再開!プチ労111回「近現代日本150年の労働者・民衆の闘いの歴史」番外
「コロナの時代ってなにか」
参加者:9人 中高年:青年=4:5 地域:それ以外=5:4
メニュー:沖縄タコライス、ナスの黒糖甘炒め煮
◎「近現代日本150年の労働者・民衆の闘いの歴史」番外
Talk 「コロナの時代ってなにか」
資料:たみとやジャーナル133号・134号、ふくしま共同診療所布施院長「COVID-19と福島原発事故」、バク(十亀)さんからの獄中書簡
「コロナで権力が奪うもの」それは「人が会う自由」。
1回休みの後のプチ労に時間より早く来る人が結構いて、意見や議論も活発。
権力が絶えず奪おうとするのが、人の団結、連帯ともいえる「人が会う自由」なんだって実感。
話せてよかった!
次回6月28日プチ労は、「歴史」に戻って、アサミさんレポーターで、1930年代日本の労働運動に入りますので、よろしく。
●感染対策、マスク
Mm:住んでいる区営住宅は高齢者も多く、人にうつさないということでマスクをしている。
Uy:職場では2グループに分けられマスク強制。なので仕事以外ではあまりしてない。
Mg:コロナを特別視したくない。インフルと変わらないという見方もある。自然にないものをつくりだして、そもそもからマイナスの効果である放射能とまったくちがう。しかし、当局は3.11と同じくデータを隠ぺいし、不安と相互監視が強まるのを放置している。
Mk:しかし(一人一人の問題としては)、「政治」と「サイエンス」を区別して、インフルと変わらないかまだわからないなかで、コロナは空気感染でなく飛沫感染ではあるとわかっているので、死者を少しでも減らすために、マスクした方がいい。
Nh:自分は罹病してないのでマスクしてません。「緊急事態」でも、ほぼ何も変わらず仕事と生活している。
Ys:そも、ここに集まっている人は、自分で感染のリスクを判断していると思う。
●コロナで権力が奪うもの
Mg:遺体に対面させない。そういう倫理観を奪う。
N:イタリアの哲学者も第一に死者の尊重の権利を奪うと言っていた。
Mk:日本では、韓国ともちがって、ほんとに自分で判断させるデータを出さない。人口比での致死率はアジアで日本が最も高いのに。逆に「移動の制限」をいうが、デモなどマスクなどの対策でやれる。
GO:獄中のバクさんから手紙をもらったが、「移動の自由」を剥奪する究極は刑務所。
Mg:それは「移動の自由」というより、「人に会う自由」を奪うこと、人の分断。
Mm:ほんとに息苦しい。鬱。好きな映画館閉まるし、たみとやないし、教会も自粛。
N:私たちは、ほんと社会的存在なんだ。
Am:居酒屋のバイトは、「自粛警察」にガラス割られたりで休業して、なくなった。
●どうなる? どうする?
GO:バクさんの手紙には、コロナは、「新自由主義の崩壊を示し、プチ労の歴史区分を変えるのではないか」とあるが、どうか。
Uy:コロナは、今までで一番ひどい事態
Mk:歴史の残るかどうかは、みんなが大変だったと思うかどうか。
Mg:確かにコロナで、グローバル化のツケ、より速く遠くっていうことから、我々の身の周りへ帰れっていうのが、本来の教訓として示されたはず。しかし、実際は、ネット、オンライン化の一層の推進。社会を戻さなければ!
Ys:しかし、相当普及しているI-Phoneなどは、みんなの使い方次第。
GO:ただ、スーパーシティ法がドサクサに成立したが、I-Phoneを持っているだけで、データをとられ、ビッグデータとして監視・管理・利用されていく方向。
以上
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