付録:コックオバンの作り方です。
・鶏もも肉2枚(骨付きがあればよいが、高いしあまり売っていない。焼くときによく焼いてうま味をだせばいい):700円
・ベーコン(できれば塊り。スライスでも、生協などの油の出る奴が望ましい)50グラムくらい:100円
・ペコロス(小玉ねぎ、なければ玉ねぎ大1個):6個で150円
・マッシュルーム:10個で400円
・ニンジン1本:20円(ふつうはいれないが、色どりもあり?)
・赤ワイン2,3カップ:メルシャン1.8リットル880円×3/10=264円
・ブーケガルニ1袋
・バター:大匙3くらい
・小麦粉:少々
・塩、こしょう:少々
・レモン汁:少々
・しめて、材料費は、1,700円くらい。
・器具は、土鍋などがあればよいが、なければ、少し厚手の鍋ならよい。あと、小さな鍋とフライパン。
- 時間:1時間くらい(もし時間があれば、一旦作って、数時間おいたあと、もう一度煮返すとよいが)
・ベーコンは拍子切り
・小玉ねぎの皮をむく(根と頭両方切り落としてからむくと早い)、ニンジン、皮をスライサー?で剥いで乱切り
・マッシュルームは石づきを取って(洗わない!でゴミだけ取る)、小鍋に入れて、レモン汁をかけ、バター小さじ1、塩・こしょう少々し、ふたをして弱火でしくしく煮る。数分で蓋をあけるとジワーット良い汁が出ているので、あとでこの汁ごと、加える。(ここ、りんたろう亭風というか、林望先生の「イギリスはおいしい」風。多くは、ベーコン、ニンジン、玉ねぎと一緒に炒めてしまう。)
・フライパンでベーコンをゆっくり炒めて(弱火と中火の中間くらい。焦げすぎないようにサラダ油を少しだけ)、小玉ねぎとニンジンを加えて、色づくまで炒めて取り出す。
・同じフライパンに、バター大匙3を入れて、鶏もも肉を切り分けて、皮を下にしておく。一回くらいひっくり返したりしながら、皮がいい色になるまで焼く(わりと強火でよい。ここでよく鶏の油とうま味を出すのがポイント?)。その後、小麦粉を振りいれ、塩、こしょうして、大鍋に移す。
・移したあとのフライパンには、赤ワイン1カップを入れて、肉汁をよくこそげて、大鍋の肉にかける。(ここまで、20分くらい)
・鍋を火にかけ、ベーコン、ブーケガルニ、ニンジン、小玉ねぎを入れ、塩、こしょうを全体に少々。さらに、赤ワイン1カップを入れ、蓋をして、20分煮込む(強火から中火へ)。
・途中、1,2度様子をみて、鶏を一回はひっくり返し、水気が足りなければ、少し赤ワインを足す。
・マッシュルームを小鍋の汁ごと加えて、さらに10から15分くらい煮込む(これは、弱火)
・おわり。
・赤ワインは高いものである必要はない。ブランデー(入れて火をつける。フランべ?)やポルト酒を入れるといいとかいうが、なくてもよい。
・鶏は焼く前に塩、こしょうを塗ってしばらくおくのだ、という人もいるが、少々、少々がいいと思う。
・また、簡単にコクを出すのに、“市販デミグラスソース”をいれるといいという人もいるが、味が市販になりしつこいし、入れても調理時間はあまり変わらないと思われるので勧めない。