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 11月29日(日)
プチ労その67「国家と革命」第五回 
 

プチ労その67「国家と革命」第五回
参加者9人(初参加1人)青年:中高年=5:4 地域:それ以外=6:3
メニュー:牛筋のユッケジャン、三里塚さつまいものジャン

第3章 国家と革命。1871年のパリコミューンの経験。マルクスの分析
(4:国民の統一を組織すること、5:寄生体としての国家の廃絶)レポーターゆいさん...

<まとめ>
〇何が「革命」を創りだし、「革命」は何を創り出すか。
パリコミューンの意義を総括した第三章の後半をレポートし彼女は言った。
「革命って、人権のこととかと思っていたけど、“コミューンの真の秘密は、労働の経済的解放を達成する政治形態”とあるように、”人のためのあらたな経済“を創り出すことが核心なんだ」
そして、「コミューンは自然な人間の生活の形態として発生という感じもし、今暮らしている制度があたりまえではないとあらためて思った」
彼女が今までのプチ労で考えてきたことも踏まえて、すっと伝わるまとめで、“人を踏みつけにする現代資本主義”と“それに対抗するコミューン”をめぐって、いい議論になった。

〇引き継がれるコミューンの歴史
U「パリコミューンは2ヶ月でどうつぶされたのか?」
T「プロイセンと卑劣な同盟をした共和政府に最後は負けた」
N「しかし、コミューンは日本でももっと古くからあった。1400年代の山城国など」
T「コミューンは引き継がれている。1917年に工場・兵士・農民ソビエトによるロシア革命だし、1980年にはお隣の韓国で光州蜂起。」
N「パリコミューンは歌い継がれる“インターナショナル”を生んだが、光州蜂起は“ニムのための行進曲”を生み、今日現在、ゼネストで闘う韓国民主労総に歌い継がれている」
T「さらに、2006年、HNが居たメキシコのオアハカ市では、賃下げ・解雇に対する教員労組のストに始まり、住民とNAFTAで土地を失った農民、サパティスタが共闘した“民衆評議会”が6ヶ月間市を占拠した。」
HN「サパティスタは山村で自給自足をしているが、オアハカ市という都市の闘争では、やはり労働組合がその機能も含め中心になって引っ張った」
E「えー!2006年なんてつい最近だ」
T「パリコミューンとほぼ同様に、オアハカコミューン(APPO)は、メキシコ政府軍の虐殺で最後は終わりをつげたが、オアハカ教員労組は闘い続け、1昨年の11月集会に登場した米カリフォルニア教員労組も立ち上がらせた。」
S「レーニンなんてはじめて手にしたが、コミューンっていいと思う」

〇コミューン:「労働者中心の社会」
N「Sさんが“音楽の仕事で食えない”ということだが、「労働者中心の社会」でこそ価値を持てる?」
T「以前、プチ労で試算をした。今の日本の実際の生産を前提に、資本の搾取を社会の共有に振り向けると、働ける人が週3日働けば、社会の医療と教育と家賃を無料にして、働けない人への年金をまかなった上で、十分暮らしていけると試算できた。その上で、残りの週4日に音楽活動で生み出すものが社会的にも新たな価値になる。」
*試算⇒プチ労その48
http://tamitoya.web.fc2.com/diary-2014-3-3.html#petitrou48

〇人を踏みつけにし続ける資本主義
T「同時に、膨大な無駄があることも試算で見えてきた。」
HD「いらない仕事が多い。例えば、服飾で、販売の仕事はいるのか。創った人が自ら売っていくというよな形がいいのでは。一方、今は、NTTの子会社で働いているが、見渡してみると、NTTは膨大な子会社群で何から何までやっている。とにかく大きくなろうとして、何でもつくって何でも売るし、働いてい居る人に目が届かなくなる」
HN「アメアパも同じだ」
N「トヨタで過労死が出ても、かまわないどころか隠蔽しようとする」
UI「一方で、介護、医療など人が足りない」




   
   
   
EIkoさん栽培の唐辛子差し入れ
 11月27日(金)
 東京北部ユニオン西武百貨店団交#4
 東京北部ユニオン:
「西武百貨店は雇い止め撤回せよ!」署名を引っさげて第4回団交
13ページにわたる悪辣無内容極まりない「雇い止め通知書」を1ページから逐条追及!「認識くん」弁護士もタジタジ!

   
 11月26日(木)
 たみとや初の盗難:たみとやよりお知らせ
 

たみとやよりお知らせ
10月22日に店内にて福島カンパを11月26日に店頭でコートを盗まれました。
カンパはもちろんのことたみとやの商品は地域のみなさんより反原発反失業そして反戦の活動に対する心のこもった支援であり、それを盗むということは単に金品を盗むということではありません。
ご寄付いただいた方には大変申し訳ありませんでした。
今後は十分に気を付けていきたいと思います。
盗んだ方へ:
事情があったかどうかはわかりませんがたみとやの趣旨について
今一度ご理解いただきたいので是非話をしに来てください。
たみとや店主



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