2015年8月(5)

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8月30日(日) 
8.30国会包囲
プチ労その64「国家と革命」第二回 
8.30国会包囲 

   
   
   
   
プチ労その64「国家と革命」第二回 

参加者:10人(初参加1名)
メニュー:チャナ豆とチキンのカリー、南インド風かぼちゃのザブジ、きゅうりのライタ、ゴーやのカレー佃煮(レシピはこちら) 選挙権をもったムギタ20サンキューケーキとお酒、岸田さん差し入れコーヒーゼリー&梅酒の梅ゼリー

◎今回 「国家と革命」第二回(なおこさん)

第1章        階級社会と国家

3.    被抑圧階級を搾取する道具としての国家

4.    国家の「死滅」と暴力革命

   
   
   
   
   
   
   
   


まとめ:
本日の国会包囲を踏まえて、レーニンの言う「国家と民主主義、そして革命」について、労働者を分断し考えさせない、引継ぎの時間さえない今の職場の状況と労働組合の意味など引き寄せて議論できたのがよかった。

●「国家の意志」を感じたこと

N「辺野古でどうあっても国が着工したとき、原発やめろと20万人が国会に集まっても大飯原発を再稼動したとき、福祉作業所:街の仲間が“反戦運動が詐欺だ”と逮捕されたとき、私達の国家ではない、その意志を感じた」

Sa「そんな話を聞いたとき、特権階級だけを利する国なら、デモでもなんでも反対していいんだとスコンと腑に落ちた。」

N「そう、“富の無制限の権力は民主共和政でいっそう確実”」

●「選挙権」があるのにこの国がひどいのは何故?

T「議員は政治をやり、選挙民は経済・生活をやると分かれているから。選ばれていることを忘れる。一方、ロシア革命史でやった、労働者が発明した“ソビエト”は、“街頭と議会の中間”。工場で街頭のような議論の末、一緒に働く仲間を代表に選ぶ。だから代表は選ばれたことを忘れない。労働者の意志を代表しなければ、いつでも同僚に代われる。」

M「ソビエトって、直接民主主義」

N「チリのアジェンデ政権は、確かに選挙で選ばれたが、すぐひっくり返されたのは、“政治家にやってもらおう”ということの限界だったのでは」

●「民主主義」って何だ??

N「今、民主主義は“民が主になるという思想”ではなく、まさに“多数決で決めれば平和も戦争もある”という方法“。」

M「シールズも“多数決で独裁者を決める制度をもった覚えはない”と言っていた。」

●デモでなにが変わるのか?

Sa「今の政治についてテレビに怒る夫が“そうはいってもデモで何が変わるのか?”でも、やっている店で出会う人の反応が変わってきた。以前は“デモなんてえらいですね”、今は“私も行かなくていいのかな”という表情。」

TMの投書から1ヶ月。今日の東京新聞の社説は“デモの民主主義が来た”」

N「たしかに“自分たちで決めよう”になってきた」

Sh「今日、国会前で日教組の先生達が“二度と子供たちを戦場に送らない”、郵政の労働者たちが“赤紙は配らない”と横断幕を掲げていた。日刊ゲンダイの言う“安倍の嘔吐・吐血”は、JR会長と会食していた時。その直後に国鉄解雇撤回を最高裁が棄却した。安倍も労働者が協力しなければ戦争できない。だから、デモで一緒に声をあげるとともに日常の職場で労働組合を作り広げるのが大事。」

●「引継ぎ」の時間もない職場

Yu「養護施設の職場で話す時間もない」

Ya「イトーヨーカ堂では、シフト間の引継ぎは文書だけ。話す時間を作らせない」

K「看護師の娘はほんとに同僚と話す時間がない」

Si「美濃部都政の時は、目黒区職も組合員のためによく活動していたが今はだめ」

T「今、有料老人ホームで人手不足の上に薬の管理まで介護士に押し付けるので休憩時間もとれない状況に職場全員が抗議に立ち上がっている」



◎レジメ:





 8月29日(土)
 西武百貨店池袋本店は、Kさんの雇い止めを撤回しろ!
 
   
   
   

西武百貨店池袋本店に務める女性労働者が、全く許せないいいがかりで8月31日をもって雇い止めを強行されようとしています。
私たちは、(株)そごう・西武に対して雇い止め通告の撤回を申し入れ、3回の団体交渉を行いましたが、西武池袋本店の人事部長と代理人弁護士らは全く不誠実な対応に終始し、問答無用に職場から排除しようとしています。
非正規なら何をしてもいいのか! セクハラ・パワハラを訴えていた女性を逆に雇い止めするなどという非道は断じて許せません。
以下、この間の経過とともに、西武による雇い止めの撤回を広く訴えるものです。

...

◆契約社員Kさんに濡れ衣を着せ、8月末での雇い止めを通告!
 Kさんは、西武池袋本店レストランフロアの案内係として4年近く働いてきました。半年ごとの契約更新を8回も繰り返しているベテランです。ところが7月16日、西武池袋本店は、いきなり彼女に8月31日付での雇い止めを通告してきました。
その理由は、①「職場の秩序を乱した」②「服装の乱れ」③「就業期間中に会社のパソコンでネットを使 い商品を購入した」④「欠勤・遅刻」というものです。
 しかし、いずれの理由もKさんにはいずれも全く身に覚えがないいいがかりです。Kさんが東京北部ユニオンに加入し、団体交渉で雇い止め通知の撤回・9月1日以降の雇用継続を求めています。

◆「就業時間中にネットで商品購入させた」?ありえないいいがかり
 団体交渉で、会社側代理人弁護士は、雇い止め理由に「物的証拠はない」と認めました。
「アルバイトに命じて業務時間中に楽天ネット通販から商品を購入させた」と解雇理由書で断定しながら、何の商品を買ったのかすら示すことができません。そんな事実などどこにもないのです!
カード履歴に楽天での購入の記載などないことを示し「では何をどのように購入したのか。不可能ではないか」という組合側の追及に、人事部長は「わからない」と答えるだけ。会社側代理人は「では解雇理由書を書き換えればいいのですか」と恥ずべき居直りに終始。全くありえないいいがかりです! 会社はKさんの名誉を傷つけたことを謝罪するべきであり、まして雇い止めなどありえません。
 それ以外の雇い止め理由も、都合のいい「同僚の証言とメモ」だけに依拠したもので、Kさんはそれらの理由でけん責などの処分を受けたこともありません。一事が万事、Kさんを陥れるいいがかりなのです。

8月28日の第3回団体交渉では、西武を利用するお客さんが参加して、「Kさんの接客は如才なく何の問題もなく好感がもてた」「こんな証拠もないことで解雇なんてビックリしました。従業員を大事にしない西武が、お客さんを大事にするわけがないです」と人事部長に向かって発言しました。
西武池袋店はこの声を真摯に受け止め、直ちに雇い止めを撤回すべきです!

◆すべてはセクハラ・パワハラの「内部通報」を逆用した職場からの排除
 すべての始まりは、昨年9月からKさんへの職場ぐるみでのセクハラ・パワハラが横行し、その頂点として、上司はKさんに産業医の診断を無理やり受けさせたが、診断は「問題なし」。
たまりかねたKさんが今年1月に「イエローホイッスル」という会社が設置した内部通報制度を利用して訴えたことです。実名をあげての告発に対し、本社法務部は店舗人事部に加害者からのヒアリングを行わせて「そんな事実はない」と報告させただけで、Kさんには「店舗人事と相談を」と電話しただけ! そして今回の会社がグルになっての追い出しです。
「イエローホイッスルを使ったらあなたが追い出される」と忠告を受けても「まさか」と会社を信頼したKさんの思いは裏切られました。

◆会社と御用労組支配をぶっとばそう
 「イエローホイッスル」は「会社不満分子発見器」と言われています。こんなものは、会社べったりの御用労働組合の協力なしにはありえません。実際に、西武百貨店の労働組合が所属するUAゼンセンは、改憲と徴兵制を推進しています!
 こんなブラック企業と労働組合のあり方を職場から変えましょう!
Kさんの雇い止め撤回の声をあげてください。 私たちユニオンに加入してたたかいましょう。

いつでも東京北部ユニオンに労働相談の連絡を下さい!



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