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8月12日(日)

『ユニクロ帝国の光と影』恫喝訴訟 元社員・現役社員はご協力を!/MyNewsJapan

動労千葉: 厚生労働大臣あてに偽装請負の違反申告を提出

新日本窒素労働組合:1968年組合大会採択「恥宣言」

『ユニクロ帝国の光と影』恫喝訴訟 元社員・現役社員はご協力を!/MyNewsJapan

↑プチ労の種本のひとつ

 サービス残業や長時間労働など過酷な労働実態を綿密な取材に基づき指摘した書籍『ユニクロ帝国の光と影』に対し、日韓で出版差し止め訴訟まで起こして「なかったこと」にするつもりのユニクロ。法廷にさまざまな証拠類が提出された結果、当初27ヶ所を問題視したユニクロだったが、うち21ヶ所は認めざるを得なくなり、残った争点は6ヶ所だけに絞られた。ただ、取材先の社員を守らねばならないことから証拠が不足しており、このままだと事実がねじ曲げられる形で敗訴に終わる可能性もある危機的状況だ。本当の実態を知っているのはユニクロの元社員・現役社員のかたがただけ。ぜひ正確な事実認定が行われるよう、著者の横田増生氏へのご協力をお願いしたい。

2011年3月23日 『ユニクロ帝国の光と影』(文芸春秋社)発売。
2011年4月14日 ユニクロが「通告書」を文芸春秋社に送付。
2011年6月 3日 ユニクロが27箇所の事実関係の間違いが名誉毀損として、2億2千万円の損害賠償(うち弁護士成功報酬6千万円)と出版差止め、発行済み書籍の回収求め文芸春秋社を提訴、記者会見を開く。
〜2012年7月末 準備書面(文春側が4通、ユニクロ側が4通)と、証拠書類を双方が提出。次回は2012年8月31日までに証拠を出し、9月6日に裁判所で打合せ。2012年度内に一審の判決が出る見通し。

8月上旬現在の状況としては、当初27ヶ所あると言っていた事実関係の嘘のうち、21ヶ所についてはユニクロ側が「争わない」ことに同意し、争点は残り6ヶ所だけに絞られました。国内3、海外3です。
なぜ21ヶ所も落としてきたのかというと、国内で取材に応じてくれた元社員が陳述書を出してくれたことと、中国で取材した際に工場関係者から受け取った名刺や、現場工員に書いてもらった実名を提出したことで事実関係が裏付けられ、ユニクロ側も、認めざるを得なくなったためです。取材ノートも提出しています。

国内の3点については、162〜164ページの以下の記述が争点です。

1.現在でも、店長職の従業員に月300時間超の労働があること
2.タイムカードを押してから就労を続けるサービス残業があること
3.サービス残業をうすうす知りながら本社が黙認しているであろうこと


海外の3点は、浙江省寧波の申洲工場での4人(営業マン1、女性工員3)の証言(197ページ〜)についてです。こちらはユニクロ側が、かなり苦しい反論をしています。

1.営業マンが、ナイキやアディダスと比べてユニクロは条件が厳しいと述べているが、その人は当時、中国国内担当だったから、比較できる立場にないはずだ
2.女性工員のうち2人を名簿で確認できない
(うち1人は確認する氏名をユニクロ側が間違えていたことが判明)
3.「アイロンがけ」の話が出ているが、この工員は「検品担当」だったから内容が疑わしい


海外分については、中国人の全員について、名前だけでなく顔写真も撮っており、社員の存在など、大筋ではユニクロ側も認めざるを得ないはずです。
問題は、国内のほうです。現役社員については当然、迷惑をかけてしまいますから、取材源を秘匿しなければなりません。当人の許可を得ない限り、氏名や勤務先の店舗名を出すわけにはいかないのです。

以下MyNewsJapan記事つづく

↓救援対策本部ニュース

動労千葉: 厚生労働大臣あてに偽装請負の違反申告を提出

日刊動労千葉7347号

外注化ー強制出向対象者49名が申告者に
外注化を許したら、安全の崩壊と雇用破壊をもたらすことは明らかだ!


厚労大臣あての違反申告で千葉労働局を訪れた動労千葉組合員と弁護士、支援する会の仲間たち。

 全ての組合員のみなさん!
  そしてJRで働く仲間のみなさん!
  動労千葉は、8月3日、厚生労働大臣あてに、検修・構内業務の全面外注化が偽装請負による違法行為であることから、是正の措置を求める違反申告を行った。
JR・CTS双方で技術・経験が無いことを自認
  この違反申告は、外注化の対象となっている業務を担当している動労千葉組合員49名が申告者となり、申立を行った。
  偽訴請負の事実としては、そもそもJR東日本やJR千葉支社、そして千葉鉄道サービスなど業務を委託・受託する双方の会社自身が、「鉄道サービス会社は、9月30日まで鉄道業務に関する技術経験がない」ことを公言していること、技術経験がないために87名に及ぶ労働者を出向させることで外注化を成り立たせようとしていること、「請負業務において発注者(JR)は、労働者に対する技術指導を行うことはできない」とされているが、東労組の議事録では「施策の目的は技術指導」と明記され、労使で確認していること、しかも、1月に京葉車両センターで外注化された構内入換業務においては、委託業務である「仕業1」の担当者が超勤ができない中で、JRの「仕業2」担当者にい委託業務を行わせるという偽装請負が行われている実態等について説明し、早急に現場への調査を行うよう訴えた。
「こんなに出向を出す意味があるんですか」ー労働局
 8月3日の申立に当たっては、長田書記長を先頭に申告者となった組合員や支援する会の仲間など10名が千葉労働局を訪れ、担当者に対して違反申告の趣旨や外注化に伴う偽装請負の実態等々について1時間にわたり説明を行ない、早急に調査を行うことを求めた。
  違反申告を受けて千葉労働局の担当者からも「こんなに出向を出す意味があるんですか」等々の意見が出される状況であった。
  そして、違反申告後、DC会館において記者会見を行い、偽装請負の実態や、外注化が安全や雇用を崩壊させることなどについて明らかにした。

二度と尼崎事故、関越道バス事故を許さないために、動労千葉でともに闘おう!


記者会見で、「違法な委託外注化、鉄道の安心安全、雇用の破壊の観点から問題であり、徹底して反対したい」と田中委員長から訴えられた(8/4付千葉日報)

 

新日本窒素労働組合:1968年組合大会採択「恥宣言」

「闘いとは何かを身体で知った私たちが、今まで水俣病と闘いえなかったことは、正に人間として、労働者として恥ずかしいことであり、心から反省しなければならない。会社の労働者に対する仕打ちは、水俣病に対する仕打ちそのものであり、水俣病に対する闘いは同時に私たちの闘いなのである」

これは新日本窒素労働組合が1968年の組合大会で採択した「恥宣言」と呼ばれる決議である。水俣病の原因企業であるチッソが公害の責任を回避する中、当初は労働組合も会社を守る立場から被害者と敵対していた。しかし、会社による合理化や組合つぶしの攻撃が水俣病患者への攻撃と同じものであることに組合はやがて気づく。

宣言を発した組合は被害者の支援と会社に公害の責任を認めさせる運動に立ち上がった。組合員たちは8時間の公害ストを決行し、患者が起こした水俣病訴訟の証人として法廷に立った。チッソ本社のある労働者は患者を排除するために設けられた鉄格子の防衛隊を拒否した。

8月12日:三里塚なすとかぼちゃとししとうの焼きびたし

かつお・いかの刺身

三里塚かぼちゃ蒸し

 

8月11日:Oさん釣りたてあじのグルルと三里塚かぼちゃ

三里塚ピーマンとなすのパスタ

8月10日:三里塚モロヘイアなどのサラダ

三里塚ゴーヤとなすのパスタ

8月9日(木)

りんたろうの夏休み(ムービー「りんたろう2003年から2012年夏」9分)

8/7 動労千葉京葉車両センター 指名スト(動画)

8.6広島報告@Movie@A

りんたろうの夏休み(ムービー「りんたろう2003年から2012年夏」9分)

 

8/7 動労千葉京葉車両センター 指名スト

 

 

8.6広島報告@Movie@A

 

 

 

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