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 2月28日(日)
プチ労その69「国家と革命」第七回 
参加者11人 中高年:青年=5:6 地域:それ以外=6:5 男性:女性=5:6
メニュー 春のパエリア(うど、牛蒡、こごみ、菜の花、たらの芽、銀杏入り)、新じゃがのアリオリソースー山形のお姉さんが秋に手づから拾い集めて大事に乾かしてくれた銀杏を岸田さんが差し入れてくれました。きれいな殻と実。たみとや分会長が一緒にいただいた殻割り器で割り、少し茹でて薄皮剥けました。今日のプチ労メニュー「春のパエリア」に寒い冬を越えた銀杏使わせてもらいます。みんなで春を迎える為に。 

内容 4章 つづき。エンゲルスの補足的な説明4 エルフルト綱領批判、5 マルクス「フランスの内乱」1891年序文、6 民主主義の克服についてのエンゲルスの見解

<その69まとめ:レポートbyひさし>

  第4章4,5,6

 社会民主主義の日和見的見解への批判

 日和見はだめなのか?シールズは日和見主義?

 宗教は私事であるとしたドイツ社会民主党への批判、宗教はだめなのか?

といったことについて、活発な意見が交わされた。レポーターがみんなの意見をひきだすのが上手で、意見が活発に取り交わされて、プチ労ならでは意見交換になった。話はその後深夜まで続いた。

 

 T:レーニンがドイツの社会民主党を徹底的に批判しているのは1914年にドイツの

  第一党であったのにもかかわらず戦争に賛成してしまったから。ここは絶対に許せないということで、めちゃめちゃ批判している。

 S:宗教に関してはこれまでの宗教の在り方からいって精神的抑圧や支配的な司祭がいるなどのことがあり、他力本願で自分でモノを考えないといったことを克服して自分が主体的になっていく、そのために党はそことも闘っていかなくてはいけないのにドイツ社会民主党はそのことを投げ出したことへの批判ではないか

 T:前に見た戦艦ポチョムキンの映画でもでてきたがロシア正教会の司祭がでてきて

   蜂起をとめようとしていたのを海に投げ込んだりした。

 S:いわゆる今の悪いメディアと同じような広告塔の役目をしてしまう。

 N:共産主義は個人の宗教まで認めないとかいう話にすぐなるけど、個人が何を神と思うかは勝手だけれど、それがキリスト教会や大きな組織となったとき歴史的にも犯罪的な役割をはたしてきているので、そことも闘っていかなくては、という意味か。

 H:今の日本に照らし合わせて考えるとどうなんだろう。シールズが大きくなったのは特定の思想を持たない、日和見主義だったからなのではないか。だから野党連合とか憲法学者まで巻き込むこともできたのではないか?

 Ta:自分も日和見主義だと思う。

 S:Taさんもシールズも日和見主義ではない。レーニンはここで批判しているのはドイツ社会民主党が党として日よってしまったこと、そのために戦争になってしまったことを批判している。個人や大衆が日和見主義なのはあたりまえ。

 Y:なんか最近の風潮でなんか主義とかはいやだとか、なにも主義がないのがいいという感じになっているのはおかしいと思うし、それで主義のある人を批判して排除するのはおかしいことだとおもう。

 M:シールズをみているとほかの党派に利用されているとういことはなくて、だんだん、こちら側に近いものになってきたという感じがする。シールズが成長しているような、そんな社会をかえるきっかけをつくるという意味でも、自分としては野党連合はやってみたらいいと思っています。



レジメ

第4章 つづき。エンゲルスの補足的な説明

 

4 エルフルト綱領草案の批判

 

⇒社会民主主義の日和見的見解の批判に他ならない!

 

三つも問題がある

・共和制の問題

・民族主義と国家制度との関連の問題

・地方自治の問題

 

●共和制の問題

第二インターナショナルの模範となったもの?

社会主義者取締法の復活をおそれるあまり、現状の法的状態で十分であると見なしている。

共和制は社会主義の平和的発展の過程でしかないのか・・・

 

●民族主義と国家制度との関連の問題/地方自治の問題

反動的な君主主義的憲法を持った小さな連邦で構成された「当時のドイツ」=プロシア主義

連邦共和制は、君主制からみたら一つの進歩かもしれないが、「完全な統一国家」での過渡期でしかない。

統一国家は、上からの革命ではなく、下からの運動で補足しなければならない。

 

民族主義は?

民族自決権が犯している過ちのことを言っているのか・・・?

 

 

5 マルクスの「フランスにおける内乱」への1891年の序文

 

フランスでは革命の後でも労働者が武装していた。

国政を握ったブルジョワ、労働者の武装を解除させる。

⇒新しい闘争が起こり、労働者は敗北する。(エンゲルス)

ツェレテリ(メンシェビキだけどマルクス主義者)の演説が、革命的プロレタリアートに反対して、ブルジョワジーの側に移った。

 

さらに宗教に関しても、エンゲルスは指摘している。

日和見主義のドイツ社会民主党は、「宗教を私事であると宣言する」とか言っている!

マルクスが無神論であることに関係あるのか・・・?

自由思想なのが、日和見主義なのか・・・?

 

国家は公務員、「社会の従僕」

???

 

エンゲルスは、君主制を共和制に変える際に、社会主義の原則を忘れないようにドイツに忠告していた。

 

6 民主主義の克服についてのエンゲルスの見解

 

社会主義は、暴力への服従、一部の住民により一部の住民の服従は消滅することを確信している。

 

 

 

●最後に、現在のリベラリストは、日和見主義なのか!!?


Appeal
 3.11反原発福島行動‘2016@郡山市 by 椎名さん

 

   
   
   
   
   
   

 2月27日(土)

Takuya&Mayumi
Thank You for Your Happy Wedding!!!




 
 2月26日(金)
 東京北部ユニオンたみとや分会
報酬遅配の続く会員制ベビーシッター会社エスク11回目の団交
 東京北部ユニオンたみとや分会
報酬遅配の続く会員制ベビーシッター会社エスク11回目の団交
今日も「エスク4銃士」の団結で前進♪
団交後打ちあわせメニューは沖縄タコライス(たこ飯ではない)
   



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