2016年12月(1)

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12月18日(日) 
 我が原点、オープンスペース街のみなさんご来店^_^
 
 12月17日(土)
 アメリカンアパレル大量解雇糾弾!AGU東京&ロサンゼルス共同抗議行動

先月、11月上旬に「アメリカンアパレル日本撤退」=全員解雇が突如告知されました。代官山店・心斎橋店は12/11に閉店、渋谷本店は12/18閉店。会社倒産の危機とはいえ、あまりに早急な、ゆるしがたい攻撃です。

AGUとしては、現役のアメアパ労働者の何人かの話を聞いたり、退職金も未消化の有休の買取もないとのことで、管財人・弁護士との団交等の方法を模索しました。しかし、なかなか現場の感覚に噛み合えず、現役の組合員がいないことも痛手となり、大量解雇の許しがたいこの事態に何も行動をおこせないのかと悔しさを噛み殺していたところでした。
 さらに、アメアパ資本の崩壊は日本撤退のみならず、ヨーロッパ・アジアのほぼ全店を閉鎖するところまで来ていることがわかりました。日本と同じく年内撤退が決まったドイツのアメアパ労働者はすでにユニークな抗議行動を展開しています。→https://www.wwdjapan.com/357382

...

 そこで、今年6月からメキシコに遠征中のAGU委員長・ハナコが、「アメアパLA本社に抗議申し入れに行きたい」と言い出し、AGUのメンバーで討議した結果、今週12月16日(金)(現地時間)に決行しました。
抗議文をLA本社に持ち込み、声明文を世界のアメアパ労働者に向けて発信しました。しかしアメアパ本社の担当者はロビーで1時間以上待たせたあげく、降りてこず、受け取り拒否!世界中のアメアパ労働者の首切りによって怒りの決起がおこることをもっとも恐れているのはアメアパ資本だということがわかりました。ロビー受付の労働者何人かに声明文などを渡すと、そのうち一人が担当者の電話番号を教えてくれたそうです。

アメリカ現地の仲間スティーヴ・ゼルツァー氏が、アメアパのLA工場の労組委員長はじめ、様々な組合活動家をハナコに紹介して下さり、急速な国際連帯も進んでいます。また、ハナコの友人でミネアポリスの清掃労働組合を組織しているダニエル・ムーアさんは16日の申し入れに同行してくれました。

 AGU本体は翌17日昼に怒りの渋谷ガイセンやりました。場所は明治通り沿いアメアパ渋谷店にほど近い交差点あたりです。街宣の手応えは大きく、AGUパンフと声明文をセットにしたものが130部はけ、若い女の子たちが「アメアパなくなっちゃうの悲しいです〜」「がんばって下さい!」と声をかけてくれたり、アパレル労働者風の男子たちが「アパレルの労働組合だって」「え、おれもそれ(パンフ)欲しい」と会話しながら通りすぎたり。信号待ちのバイクや車の中からアジテーションを聞いてパンフを受け取ってくれる人や、「正規も非正規のようなもんっすよ」と、ユニオン加盟に意欲的な青年労働者との出会いもありました。急な呼びかけにも関わらず支援に駆けつけてくれた仲間、いつも支えて下さる西部ユニオンの仲間たちに感謝です。
私は、声明文でよびかけたスローガン「#WE RUN AA(アメアパを動かしてきたのは私たちだ!)」「電車もバスもコンビニもアメアパもぜんぶ労働者がうごかしてんだ!」のバナーの横で、一時間近くアジり倒しました。
LA本社から商品のシップメントも、通信も絶たれ、宣伝ツールであるインスタグラム等のアカウントを消され、孤立無援状態になっても、明るく誇り高く、最後まで働いているアメアパスタッフの姿をみてほしい、これこそが、現場の労働者が会社を、社会を動かしてる、証拠です。その現場労働者が経営破綻の責任をまっさきに押し付けられて首切られるあり方は断じて許せない!こんな力関係はひっくり返しましょう。仲間と一緒に労働組合つくって闘えば、ゼッタイに勝てます。

 資本の破産による全員解雇の攻撃は、アパレル・非正規労働者だけではなく、すべての青年労働者に対する攻撃です。これからも、AGUが産別労働組合として立ち上がった意義を訴えていけたらと思います。(しょうこ・おだ東京西武ユニオン)




   
   
   
   
   
   
 
 12月16日(金)
衝撃の中央防波堤埋立処分場見学会 
 

中央防波堤埋立処分場見学会

はじめて行った中央防波堤見学は衝撃だった。

1.清掃労働者の偉大な仕事...
 税金払っていて一番意味があるのは日々出るゴミの収集・処理をしてくれる労働者の仕事と思っていたが、小学生の時の「夢の島」見学以来見た現状は驚きだった。
日々収集された家庭の燃えるゴミは、都内20箇所の清掃工場で焼却灰にされて処分場に持ち込まれ、処分場の巨大なハンマーで粉砕され分別された「燃えないゴミ」「粗大ゴミ」とともに埋立てられる。
それでも出続ける湯気のたった温水とメタンガスを処理しつづけるとともに、毎日埋め立てるごとに土をかけ山にしていく。それは、ずっと続く工事現場。
処分場事務所入り口には、往時の木製の手で引っ張るゴミ収集車が展示してあったが(写真1)、ブルドーザーも火災の時は消防車も使いこなす清掃関連労働者の毎日の偉大な仕事に敬服・脱帽した。

2.8000ベクレル超えの放射能汚染を「永遠に仮置き」してオリンピック
 埋立場の一角には、2011年以来、8000ベクレルを超える高線量の灰や汚泥が「仮置き」されている(写真4)。シートに包んで土をかけてあるので空間に出る線量は低いということだが、雨が降るたびに湯気を立てた温水が出続ける(写真3)。これらは、2011年石原都知事が勝手に受け入れた震災がれきの結果でもあるし、つい先月東京新聞が調査報道した隅田川・荒川などの河口の高線量の汚泥の受け入れがつづいていいることにもよる。「8000ベクレル」という基準は、2011年、あわてて国が根拠なく示したもので「一時保管の基準。最終的には国が処理する」前提。
でも現場の職員は「永遠の仮置きですな」とつぶやいた。
これが、オリンピック競技場のすぐそば! まさに海のまんなかでしかなく被ばくと隣接した「海の森ボート競技場」と「海の森公園(メタンガスが出続け、森はないので造成中)馬術競技場」。
そして「確かに、海外からのゴミ処理場視察としては、きれいだと賞賛されるが、たくさんのゴミ収集車でたえず渋滞しているこんなところで、オリンピックなんてほんとにやるんですかね」と職員。

3.膨大な非正規労働者に支えられたゴミ処理事業民営化
 2000年に都職員ではなくされ、主に清掃工場を担当する「23区清掃一部事務組合」の職員1100人、埋立処分場を担当する環境公社380人。街でゴミ収集し、清掃工場から埋立場に焼却灰を運ぶ民会会社53社の労働者。すべて外注化・民営化されている。美濃部都知事の「ゴミ戦争」も乗り切って東京都清掃労働者がその誇りをかけて闘いとった成果として、それまでの、都の給与体系では、清掃労働者の方が一般事務職より高かった。今も、その仕事の内容は、危険で汚れたゴミを目と手で仕分け、事故や汚染のリスクと隣り合わせなのは同じだ。その上に放射能だ。
 さらに、埋立処分場から海を隔てて羽田空港の隣に見える城南島には、国の肝いり「企業のエコタウン」が見えた。清掃事業外注化と同じく始まった「家電リサイクル」をはじめとしたリサイクル事業民営化。「循環型社会形成のために家庭ゴミとは異なり、事業ゴミは事業者自ら処理する」たてまえなのに、なぜ、冷蔵庫などを引き取ってもらうのに数千円も、数年で買い替えるように作っている企業にしはらうのか? 企業のあらたな儲けのためでしかない。そこでは、また膨大な非正規労働者が事業を支えさせられている。
 ちなみに、埋立場事務所の目前にたつ「東京臨海リサイクルパワー(株)」は、医療廃棄物専門に97%をガス化し発電する東京電力の子会社。医療専門なのに、これが、2011年には、石原が勝手に持ち込んだ震災がれきの可燃物処理の業者に指定された!http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/10/20laj400.htm
 外注化・民営化し、労働組合もなくして、非正規労働者の低い賃金と過酷な労働を見合いにどこまでも資本が儲ける構図。

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 12月14日(水)
 たみとや床リペア完成
 
   
   
   
 12月10日(土)
 12.10被ばくと帰還の強制、常磐線開通反対!
被ばくとウソの「希望」のオリンピックやめろ!@新宿JR本社前抗議行動&デモ
「8000~10万ベクレルの放射能の横でオリンピックをやるのか」!!!
NAZEN(すべての原発いますぐなくそう全国会議)東京チラシ(12月9日)抜粋
 12.10被ばくと帰還の強制、常磐線開通反対!
被ばくとウソの「希望」のオリンピックやめろ!@新宿JR本社前抗議行動&デモ




   
   
   
   

 「8000~10万ベクレルの放射能の横でオリンピックをやるのか」!!!
NAZEN(すべての原発いますぐなくそう全国会議)東京チラシ(12月9日)抜粋
●海の森は放射性廃棄物処分場
 大騒ぎしたあげく、やっぱり新設することになった中央防波堤のカヌー・ボート会場「海の森競技場」はコストもでたらめですが、最大の問題はすぐそばに8000ベクレル/kg以上10万ベクレル超えの放射性廃棄物が埋められていることです。
 3.11後、しばらく立ち入り禁止にしていた小学生の中央防波堤・外側処分場見学も、なんとオリンピック招致活動開始と同時に解禁したのです。...
 石原都知事から、高濃度の放射性廃棄物が中央防波堤に「仮置き」され、事実上の最終処分場化しています。
●東京湾は依然として高濃度汚染
 東京湾にも依然として川から放射能が流れ込んでいます。オリンピックのトライアスロンなどは、放射能が流れ込む隅田川河口付近で泳ぐことになるのです。カヌー・スラロームの葛西臨海公園も、高濃度の土壌汚染が報告されています。



   
   


12月3日(土)
 
 こども塾先生奮闘!
水の輪教室・言の葉の会公演
 こども塾先生奮闘!
水の輪教室・言の葉の会公演
よかった♪ 堂々の語り
みんなでの浅田次郎「うたかた」は最後涙してしまった♪♪
   



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