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 1月31日(土)
 りんたろう亭:バクさん29年の闘いビデオ作成打ち合わせ
 
   
   
 
メニュー

動労物販干し椎茸と昆布の含め煮
動労物販ひじきの炒め煮
鶏団子鍋 
アスパラのベーコン巻
にんにくの芽と豚肉の味噌炒め
野菜の甘酢漬けbyたみとや店長
 1月25日(日)
 りんたろう亭:プチ労その57-共産党宣言第7回「革命」
参加者:8人(うちスカイプ参加1) 中高年:青年=4:4 地域:それ以外=5:2
メニュー:ハナコとヒデの台湾みやげ薬膳鍋「焼酒鶏(ショーチューケイ)」と三里塚さつまいもの中華煮と三里塚人参の中華風炊き込みご飯

<東北の生コン労働者、初!スカイプ参加で力をもらい、私達は“革命の準備”をしてるんだと実感したプチ労>

遠隔地で仕事をしている青年Hプチ労初のスカイプ参加

復興のために東北で生コン労働者として働く彼は一段と成長した姿をみせてくれた。 

復興と言っているが期限をつけられ、人がオリンピックで東京にいてしまい、人手不足で仕事がはかどらないのに、期限を過ぎると仕事は打ち切られてしまうという生々しい現実を語った。仲間と話しをずっとして年末の選挙で全員が各地方から住民票を取り寄せて不在者投票をした。 

一緒にテレビをみていると今回のイスラム国のテロ行為にやっぱ、イスラムはおかしいといった感想が出る中で、どうしてこういうことがおきるのか、イラク戦争はどうだったのかを話していったそうだ。 

彼は「みんなで一緒に生活してるから言えるっていうのもあるけど、職場で話していくの大事だな思う。労働者になって変わった。」と言ったが、寝食ともにしながらの労働組合の原点を見たような気がする。 

原発事故以前からずっとプチ労で一緒に学んでデモに参加してきた彼が、原発は労働の問題ではないかと言っていた彼が労働の現場に入って教えてくれた。 

前にレポーターしながらMくんが言った「民主主義を、奪われたすべてのものを奪い返すんだ」が、今日のマルクスの「労働者革命の第一歩は、民主主義の闘いに勝つために、プロレタリア階級を支配階級の地位に高めること」の“民主主義”の意味だと思った。 

「共産党宣言」の「革命後の社会での分業の廃止」にからんで、「生コン現場では、みんながお互いの仕事知ってて、そんなに分業ってないんです」ていうHくんの発言も印象的。 

悩みながら、時になかなか変わらないまわりにトーンダウンしながら、でも確信してきたものをこの場ですりあわせながら、

今日の共産党宣言第二章の終わり「革命」を学びながら、私たちは革命の準備をしているのだとはじめて思えるプチ労だった。 

なかなか動かない現実のなかでも、自分をつきうごかしたあの感動を思い出そう!Tは呼びかけた。 

なかなか動かない現実だからこそ、さらに踏み込んだ学習と議論が必要だと思った。 

一人が感動して動いたことが沢山の人をまた奮い立たせたことを思い出そうと話した。今日も沢山の力をもらった。



れじめbyTsuyoshi






れじめの補足説明:

1.「共産主義の原理」は、エンゲルスが「共産党宣言」の草案として問答形式で書いた。

 

2.「労働者革命の第一歩は、民主主義の闘いに勝つために、プロレタリア階級を支配階級の地位に高めること。」-「共産主義の原理」問18-「民主主義は、私的所有を直接に侵害しプロレタリアートの生存を保障する一層徹底した方策を遂行する手段としてただちに利用されなければ、プロレタリアートにとってまったく無益なものとなるであろう。」

 

ここで言う「民主主義」は何か?

 

年末、首相官邸前でSASPLEの学生たちは「民主主義ってナンだ」と叫んだ。Mくんはプチ労望年会で「なんとなくの民主主義は終わった。来年は“路上の民主主義”だ」と言った。

 

民主主義のひとつの定義は、「均質な主体の自由な討議で真理を明らかにすること=自由民主主義」自由民主主義はまさに最低の投票率を生んだ今の政権の名前。

 

もともと、民主主義―デモクラシーの言葉は、ギリシャ語の「デモス=民衆」と「クラシー=支配」“民衆の支配” ギリシャ市民から見れば、民衆が武装し暴動を起こした状態で忌避すべきものだった。

 

その民衆の武装、抵抗、暴力を封じ込めてきたものが近代国家。暴力の一番大きな階級と階級の対立を隠蔽するために暴力の国家への一元化を行った。そのかわりに暴力がなくなったのではなく、20世紀が総力戦の世紀であったように、国家同士の暴力が史上最大になり、それは21世紀になってもイラク戦争などずっと続いている。

 

その総力戦の前提は、国民を軒並み動員できる「国民の均質化」で、民主主義の前提と同じ。均質化した国民はファシズムに進む。

 

だから、政治への想像力をなくし最低の投票率を生み出す自由民主主義を打ち破り、「ほんとの民主主義を闘いとる」というのは、Mくんが以前にレポーターとして言った「われわれは、奪われたすべてのものを取り戻す」こと。

 

 

3.「プロレタリア階級は、その政治的優位を利用して、次第に、すべての資本をブルジョア階級から奪い、すべての生産手段を国家の、すなわち支配階級として組織されたプロレタリア階級の手に集中する。そして、生産力の総量をできるだけ早く増大させる。」

 

ここの下線部分は、そういう国家を消滅させていくために、レーニンが後に「ブルジョア国家の代わりにプロレタリアが打ち立てる国家の定義」としたもの。

4.「プロレタリアートが、ブルジョアジーとの闘争のあいだに、その暴力的環境のなかで、自らを階級として組織させられ、革命によって支配階級となり、暴力的に古い生産関係を一掃するなら、それとともに、プロレタリアートは、階級対立の存立条件と階級そのものの存立条件を一掃し、それによって、階級としての自分自身の支配を廃止するだろう。」

 

下線の「暴力」の言葉は、岩波文庫訳とかでは、「強力」などという日本語ではない訳になっているが、エンゲルスの英語訳では、「Force」スターウオーズのフォースの力と同じ言葉。


   
   
   
   
   
   
 1月24日(土)
 たみとや:うれしい雛人形
東京北部ユニオン旗開き
 

たみとや:うれしい雛人形

”アベたおせ集会”に一緒に行ったYさんから、
たみとやで、お母さんのために購入された雛人形を
飾りつけた写真と
うれしいメール♪
「ありがとうございます 夢中で飾りました。...
飾りつけ合っているかな?
母、帰ってきてどんな顔するか 楽しみです!
きゃー嬉しい ご報告まで
人 素敵なものとの 出会いに感謝致します。」

それに、お手製のおいしいブルガリアパンの差し入れ♪
その後、あらたに雛人形のご寄付♪

   
   
 

東京北部ユニオン旗開き

りんたろう亭差し入れは、三里塚大根を使った闘う韓国労働者の”開城大根煮”
⇒レシピhttp://www.mindan.org/cook/kiji/ryouri11.php

   
   
   



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