参加者:13人(うち初参加2人、引き続きスカイプ参加1人、2歳1人) 中高年:青年=7:6 地域:それ以外=11:2
メニュー:春のパエリア(うど、新牛蒡、菜花、タラの芽、こごみ入り)とトルティーリア
内容:
1.Movie:国家の暴力と闘う「迎賓館・横田事件裁判29年の闘い」ビデオ15分
2.Report & Talk All
第1章「ブルジョアとプロレタリア」
①「社会の歴史は階級闘争の歴史」(40p~44p:なおこ)
②「ブルジョア階級は歴史において革命的な役割を演じた」(45-51p:しょうこ)
③「ブルジョア階級の発展につれプロレタリア階級も発展する」(51p~57p:はなこ)
④「プロレタリア階級のみが革命的な階級」(57p~61p:むぎた)
第2章「プロレタリアと共産主義者」
⑤「共産主義者はプロレタリア一般とどんな関係か」(62p-68p
まりこ)
⑥「共産主義への非難は精神的生産物にも及ぶ」(68p-72p
ゆい)
⑦「共産主義への思想的非難は検討に値しない」(72p-76p
つよし)
(第3章は、1847年までの「社会主義の歴史」、
主に「ブルジョア社会主義」なので省略。各自に読んでもらう)
⑧第4章「万国の労働者、団結せよ!」(95p-98pbyしょうこ 今回)
⇒「共産党宣言」おわり
レジメ
まとめ:
共産党宣言を交替のレポーターで一年やってきた最後の討論も面白いものになった。
「人間が人間らしく生きられる社会を私達自身が主体となって創ろうよっていうのが革命運動だと私は思っていて、この本でいう共産主義革命はそれのこと。その意味で、ここにいる皆さんが革命家だと私は思っている。」というレポーター。
初めての参加者で、チェルノブイリから反核運動をされて、憲法カフェや高江の映画を上映もする出会いの場を作り、今は無農薬の自家農業をされているOさんと太郎ボランティアから一緒にデモに参加しているHさんからは、「よくわからないが漠然と、新しい共産主義というものが必要?」「言っていることの多くがいいとも思うのだが、すりこまれているからか”暴力的に”というところとか」‘共産主義、というものへの違和感‘が話された。
それに対して常連からは、
「今、これだけ生活が苦しくなっているのをなんとかしたいしすべき」
「中国やソ連はどうなのよとも思うけど、今、誰もかれも安倍に怒っているのに、なんともできないことにすごいいらだちを感じる」
「暴力革命といっても、国家がやっていることこそ暴力ではないのか」
「私は労働者階級というより生活者としておかしいことはおかしいと言っていきたい」
「私は以前から共産主義や共産党がわりと身近なものと感じてきた」
「最初そうでもなかったんだけど、第1章をやって、やはり今の社会じゃという”証明”みたいのができて、第二章で誰がということがやはり労働者だと思った。この間、反原発や反秘密保護法など自分がやってきたことも考えあわせると自分もそういう意味で共産主義者かもしれない。労働者には力があるのだからそれが自覚できれば変えられると思う」
「それを自覚するには、”気づき”のためにもっともっとやっていかなくては。」
といった自分の足元からの発言が次々でできた。
「気仙沼近くではマンションや住宅が建てられているが、仮設から出れない人はそこにも入れない人たちで、そこにも格差が出てきてしまっている」というレポートもされた。
レポーターが言っていた共産主義者は①労働者の現状を聞き取り②世界の現状を暴露し③行動する、これを繰り返していくことで共産主義者自身が鍛え上げられ労働者蜂起の日をたぐりよせるということ。
①から③を実際にご自身も実践し運動を作ってきた方でも”共産主義の違和感”を話されること。
むずかしさも感じるが、でも、そこをもっと話していくことの必要と、プチ労で勉強してきた仲間たちの変化とを感じられた。
そういう話し合いの場を持てたこと自体、希望だと思った。
<今後>
●3月22日プチ労59:「プチ労で読んだマルクス“共産党宣言”」
―みんなのレジメをもとに手製パンフを作成中(by つよし)。全体をふりかえり。
☆日本の現状を踏まえて、「共産党宣言」に必ずしも明確ではない「国家とは何か」、それに対する「革命」って何かを考える手がかりに、マルクスを踏まえロシア革命を実現したレーニンの「国家と革命」をレポーター方式でやろうか。
テキストは「レーニン 国家と革命(『国家と革命』研究会)」@500円
―「共産党宣言:59p」より長いが、第1章「階級社会と国家:28p」、第3章「パリコミューンの経験:35p」、第5章「国家死滅の経済的基礎:33p」はやりたい?☆
●4月26日プチ労60:ロシア革命史(前置きとして、「国家と革命@1917年8月」がどういう時に書かれたか。「共産党宣言@1847年」からの前史を含め「レーニンと労働組合」を踏まえて。 By つよし)
●5月24日プチ労61:ロシア革命史つづき?
●6月28日プチ労62:「国家と革命」第一回
3. Appeal 3.11反原発福島行動@郡山市
&アミーユ・ダイエー労働者の闘い
4.Eat ひな祭り風パエリア&トルティーリア
5.Schedule
3.1(日) 13時半 ビキニデー@杉並
3.6(金) 18時半 北部春闘集会@豊島区民センター
3.8(日) 13時 No-Nukes-Day@日比谷・国会前
3.11(水) 12時 反原発福島行動@郡山市
3.15(日) 13時:被爆労働拒否をたたかう動労水戸支援共闘結成集会
3.16(月) アミーユ団交#8
3.18(水) 13時 ゆひまるデッチアゲ裁判判決@東京地裁
19時:プチ労スタッフミーティング
3.22(日) プチ労59
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