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8月24日(金)

外注化阻止!

動労千葉:われわれはかく闘う 8・28ストライキへ/動労水戸: 8・24検修部門外注化反対 第一波スト

外資系企業との団体交渉へ(西部ユニオン)

8・24文科省前/首相官邸前(NAZEN)

外注化阻止!

動労千葉:われわれはかく闘う 8・28ストライキへ

 

 

強制出向差し止め訴訟に立ち上がろう
  われわれは10月1日強行を絶対に阻止する。そのために全力で闘いぬく。8月28日には外注化提案の撤回を求めて検修職場で働く全組合員がストライキに起ち上がる。この日、外注化・強制出向差し止めを求めて、動労水戸・動労連帯高崎の仲間とともに集団訴訟(仮処分)を提訴する。
  民営化だ、外注化だ、分社化だ、あっちの会社に出向だ、こっちの会社に転籍だと、労働者の雇用や権利が企業の都合一つで好き勝手に破壊されていいはずはない。労働者がどんどん非正規職に突き落とされ未来を奪われていく。労働組合がそれを全部認めて労働者を売り渡す。こんなことは絶対間違っている。この仮処分申請(緊急の判断を求める裁判)は、こんなことが当たり前のようにまかり通っている現実への意義申し立てである。数十名の労働者が外注化や強制出向の差し止めを求めて本格的な争いを起こす闘いはおそらく初めてのことだ。これは画期的な意味をもつ闘いだ。外注化を止めよう。そのために訴訟に加わって共に闘おう。

偽装請負の極致!
  今日、京葉車両センター・小林君が派出検査や仕業検査の訓練を拒否して三度目の指名ストライキに起ち上がる。一体なぜ、「仕業検査は一括委託する」と提案したその日に「仕業検査の訓練をやれ」という業務指示が行なわれるのか。委託・外注化するということは、「仕業検査業務はJRは今後は携わりません」ということだ。こんな提案をしておいてなぜ訓練をするのか。やっていることがデタラメすぎる! 「臨時仕業はJRでやる場合があるから」と支社は言う。「臨時」とはどこからどこまでのことを言うのか? 結局、委託と直営の区分など無いに等しいものになる。だったら今回の業務委託とは一体何なのか?これは偽装だとか偽装じゃないとかそれ以前の問題だ。要するに業務と労働者を下請け会社に放り出すことだけがあって、後はJRが好き勝手にやろうというのだ。まさに偽装請負の極致だ。こんなことを絶対に認めてはいけない。(日刊動労千葉7358号)

当日の行動

 9時 DC会館に集合。千葉労働局に対する偽装請負の告発、要請行動を展開する。

 13時30分 東京地裁前に集合。東京地裁に対して外注化ー強制出向差し止め仮処分申請をおこなう。

申し立て後、弁護士会館で報告集会 終了後記者会見

動労水戸: 8・24検修部門外注化反対 第一波スト

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外資系企業との団体交渉へ(西部ユニオン)

北島邦彦の「すぎなみ未来BOX」から転載

NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)の仲間である青年労働者に、「即日解雇」の通告がありました。この青年労働者、外資系企業の非正規労働者として働いてきたのですが、突然の事業縮小のあおりで解雇されるというのです。しかも通告のやり方が尋常でなく、いきなり口頭で「明日から来なくていい」的なことが言われており、アメリカン・スタイルと言えばそうなのかもわかりませんが、いかに外資系企業といえども、こんなことが通用していいはずがありません。東京西部ユニオンとして、さっそく団体交渉に向けた準備に入りました。この青年労働者の話によると、おそらく解雇対象者になっているであろう同僚の非正規労働者は、「(会社は)私たちのことはどうでもいいと思っているのね」と静かに怒りを表わしているそうです。これはどこかで聞いた言葉だ!そう、福島の人たちの政府・東京電力に対する怒りの言葉と同じです。資本―国家権力の本性なのだな。新たに労働組合員として闘うことを決意した青年労働者は、みずからの闘いの困難性を見すえつつも、職場の団結をつくりだすことをめざして歩み始めました。東京西部ユニオンとしても、全力をあげてともに闘いたいと思います。

8・24文科省前/首相官邸前(NAZEN)

 

 

 

 

 

★友人と参加したSさんの報告:「おはよう!昨夜の報告 金曜集会は、官邸前の点から、面が霞が関に広がる予感あり。あちこちでアピール。

 

8月23日:中華粥定食

干しシイタケと木の実などの粥

残り物豆腐のトウチジャン蒸し

トウミョウトアスパラの炒め

鶏胸肉とにんにくの芽の炒め

ピーマンの黒酢炒め

8月19日(日)
りんたろう亭:プチ労その30「マルクス賃労働と資本”搾取の仕組み”」

●参加者:13人 中高年:青年=5:8 地域:それ以外=8:5

●メニュー:チャナ豆チキンカリー、冬瓜のザブジ、オクラのザブジ +Akiyoさんのトウモロコシと豚肉のビルマカレー(甘くてうまい!)

●内容:

☆マルクス「賃労働と資本」3章“搾取の仕組み”

「労働者は労働力と交換に生活資料をうけとるが、資本家は生活資料と交換に労働者の生産的活動、創造力をうけとる。労働者は、この力で彼の消費するものを埋め合わせるだけでなく、蓄積された労働に対して、それが前にもっていたよりも大きな価値を与える。しかし、ほかならぬこの貴重な再生産力を、労働者は生活資料と交換に資本にゆずりわたしてしまう。この力を失ってしまう。」

○図表「搾取の現況」 〜いったいどれくらいの搾取率(資本のもうけ÷賃金)なのか?
・ユニクロの搾取の種本がユニクロからの恫喝裁判にあっている
・個々の資本と社会全体

★みっつの論点⇒なにげない労働者の大事な労働が評価されないこと

1.“価値どおりに売買する正当な取引”による搾取(価値法則)

○価値どおりとは。

⇒「賃金」の章をもう一度
・商品の価格は生産費、つまりその商品に費やされた労働時間で決まる。(=価値法則!)

・世界で何億人もの労働者は、生きて繁殖していけるだけの賃金をもらってはいない。しかし、生産費や商品の価格の決定と同様に、労働者階級全体の賃金は、その生存と繁殖に必要な商品の“価値どおり”であるこの“最低限”に落ち着く。

○“価値どおりに賃金を支払って雇った労働者の労働で生産した商品を価値通りに販売して利潤を得る”⇒支払いをせずに得た利潤 一銭の元手もかけていない。それを繰り返して資本は大きくなる。

○でも、「正当」なので大手を振って資本は進む。みなも「正当」だと思う。「会社あってなんぼだ」「いい仕事も会社がなければできない」

○法定内の8時間労働だけをしている正規社員が搾取されていること

2.闘争がなければ労働は価値以下に⇒“価値”を生まない労働があるのか?

○人間の労働はすべて価値を生む。しかし、資本の剰余価値を生まない労働は評価されない。資本を増やさないものは切る。
⇒なにげない労働者の大事な労働が評価されないこと

3.今、利潤率が低減してきた結果、資本の搾取が眠ってる間も社会中にも拡大、労働は“価値以下”に。

―Occupy、非正規、原発労働、そして「20万人」をつなぐもの
○非正規:正規=4:6 非正規雇用の問題がすごい。工場法(=産業革命期に工場労働者、特に幼年労働者・女子労働者の保護を目的として制定された法律。骨子は労働時間や深夜業の規制⇒8時間労働制)以前に戻ろうとする

○原発労働には非正規雇用の問題点が凝縮。被曝線量の上限を越えた労働者を取り換え、切り捨てる市場原理が深く進行。多層の下請け構造で、ピンハネ=中間搾取と健康管理の責任回避。

○問題は非正規の「正規までの改善」ではなく、非正規の告発を通じた「搾取」の廃絶。なにげない労働者の大事な労働を評価しあえること

●議論:「辞めたくても辞めさせない」Mくんがバイト先と闘った話。S子H子の「システムで人を切っていく近未来のような職場での闘い」の話。

★反原発運動の現局面:20万人が立ちあがった。どう捉え、どうしていくのか?
⇒社会のありかた全体が問われる局面。“労働者の運動”

「基地も原発もねっこはアンポ」ムービー(15分)
⇒沖縄と原発労働者と世界の労働者(非正規も正規も)と連帯。
これらすべて取りかかっていること。

●議論:Hさん「今の領土をめぐる中国・韓国との話をどう考えるのか?」

⇒Mくん「原発をそらす策」

Sさん「そも領土といっても誰のものでもない。国境はないということ。原発の運動からもそう思う」

S子「領土で怒る若者のほんとの怒りはちがう」

Tya「怒っている知り合いの若者も”俺も実は在日なんだ”。そも国を越えている」 

 

 

★スケジュール: 毎週金曜日18:00首相官邸前(随時)
9月9日(日)  11:00開会 @沖縄県宜野湾市海浜公園多目的ひろば
オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会
9月16日(日) 14:00開会 @大阪中之島公園・女神像前 
橋下打倒集会・デモ 
9月23日(日) 19:30 @りんたろう亭  プチ労その31

 

Akiyoさんのトウモロコシと豚肉のビルマカレー(甘くてうまい!)

初登場Hさん

久々登場Takuya&MAyumi

冬瓜のザブジ

オクラのザブジ

Happy Birthday Ms.Shiina

Danketsu!!!

8月18日(土)
東京北部ユニオン全体会(動画2分

 

 

 

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