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 6月24日(日)
 反原発プチしゃべり場@たみとや四回目
プチ労93「近現代日本150年の労働者・民衆の闘いの歴史」第五回
 反原発プチしゃべり場@たみとや四回目
☆オリジナル!「なんか気持ち悪くない?オリンピック今から返上署名」始めます!!
☆現場からの深い内容、圧巻!除染労働の話
 最後のひとこと「除染はむだ!」
   
   
   
   
   


2018-6-24プチ労93まとめ>

参加者:7人(初参加Jtさん、久しぶりMmさん) 中高年:青年=43 地域:それ以外=52

メニュー:6月恒例インドネシア風肉みそ丼、タフ・ゴレン・サンバル(厚揚げとトマトの甘辛炒め)

 

◎「近現代日本150年の労働者・民衆の闘いの歴史」第五回(レポーターごう)

1920年代前半の朝鮮・中国の民衆の闘い(第二章(2))

*第二章本文草稿
 jh12.pdf へのリンク

 

〇地図で見た朝鮮民衆のすごい闘い

前回、1920年代前半、日本では「大正デモクラシー」が普通選挙法を勝ち取ったのを見たが治安維持法とセット。明治維新以来、朝鮮侵略で「発展」した天皇制国家日本の枠内だった。

でも、同じ時期に日本が搾り取っている朝鮮の民衆は闘い続けていた。僕も、朝鮮の地理を知らないので、「地図をひっくり返してみると、昔、大陸の半島だった日本の朝鮮侵略なんておかしいことがよくわかる」という網野さんの「さかさま地図」を使って、その闘いを見てみた。(添付:「さかさま地図と拡大版」参照)

   

Jt:「このさかさま地図、すごい!」

 1920年代、日本の朝鮮収奪は特に米。国内の米は足りていたのに朝鮮から米を大量に奪ってきて、日本人一人一日2.8合食っているのに朝鮮人の消費量は4割も減って1.4合になり、小作農が4割増えて8割になった。逆に、日本農民は米価低下で窮乏する矛盾だった(本文14頁「朝鮮産米増殖運動」とコラム参照)。

 そのなかで、こき使われる朝鮮労働者(日給―日本人男2円:朝鮮人男1円:朝鮮人女0.5円、12-18時間労働)が立ち上がり、南の釜山(プサン)、郡山(クンサン)からソウル、仁川(インチョン)、北の平壌(ピョンヤン)半島全域で大規模スト。

 農民も南の新安(シナン)郡、北の載寧(チェリョン)郡をはじめ激しく小作争議。

 この際、日本資本も朝鮮の親日傀儡資本も関係なかった。

 Nk:「ほんと資本って、国境なしに搾取してるんだな。」

 

〇ロシア革命を守った中国「満州」の労働者

 そもそも「満州」はどこかよくわからないので地図で見てみた。

 日本列島の3倍、朝鮮半島の5倍の面積の「満州」を日露戦争以来、日本は南北に貫く南満州鉄道(満鉄)中心に、ロシアは東西に横切る中東鉄道中心に収奪を競ってきた。

 Nk:「ちなみに、この満鉄の特急あかつきが新幹線のモデルなんだね?」

 Go:「当時、満州は一種日本の未来みたいに勝手に思ってた? そして1964年“復興の証”東京オリンピックの前日に突貫工事で、あかつきをモデルにした新幹線を完成した。だけど、その“未来”の満鉄と新幹線の赤字が労働者のせいにされて1985年国鉄民営化。だから、国鉄労働者は闘い続けている。」

 中東鉄道は、シベリア鉄道と東の玄関ウラジオストックをつなぐ“生命線”。

知らなかったが、これを伝ってロシア革命の息吹も中国で真っ先に「満州」に届いた。

ロシア革命の3か月後から1920年までに中国労働者が4回も、2日、10日間、1か月と鉄道を止める中東鉄道全線スト。ロシア革命をつぶすために、中東鉄道でシベリア出兵しようとした日本・アメリカ・イギリス・フランス・イタリア・カナダ軍を止めた。(プチ労93回補足事項参照)

*プチ労93補足事項
 petitrou93supple.pdf へのリンク

レーニンも、ロシア革命を守った「中国労働者階級は急速に成熟しつつあり、中国のプロレタリア革命を必ず到来させるだろう」と1923年春、死ぬ前の最後の論文に書いた。

この後見るように、実際、1920年代半ばに、「満州」労働者を先陣とした中国労働者と農民は、革命一歩手前まで行く。

Nk:「なるほど、ほんとに、労働者って国境を超えるんだなーと思った!」

Go:「そう!逆に、日本の支配層は、満州で“アカの脅威”を肌身に染みていたのかなと。日本の学者・民衆より以上に。だから、大正デモクラシーの答えが、治安維持法とセットだった。」

 

以上

 

 
 6月20日(水)
 こども塾@たみとや108回目
5月に増えた新しい仲間とともに学校の先生ごっこ
 こども塾@たみとや108回目
おやつの時間は、三里塚のとうもろこし、差し入れメロンと
黒板使ってこどもたちが始めた学校の先生ごっこ♪♪

107回目百人一首動画




   
   
   
   5月31日新しい仲間が増えた105回目
6月17日(日) 
 たみとやジャーナル119号発行
「福島はなかった」日本全体、被ばくして死ね!?
20ミリSvでも帰還できないのに「100~200ミリSvの被ばくは安全」??
 知っていますか? 
ウソつきアベ・復興庁「風評払拭戦略」の大ウソ!!
 

 6月9日(土)
シネマ共謀@たみとや<第10回>
「ニッポンの嘘-報道写真家 福島菊次郎90歳」  
 シネマ共謀@たみとや<第10回>
「ニッポンの嘘-報道写真家 福島菊次郎90歳」

見終わってUさんのひと言
「きくじろうは、国に勝ったんだね。」

 
 



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