たみとや日誌2011年4月（４）

２０１１年４月（４）

4月17日(日）

りんたろう亭：プチ労働者学校その１４「原発廃止と闘う労働運動」(記録付き）

りんたろう亭：プチ労働者学校その１４「原発廃止と闘う労働運動」メニュー：アジアンチキンライス

レジメはたみとやジャーナルと年表

↑7年で行き詰る原子力推進派

●当面のスケジュール
4月22日（金）：法政大学包囲デモ（正午東郷講演）～東電本社抗議デモ（午後2時半日比谷公園霞門）

4月29日（金・休）午後1時～4時：4.29安保・沖縄・憲法集会「原発なくせ！被災地支援！」台東区民会館ホール、記念講演：斎藤文男さん　集会後デモ

5月1日（日）午後1時～：集会後、東電本社へデモ 5.1反原発・反失業メーデー　at　芝公園

5月2日（月）：High-Love Explosion “RED EXTREME”　at　高円寺

●記録（たみとや）

参加者：11人（うち8人20代）

意見・討論：

Ｗ：震災後　救援にいくか何もしないかだと思った。神戸の震災のとき、被災地以外で5年後からの自殺者が急増したと聞く。自分はそういう人たちを出さないことをしたい。原発推進はなぜなのかと思っていたが今日の講義で資本の増殖のためということを聞いてすこしわかった。

Ｈ：高校のとき水俣に行った。窒素という会社は有毒水銀を流して犠牲者が出るのをわかっていたのに、其の当時プラスチックの原料としてのシェアのほとんどを占めており、今やめると　日本の経済がとまると思って有毒水銀を流し続けた。今回の原発も同じだと思った。

Ｔ：駅前ライブを続けていると、カンパは少なくなっているが警察に絡まれているのを助けて上げられなくてごめんなさいねといってきてくれる人がいたり、メッセージを書いてくれる人が増えている。ただ気になるのは小学生はみんなテレビのＡＣにやられており、心をひとつにしようとか書いてしまう。これを打ち破らなければ。

Ｓ：高校のとき風力発電の研究をして発表をした友人がいた。それに対して先生は設備のコストがかかりすぎるといって即座に否定。原発のコストのほうがかかるのではないか。

Ｍ：ミクシーとかネット上では怖がっている話、地震に備えることや被災地のことばかり、原発反対のゲの字もない。でも震災後すぐに西小山街宣に参加。街中で人と話したほうがなまの声が聞ける。

Ｙ：新入生歓迎イベントでは、みため、ちゃらちゃらしているのに、被災地に支援に行きたいという一年生が多くいて、少し驚いている。

Ｈa：原発はやっぱり資本主義の問題。革命しかない！！

Ｕ：まえにたみとやさんがいっていた裁判員制度は徴兵制だ。ということにいまさらぴんときた。9,11の後やたらにナショナリズムをあおったアメリカと今の日本は似ている。

今回わかったことは二つ、原発も基地も日米安保条約の問題であり、資本主義体制の問題、なくすためにはこの体制をひっくりかえすしかないのだ。

原発即廃止といえないのは、その覚悟がないからなのだ。
そしてそれをやるためには日々の労働、生活の中からもう一度原発のない，基地のない世界をつくっていくしかない。
認識を深め、行動する、仲間をつくる！

5月1日反原発・反失業メーデーへ！！

4月16日（土）

重要：1994年NHKドキュメント動画

「原発導入のシナリオ～冷戦下の対日原子力戦略～」

◆ブログ http://scrapjapan.wordpress.com/ ◆「毒をもって毒を制する」第５福竜丸事件で反核・反米の世論が高揚する中、日米が協力し民間から行った世論形成の全貌を明らかにする。（現代史スクープドキュメント 1994年放送45分）

4月15日(金）

杉並反原発署名の不当逮捕4人、勾留継続できず釈放！

●昨日の「勾留理由開示公判」で、「軽犯罪法容疑」は住所が不詳の場合しか勾留できないのに、住所が明らかな４名についてはそもそも勾留できない。しかし、裁判官と検事がグルになって４名を『住所不詳』と断定し、「反原発」の一枚のポスターを共謀して貼った事(そもそもそれは「犯罪」ではなく注意される程度で済む事)で勾留していることが判明。弁護士が「４人はそれぞれに住民票に登録しているじゃないか」と追及すると、裁判官(超若い！)はオドオドしながら予め用意されていた文書を読み上げる事しかできない。

●弁護士が「貼ったポスターになんと書いてあったのか？」と追及すると裁判官はいくつかの文言を述べたが「すべての原発を直ちに止めよう」については触れない。鈴木弁護士が「すべての原発を直ちに止めよう」とは書いてなかったか？と突っ込むと「そのような事も書いてありました」と認めまたが「なんでさっき応えないのか」の追及にはしどろもどろ…（東京北部ユニオンホームページから抜粋転載）