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 7月19日(水)

完売!フクシマ保養カンパにもなる
清里高原直送Tさん手作り有機無農薬野菜販売第二回

 こども塾@たみとや66回目梅雨明け!カキ氷大会
 完売!フクシマ保養カンパにもなる
清里高原直送Tさん手作り有機無農薬野菜販売第二回

今日も無農薬の野菜を売ります。あやめカブと赤大根とズッキーニ。
今年は雨が全然降らないので大変だそうです。

 

たみとや店頭販売直送無農薬野菜の産地。
長野清里高原標高1100mTさんの畑

 
   
   
   
無農薬野菜づくしーうまい!
初ルッコラとオイルサーディン缶のパスタ、差し入れの合鴨スモークとズッキーニソテー&ルッコラ・あやめ蕪(さらにお隣から差し入れ手作りトマトも)のバルサミコサラダ 
 
  こども塾@たみとや66回目梅雨明け!カキ氷大会




   
   
   
 7月16日(日)
 NAZEN東京/興行「怒りのしゃべり場2」
 

報告<7.16しゃべり場2 50人>

ねらい:テーマはひとつ。「怒り~フクシマにふたをするな」

共謀罪強行成立!「ふたをする現実」をどうするか?

 

〇「しゃべり場」それぞれの「立ち位置」を踏まえ、乗り越えようとする緊張感!

 

小気味よい「都庁ふくしま署名解雇を許さない会」の新たな闘いへの映像と重い現実を抱えながら(別紙インタビュー参照「孫の甲状腺ガンは原発事故のせいだと認めてください」)静かに透き通る声のNさんの「希望の牧場」絵本朗読からはじまり、最後に「あきらめてる時間はない」という僕も涙した切実なフクシマ共同診療所のSさんの提起。

その間に、「3.1に参加して以来、少しづつ職場で話してる」20代女性Aさんの話。「福島の人にも文句言いたいことがある」福島と東京をつなぐ衝撃!除染労働者の話。21Mくんの葛藤の話。Kさんの「おもいきって始めた」避難者が多く入居している東雲国家公務員住宅街宣」の話。「都庁ふくしま署名解雇撤回を闘うYさんの「毎月第二・第四木曜都庁前へ!」のアピール。

 

「しゃべり場」たっぷり2時間どうなるかとも思ったが、福島、東京と福島、東京、それぞれの「立ち位置」とその葛藤も鮮明に出て、緊張感のある時間。

 

〇衝撃!除染労働者Nさんの話

 2015年から1年半ほど除染労働に行っていたNさん。

福島に送り出されるときは戦場に行く兵士のように称えられて送られ、現地では、レイプ?盗み?暴行?などの犯罪者扱い。このギャップと現実に憤りを感じた」「除染している現地の人たちからもなにかあやしい目で見られる」「除染の場所を変わるたびに“ヤクザとつながっていないか”という調書に「署名させられ、“飲み屋で給料が安いとぼやいていた人がいる”と朝礼で言われる」「個人の住宅を除くような感じだからか、除染労働者に実は女性が結構いるんです。1割から2割。」「それにザルな診療体制と健康問題。」(白血球の数など急性被曝症状があるかどうかを調べるだけのアリバイ的なもので、尿中放射能などを調べるものでは全くない)

 危険で公務員として雇うべきところなのに、ずさんな健康管理(こどもの甲状腺ガンを何とか少なく見せようとすることとも通じる)、労働組合は一切作らせない非正規、それが「犯罪」も生む現実。

 

Mくんの「葛藤」とSさんの「激」と一歩進んだ「国家の可視化」

Mくんは言った。「福島の現実に寄り添った運動として、今までやってきたナゼンの“診療所と署名”、“保養”、“被曝労働拒否”は、理念として核心だと思う。が、まわりの関心が?というなかで、それにたどりつくために、それをさらにみんなのものにするためにどうするか、考えている」

それに対して、Sさんが「国家がIRCAも動員してくるなかで、あきらめている時間はない」と激が飛んだ面もあると思います。

確かに、国家がより「フクシマに蓋」攻勢を強める一方、「無関心」が増えているのも事実?(数日前の河北新報世論調査では、アベ支持は35%だが、その「支持」の一番高いのは若年層46%。特に学生の「支持」は79%。)

たみとやでは、彼と話して、隔月くらいで開催する新企画「プチしゃべり場」のスタッフになってもらうことにしています。その切り口のひとつが、3.1でも彼が提起した論点「“無関心”に対して国家の矛盾の可視化」。

除染の方の話は国家の無責任そのもの。そして被ばく労働の問題。江戸川区職労で500筆以上フクシマ署名を集めた実践から、都税事務所労組、目黒区職労へのコンタクトなど、東京での被ばく労働拒否の運動の話になった。

Mくんの「今少し自分が落ちている感じ?反原発に取り組み始めた原点は何か?」については、やりとりのなかで、「2011年のデモの熱気」があらためて出たが、Mくんが多くの人の「原点」になってきたことも伝えたい。

 

 そして、活動する方は「国家の問題の暴露」を続けているが、「可視化」って、もっと、”無関心“な人に「見えること」? 避難者が立ち上がったこと、東京の労働組合が動くこと、根津先生も応援する都庁前が「お祭り広場」になること、「しゃべり場」をあちこちで開くこと、and more…

 

〇時間が足りなかった?

 

たみとやからは、プチ労の仲間がほとんど来てくれた。3.1にも来たNさんは、「オリンピックをやめる!」について話したかったが時間が足りなかった。一度、「やってる場合じゃない、反対」だけでなく、小池対決、署名に盛り込むなど、具体的に検討するのも必要かも。

3.1に来れなくて今回初参加のSさんは、ユニオンたみとや分会員第一号。「戦争で父を亡くしたのを止められなかった。だから原発は止めたい」と言う方で、2011年ころには、趣味の会の方を8人もデモに連れてきたりしたが「今も彼女たちは反対で変わらない。でも、どうすれば。まだまだが勉強足りないので私がリーダーになれない。」と交流会で話してたが、「リーダー」になる必要はなくても、「普通の人にどう伝えていくか」を彼女も葛藤中。

   
   
   
   
   
   
   
 7月11日(火)
 共謀罪ふっとばせ!7.11新宿共謀祭@たみとや版1分
 




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