参加者11人(初参加1、久々参加2、スカイプからリアル参加1) 中高年:青年=5:6 地域:それ以外=8:3
メニュー:秋鮭のきのこあんかけと栗ご飯 Kさん差し入れ秋茄子のそぼろ煮 Uさん差し入れ花巻「よだかの星」煎餅
内容:レポーターはなこさん
第2章 国家と革命。1848-1851年の経験
1
革命前夜
2
革命の総括
3
1852年におけるマルクスの問題提起
<まとめ>
☆説明
彼女が実感してきたこと、実感していることを言葉にしていくと不思議に頭に入ってくる。
・以前、たみとやの勉強会ではじめて、彼女が共産党宣言を読んだとき、自分は労働者だと自覚した。そこからスタートした。
・今デモが盛り上がる中一番もんだいになっているのは、What is民主主義?What is国家?
わかっていることは今は「ウチラの民主主義ではない」ということ。
だから本当の民主主義を労働者として取り返す、闘い取る。
・どうやって?自分たちがアメアパでやってきた、やっているように、まず仕事をしている中で仲間から信用される人になる。そして、仲間をつくり、お互いに力をつけていくこと、自分たちで職場をまわすことができるようになる。
・これがここでいう「支配権」を握ることにつながる。資本の支配に対して仲間たちで「支配」すること。
・その拠点で、団結し、そこで闘い、職場を支配する、これがあっちでもこっちでも起こってきたとき、労働者が主体となって社会の支配権を握っていく。
・支配権を握って、労働者が主役の社会になったら国家を必要としなくなるので、その国家は死滅していく。
・一方で民主主義の平和的発展といった日和見主義的偏見や小市民的思想ー今のマスコミの選挙キャンペーン。誰も民主党に助けを求めていないのに。国会前で民主党のスピーチを聞いてもしらけるし、「お前らに答えはない!」と思った。
・議会の中でしか語られない革命。こんなのは革命じゃない。労働者、民衆が立ち上がり始めている今、国会前に革命がある。どの政党が権力握っても同じ。権力を奪い取るのは民衆そのもの。
・国家は特殊な権力組織で、ある階級を抑圧するための暴力組織ーこの暴力組織を打ち倒せるのはプロレタリアートだけ。ブルジョアの搾取がなくなれば国家の存在する意味なんてなくなる。
・勤労被搾取労働者を団結させることができるのもウチラだけ。国会前でスーツ姿で来ている人がいるとうれしかった。オフィスの人は孤立しがちで、資本に寄り添っていないといつ首になるかわからない。中途半端な立場にあると団結できない。それでも、その人たちと団結できるのはわたしたちだけ。
☆討論
・選挙キャンペーンについてどう思うか?
M:落選運動はいいと思う。落選運動をしながら人に話していく
Y:選挙まで何を具体的にするのかで悩む
H:選挙では自分たちの代表がいない。
N:労働者評議会の代表と違って、政治屋を選ぶしかないから。
H:政党は利権集団の代表でしかない。
W:創価学会はあてにならない
K:安倍は詐欺。でも中国が資源をとろうとしている。
H:資源といっても、自分たちのものというより、資源を扱う企業の利益になるだけ。
N:この国は資源がないからといって、原発についてもごまかす。
T:国会ではこのどさくさに医療法も民営化に改悪された。
O:大学はすでに民営化された。
H:だいたい教育の中で大事なことを教えない。
N:道徳の授業って秩序をいじするためにつくられたし。
S:だいたい、戦争って大企業が儲けるためにやる、アメリカをみればわかる。
H:イラク戦争の総括をアメリカも日本もあいまいにしてる。
みんな:正しい戦争なんてない!!
H:戦争はやだっていっても、まわりに「蛍の墓」は見たくないという人多い。できるだけきれいなものがいい。人を信用しない。人が怖い。仲間を増やすっていうのは、そういう「勤労被搾取労働者」から信頼をかちとっていくということ。
今回は男性の参加者が多く、この間の状況から論議も活発になった。選挙ではなくて何をやるのか。
これまでもずっと闘い続けてきて勝ち取ってきたものがそれぞれにある。アメアパという拠点、エスクの拠点。
たみとやの拠点、基盤は作ってきているし、仲間を増やし、自分自身をさらに鍛えていけばいいのではないかと思う。
学習も行動も充実してきた。
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