめ「ニューディール政策」を引き出したこと(6月プチ労)、しかし、ナチスの反ユダヤ法のモデルになった!アメリカの人種差別法制・政策がギリギリで体制崩壊を食い止めたこと(5月プチ労)、そして、「発見」というより、どこかさえ「知らなかった満州」。日本国内では時代の閉塞感と「天皇が何とかしてくれる」という意識がないまぜになったなかで「満州は希望だ」というブームが巻き起こり「満州」侵略を支えたこと。そして、中国・朝鮮民衆が3千万人もいた土地を踏みにじり、各政策が大失敗した上に日本人開拓移民を棄てたこと(7811月プチ労)

*別紙「振り返りメモ」PDF18頁参照
hs31furikaeri.pdf へのリンク

・そのなかで見えてきたことは、労働者・農民の激しい闘いが、絶えず、民族と人種の差別・分断政策・構造により、すくいとられようとして、戦争に向かっていったこと。

・各回の議論は、我々のいる現代日本がどうなのかを考える議論になったが、今も昔も変わらず、労働の尊厳を取り戻そうとすることと民族・人種差別との「せめぎあい」なのが、みんなの「珠玉」の発言・認識から、我々自身の問題として問われてきたとも思う。

・レポーターとしては、「振り返り」で、歴史を学んだ感想を聞かせてもらおうと思ったが、「歴史」初参加のお二人の積極的な発言もあり、単なる感想というより、それを超えて、「何で差別するのか」、差別を乗り越えるために「考える」とはどういうことか、「行動」つまり「考えるだろう」人とどう話しつながるのか、など、「せめぎあい」を乗り越える、今後「歴史」をやっていくうえで、いい切り口となる議論となった。

 

Mm:すべて「差別」! ドイツがそうだし、アメリカは白人だけの「自由と民主主義」。日本にいたっては「満州」で完全に朝鮮人差別。嫌悪だ。

Hk:今のスペインでも、白人至上主義。私自身、南米にいたときには一切なかった差別、「Fucking China」と再三差別される。スペインは南米侵略したが、その後、ヨーロッパのなかでは貧しく劣等意識がある。特に1970年代までフランコ独裁政権だったことで、白人中心主義が強いのかも。社会主義圏としてつながりがあって、ベトナムや北朝鮮の移民が多かった東ドイツなどとも違い、最近増えてきた移民への差別が強い。

Mk:差別が生まれるのは、みんなが「考えない」、いろんな人のことを「考えるのがメンドクサイ」というのがあると思うが、それは、ある意味、長い人間の歴史からいえば、考えないで支配者に従う方が「生存確率が高まる」から。「考える」つまり「最も燃費が悪い、食料がたくさん必要になる」脳を使うのは「飢え死に」するし不効率だった。

Uy:しかし、考える方が面白い。

Mg:人は考えるもの。

Sn:「考えさせない」のは支配者の政策。福島では本当のことが「知らされず」分断されている。そのなかで、人々は、教えられなくても必死に知ろうとして考えようとしている。

Mk:今、それなりに食うものがあるなかで、まさに、考えるべき。

Mg:結論はまだないが、何で差別があるのか考えている。それは「自分はえらくなきゃ」と思うこと? それはどこから? 人間はえらいはず? 資本主義が進むにつれ自然をわが物に出来るとおもってきたこと? そうはいっても資本主義以前に農民が、エタ非人が差別もされていた。一方で、再開発反対をしている立石で、昼から飲んでいるおっちゃんは自分のこと「えらい」なんて全然思っていないし、気軽に誰とでも話す。解放されている。

Nk:我々が「考える」ように、「無関心」と見える人たちも「考えている」と思う。そう考えて、そういう人たちと、もっともっとつながる「行動」したい。

Mg:自分はなかなかできないが、つながるために、「おっちゃん」のように、もっと「腹を割って話す」必要がある。しかし、どうも途中で、「伝わるのか」とか、不安、あるいはアキラメみたいになることも多い。多くの人が、SNS的な短い言葉、会話になりがちだからか。

Sn:香港の若者たちの闘いのなかから生まれた言葉として、リーダーを決めて従うのではなく、それぞれの流れが集まる?というような「水のように闘う」という言葉があるらしい。

(別紙「振り返りメモ」PDF版の後半(915)の「参考」は、「無関心とアキラメの海」に見える日本の多くの人たちの意識構造を分析しようとした論説を集めてみたもので、結論はありませんがご覧ください。次回プチ労は223日日曜日。しょうごさんのレポーターで「満州」最後の第6節「満州国」を揺るがせ続けた抗日武装闘争、第7節「満州侵略の兵站基地」朝鮮の労働者・農民の革命的な闘い)

以上

   
   
   
 
1月18日(日) 
 たみとやジャーナル132号2020年1月発行
新年あらためましてフクシマにフタするな!やっぱりオリンピック返上!
「東京五輪返上を求める緊急署名」2612筆
 2020東京オリンピック組織委員会に提出
 

1月11日(土) 
 シネマ共謀@たみとや
<第25回> 2020年
「1987 ある闘いの真実」盛況!
シネマ共謀@たみとや
<第25回> 2020年
1月11日 土曜日 午後7時~ 無料
「1987 ある闘いの真実」
2018年 129分 韓国映画...
監督 チャン・ジュナン 出演 キム・ユンソク、ハ・ジョンウ、ユ・ヘジン、キム・テリ、ヨ・ジング

1987年、韓国民主化は、
 日本の敗戦、「解放朝鮮」、しかし、その後、30年近く続いた軍事独裁体制を民衆が打ち破った
 映画は、その最後の契機となった公安の弾圧・大学生殺害と隠蔽、抵抗する検事・新聞、民主化闘争の人々の闘い
そして、立ち上がる民衆
それらを息もつかせず劇的に描く「今もっとも見てほしい」感動作
 

盛況!観終わって拍手とともに
「隣の国韓国を知らない」「嫌韓ってどういうこと」などいい議論も。


   
 1月7日(火)
 五輪返上署名2612筆五輪組織委員会に提出!
 諦めないぞ!
五輪返上署名2612筆五輪組織委員会に提出!
写真拒否を粘って粉砕❗️
   
   



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