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4月12日(木)

緊急声明!ちば合同労組・モリタ分会A君の不当逮捕弾劾!即時奪還を!

緊急声明! 

不当逮捕弾劾! 即時奪還を! 

2012年4月12日 合同・一般労働組合全国協議会事務局長 小泉義秀

 本日午前6時45分、ちば合同労組・モリタ分会のA君が不当逮捕されました。容疑は「電磁的公正証書原本不実記載」です。彼は今、千葉中央署に勾留中です。

 A君は、派遣先のモリタメディックで偽装請負を暴露・弾劾し、解雇撤回を勝ち取り、ちば合同労組モリタ分会を結成し、非正規職撤廃の先頭で闘いぬいてきた青年労働者です。今回の弾圧は郵政非正規ユニオン、西部ユニオン鈴木コンクリート分会を先頭とする合同・一般労働組合全国協議会傘下の合同・一般労働組合全国協の闘いに対する不当な弾圧です。

 A君のモリタメディックにおける偽装請負を暴露弾劾し、解雇撤回・職場復帰を勝ち取った闘いは、雇い止め解雇を撤回させたことに止まらず、有期労働契約そのものを粉砕し、雇用期限の定めのない労働契約を資本に強制させる画期的地平を切り開きました。派遣労働と有期労働契約という二重の非正規性は実は偽装請負だったということを闘いの中で暴露・弾劾してきたのです。A君の闘いの勝利は全国の非正規雇用の労働者を鼓舞激励する決定的な位置を持った闘いです。資本と権力はそういう階級性と非和解的闘いの質を持つ「ちば合同労組」の闘いに恐怖したのです。

 今回の弾圧は3・11の爆発と動労千葉と固く連帯して闘い抜く6・10に向かう青年労働者、特に非正規職撤廃闘争を闘い抜く青年の決起を恐れたデタラメな弾圧です。合同・一般労働組合全国協議会はこのような不当な弾圧を絶対に許しません。A君の即時奪還を勝ち取るために全国の仲間と固く連帯して全力で闘い抜きます。

たみとや檄文

新玉ねぎとトマト、たこ、アボガドのサラダ

春キャベツとあさりのパスタ

4月11日(水)

4.11日比谷原発いらない再稼動やめろデモ 3時間1000人

OCCUPY WALLSTREET 4/10 STATEMENT for MAYDAY(翻訳byとみしょう)

たみとや周辺の春

4.11日比谷原発いらない再稼動やめろデモ 3時間1000人

 

 

 

 

OCCUPY WALLSTREET 4/10 STATEMENT for MAYDAY(翻訳byとみしょう)

OccupyWallStreet:webページから

Solidarity to the freedom fighters across this world.
解放のために闘う、世界中の仲間たちと連帯して 

Join us on May 1st to take the streets
5月1日に路上を占拠しよう

Shut it down may 1st,2012 general strike

To the activist, the rebel, the revolutionary, the dreamer. To all who believe in a better world. To those who  have found their voice, and those voices that have been met with the sniper's bullet. To those whose voices have been taken from them.
すべての活動家、革命家、自由をのぞみ夢を持つひとびとへ。よりよい世界の誕生を信じる人へ。
声をあげる勇気を持てた人、その声に銃口をつきつけられた人へ、あるいは声をあげることすら奪われた人へ。

 To the peaceful who have been met with brutality and violence, the loving who have been met with hatred. Those who beg for understanding, but are met with ridicule. The free thinkers, the questioners, the dissenters, those who have woken up, and now rattle the chains that have held us down. To the freedom fighters all around the globe.
限りなく平和に生きようとし、残忍さや暴力を突き付けられた人。愛に生きようとし、憎悪や怒りを余儀なくされた人。
分かち合おうとし、その想いさえ愚弄されてきた人へ。
考え、問うことをやめない者、抗う者、目覚めた者、今まで私たちをがんじがらめにしてきた鎖を断ち切ろうと、揺さぶる者たちへ。
解放のために闘う、世界中の仲間たちへ。
 
Raise your fists, break your chains. Shake the world under your feet, and make a noise so loud, that the 1% will cower in their marble halls. For the time of The People has come. Those who consider themselves our masters will find themselves standing in the path of a force the likes of which the world has never seen. For the world relied on our compliance. Our silence, our sheepish ways of living how we are told, for our acceptance of the oppressor’s so called power. 
こぶしをつきあげよう、鎖を断ち切ろう。私たちが足元の大地を揺さぶる地響きで、1%の「権力者たち」が怯え大理石の床にちぢこまるほどの轟音をたてよう。
ひとびとの、その時が来たのだ。「権力者たち」は、時代がもはや避けることのできない、人類がいまだかつて目撃したことのない過程に入ってしまっていることに気付くだろう。
いままでの世界は私たちの追従、沈黙、羊のように言われた通り生きること、「力」と思われてきたものを受け入れることで、成り立ってきた。

But this  power was an illusion. Yes the power did not lie in the bank accounts, the pockets of CEOs, the chambers of Ivory towers under lock and key. No. the power has been with The People. The people who survive day to day. The children who cry at night from the pains of hunger, the students who dreams were stolen from them, or sold at prices so high, there is no hope of escape. Those who face violence and weaponry, and defend themselves with nothing but an idea. But it is this idea you see, that makes them strong. An idea cannot be beaten. An idea cannot be gassed, or shot. For it lives in our very souls, and no matter what stands against us, this idea cannot be destroyed.
 しかしこの「力」は幻影だった。そう、「力」は銀行口座の中にもなく、CEOのポケットの中にでもなく、牢獄の中にも存在はしなかった。
否、力は今もひとびとのなかにあった。
日一日を暮らすひとびとの中に。痛みと空腹に泣く子どもらの中に。夢を奪われた学生たちの中に、あまりの高値で企業に買われ、逃げ場のなくなった若者たちの中に。
暴力と武力で抑えつけられ、思想と信念のほかに自らを防御する術を持たない者たちのなかに。
しかしこの信念こそが、ひとびとを唯一強くする。なぜなら信念は、催涙弾にも弾丸にも、いかなる攻撃にも倒れない。それは我々の魂の奥深くに棲むものであり、どんな強大な武力をもってしても破壊することはできないからである。

So my fellow people, rise up without fear. Take back what is rightfully yours. This world belongs to you. You are powerful. You are a force so strong that Mother Nature herself cowers in your presence. This world will bend to your demands, and begin anew. Our battle cries will be heard in every street, echo off every building, and shatter the very foundations of all those who enslave us. For we are many. We are strong. We are awake. We are above your fear mongering, you who seek to silence us. You cannot threaten us with lies of alarm and panic. Your words are mist that dissipates as we march.
だから仲間たちよ、恐れずに立ち上がろう。あたりまえの権利を奪い返そう。この世界はあなたたちのものだ。あなたたちには力がある。その力はあまりに強く母なる大地そのものを揺るがす存在である。あなたたちの要求の前に世界は平伏し、真新しいものに生まれ変わるだろう。私たちの闘いの怒号はあらゆる路上に響きわたり、あらゆる建物にぶつかってはこだまし、私たちを奴隷扱いしてきた者らの基盤そのものを打ち砕くだろう。
私たちは多数であり、私たちは強く、私たちは目覚めているから。
もうこれ以上、恐怖を煽り、私たちを黙らせ、警鐘やパニックをもって欺いてきた、嘘だらけの政治は通用しない。
彼らの言葉は、私たちがデモをするたびに霧のようにうち消されていくだろう。

 Though the night may be long, and the oppressive darkness may seem so deep, that the dawn seems an impossible distant dream, we shall march. We will take to the streets, and march on until we reach a dawn that mankind has never been witness to. This dawn will produce a light so strong that the fear hatred and doubt in our hearts will vanish like the early morning dew upon a blade of grass. Our hearts will instead be a raging inferno that cannot be extinguished. Fear us you 1%, for we are coming, and we are already here. We are many, and We are one. We are here, and everywhere. We are united and cannot be divided. You are no longer our masters, and we no longer bend to your will.
 いかに夜明けが遠く感じられたとしても、息苦しい闇が底なしに思えたとしても、私たちは声を上げ、進むことをやめない。路上を埋め尽くし、人々が目にしたことのない境地に至るまで、進むことをやめないだろう。そのときに射す光はあまりに強烈で、人々に潜む恐怖や憎悪や疑いの一切を消し去り、変わりに、決して消すことのできない怒りの焦熱に姿を変えるだろう。
1%の者たち、われわれに恐怖せよ。
増え続け、すでにここに在る。多数であり、ひとつながりである。私たちはここにいる、そしてあらゆる場所にいる。
私たちはつながり、それは決して分断されない。あなた方はもはや私たちの奴隷主ではなく、私たちはあなた方の意志に従うことはない。

My fellow freedom fighters. Do not despair. No laws can choke out the fire that is already raging around this world. They will ridicule you, they will fight against you. Your peaceful actions will be met with such force, it may seem as if there truly is no chance. But I am telling you now. This fear is the sound of the world changing. It is the sound of the wings of change ushering in a new era. The People’s era. 
解放のために闘う、世界中の仲間たちよ、絶望することなかれ。いかなる法律も、すでに世界中で激しく燃えさかるひとびとの炎を消す力を持たない。彼らは嘲り、蹴落とそうとするだろう。あなたの平和的な行動がそのような攻撃に合うときに、まるで望みがないように思えてしまうかもしれない、しかし、私は断言しよう。その不安感こそ世界が音をたてて変わろうとしている合図だ。新しい時代へ導かんとする変わり目だ。人々の時代だ。

Do not despair youth of this world. This new world belongs to you. We will carry this world into the light of truth and equality. Our time has come. Your time has come. Stand with me my brothers and sisters, it is time to celebrate. No longer feel your pain and sufferings. For the world is changing. Yes, the old world is slipping away, and in its stead a new world has arisen. The world as it truly should be. Be strong, my comrades, and we shall see the dawn of the People.
 世界の若者たちよ、絶望するなかれ。この新しい世界はあなたたちのものだから。私たちは真実と平等性の光のもとにこの世界を運ぶ。
わたしたちの時代が来た。あなたたちの時代が来た。私たちと共に立とう、兄弟姉妹よ、この時代の到来を分かち合い、歓喜しよう。
もうこれ以上、痛みや苦しみにとらわれることはない、時代は変わりはじめた。古い時代は終わりを告げ、流れ落ちていく。真にあるべき姿の世界が登場しようとしている。
強くあろう、仲間たちよ、そしてともに人々の夜明けを迎えよう。
 
Solidarity to the freedom fighters across this world.
解放のために闘う、世界中の仲間たちと連帯して。 
Join us on May 1st to take the streets
5月1日に路上を占拠しよう。 

http://www.maydaynyc.org ///http://occupytogether.org
 
Written by Maddie from Occupy Naperville

たみとや周辺の春

なんで「タクシードライバー」なんだ!

「花見は回遊方式でお願いします」!

「カラオケは9時まで」?カラオケは立ってやるのか?

4月9日(月)

青森:4.8NAZEN六ヶ所村デモ

りんたろう亭:プチ労スタッフミーティング

りんたろう亭:プチ労スタッフミーティング

青森帰り。。新歓帰り。。なきち。。プチ労。。

青森:NAZEN六ヶ所村デモ

NAZENの隊列は六ヶ所村内デモに打って出た。デモ参加者それぞれが六ヶ所村でデモに出ることの激しさ、緊張感、決意をかみしめながら、声を張り上げてデモをした。家の中から手を振るお婆さん。一方で、車の窓からつばを吐き捨てる青年。反応は真っ二つだ。(つづきZenshin-sokuhou

4月8日(日)

4.14反原発★反失業吉祥寺デモへ(なきちデモ):お誘いメールの反応

福島第一原発の全使用済み燃料が、チェルノブイリ事故で放出されたセシウム137の総量の約85倍

いい!絶対原子力推進戦隊スイシンジャーに小出先生登場(動画23分)

芦浜原発を止めたひじき

有事法制:民間労働者に配送させたPAC3、民間地で自衛隊銃携行(琉球新報動画)

りんたろう亭:ろうどう!くみあい!!

4.14反原発★反失業吉祥寺デモへ(なきちデモ)

お誘いメールの反応

●再稼働〓…私達、子どもたちの未来を破壊したいのでしょうか?
どこまで頭がおかしくなっているのか…あり得ない話です。4月14日は昼夜ダブルで予定あり、参加出来ませんが、心から再稼働反対です〓

●14日大丈夫。こちらはかなり子供もちの家庭が増え、老人と若い所帯が良い感じのほのぼの感。この穏やかな暮らしを守りたい。

福島第一原発の全使用済み燃料が、チェルノブイリ事故で放出されたセシウム137の総量の約85倍

4号機のプールは、地上約30mの高さに設置されており、構造上のダメージを受けており、戸外に露出されています。

もし、地震、その他の出来事によって、プールの水が排出されてしまった場合、破滅的な放射能火災が起きるでしょう。そのときには、チェルノブイリ事故のときに放出されたセシウム137の総量の、およそ10倍の量が出て来るでしょう。

他の3つの原子炉と同様に、これを安全に取り外すことのできるインフラストラクチャーが破壊されてしまいました。

使い切った原子炉核燃料というのは、通常の積荷のように、単純にクレーンで外に吊り上げることができないのです。

過酷な放射線被曝、火災、爆発を防ぐために、常時、水中、または厳重にシールドされた構造物の中で、ドライ・キャスクの中に移し変える作業をしなければなりません。

損傷を受けている福島第一原発のプールから、使用済み燃料を取り出す作業は、かつて行われたことがないわけですから、構造的な再改造を行う必要があり、これは非常に時間と手間をかけて努力しなければなりません。
それは、未知の水域で進路を決めるようなものです。

福島第一原発の敷地で、きわめて大きな破壊があったにも関わらず、少量の使用済み燃料を保持するためのドライ・キャスクは、無傷だったようです。

米国エネルギー省のデータによると、合計11,138本の使用済み燃料集合体は、ほぼすべてが福島第一原発のプールの中に格納されていると見られます。

それらはおよそ3億3600万キュリーの長命の放射能(~1.2 E+19Bq)を含んでいます。

そのうち、およそ1億3400万キュリーはセシウム137で、それは、米国放射線防護審議会(NCRP)が見積もったとおり、チェルノブイリ事故のときに放出されたセシウム137の総量の約85倍に相当します。

福島第一原発にある全使用済み燃料には、すべての大気中核実験、チェルノブイリ、世界規模の再処理工場(~270、100万キュリーあるいは~9.9 E+18ベクレル)によって放出されたセシウム137の総量の、ほぼ半分が含まれています。(カレイドスコープ)

いい!絶対原子力推進戦隊スイシンジャーに小出先生登場(動画23分)

 

 

芦浜原発を止めたひじき

芦浜産直出荷組合の記事

有事法制:民間労働者に配送させたPAC3、民間地で自衛隊銃携行(琉球新報動画)

北朝鮮の長距離弾道ミサイルの発射実験とみられる「衛星」の打ち上げに備えた自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が3日、民間船で那覇市、自衛隊艦船で宮古島市に到着し、航空自衛隊那覇基地と知念分屯基地(南城市)、宮古島分屯基地に搬入された。 ⇒必見動画琉球新報はこちら

民間地銃携行 一体、何を守るのか

一体何から何を守るのか。長距離弾道ミサイル発射とみられる北朝鮮の「衛星」打ち上げに備え、防衛省が石垣島に展開した地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の警備で、陸上自衛隊員に実弾を装填した小銃や拳銃を携行させることが明らかになった。自衛隊施設以外では国内で初めてのことだ。 (琉球新報)

りんたろう亭:ろうどう!くみあい!!

 
4月7日(土)

えばっち出版企画ブログ立ち上げ!

青森★4・9反核燃の日全国市民集会

「暴風の谷」南相馬反核六角四指ド部落フリカケ花畑劇団突きかけ旅団兵団作戦実働PUNX部隊報告書

えばっち出版企画ブログ立ち上げ!

えばっちは精神障害者に対するどんな悪事も見逃さず糾弾し続ける、叫び続ける人です。

仲間を決して見捨てない人です。

彼の叫びは痛快でかつ自分をおもわず問い返してしまうものです。

”おまえはどっち側なんだ?!”そのえばっちがブログをたちあげました。必見!!

 
「えばっち出版企画ブログ」
http://ebatti.blog.fc2.com/
いままで、私達前進友の会や各地の患者会、キーサンなかま、キーサンともだち、キーサン医者、ゴキブリ医療従事者、そのほか大勢の友人たちが、ロシナンテ社の月刊『むすぶ』(『地域闘争』)に、いろいろな機会に、たくさんの原稿を寄せてくださいました。

  このたび、前進友の会のなかまのえばっちこと江端一起さんが編集責任者となり、その原稿を一冊の本に纏めようということになりました。

  くわしくは、上のリンクのを読んでいただければよろしいかと想いますが、この十数年間にわたる原稿が散逸するまえに、纏めておこうというものです。

  私も全面的に協力しますが、どうか皆様には上にリンクをした えばっち出版企画(ブログ) を読んでいただき、出版された曉にはご購入・ご拝読していただきますように、この拙いブログの読者の皆様に伏してお願い申し上げる所存でございます。
読者の皆様、どうかよろしくお願いします。

  皿澤 剛
えばっちです。江端一起です。キーサン革命の鬼です。1961年越前国奥越に生まれました。京都は山科にある、精神病者の患者会前進友の会で、セーカツしています。 89年に友の会の夏レクに初めて参加して以来、毎年必ず、夏レクには参加してきました。 87年88年98年03年と五回の入院歴です。目標はキーサン革命デス!!!!!!!!

DSCN0858.jpg

「キーサン革命極意」から抜粋

  治す、それでいいのか
   治される、それでいいのか

   楽にする、それでいいのか
   楽にされる、それでいいのか

   衣食住を保障する、それでいいのか
   衣食住を保障される、それでいいのか

   苦手なことを支援する、それでいいのか
   苦手なことを支援される、それでいいのか

   話す相手をやる、それでいいのか
   話す相手をくれる、それでいいのか

   行くところをやる、それでいいのか
   行くところをくれる、それでいいのか

青森★4・9反核燃の日全国市民集会

写真:NAZENブログから転載

「4.9反核燃の日」全国集会、雪の中、東北を中心に全国から1140人の結集。

吹雪の中をデモ行進、気温3℃。寒いけど熱い。(MarutakiyoshiさんTwitter)

「暴風の谷」南相馬反核六角四指ド部落フリカケ花畑劇団突きかけ旅団兵団作戦実働PUNX部隊報告書

暴風の谷ブログから転載(一部抜粋)

(前略)

原子力発電。その技術はすぐさま兵器として軍事的目的に転用可能なものである。ここの部分をヌキにして、核を語ることはできない。
原発がなくなると経済が立ちゆかない…なんてプロパガンダばかりが話題になって、本質を見失ってはならない。
すなわち原発産業=軍事産業と言っても過言じゃないんだ。

第二次大戦下での核開発。ヒロシマ・ナガサキに投下された無差別大量殺戮兵器。直後の死者はヒロシマ12万人。ナガサキ7万人。その後の5年間で20万人、14万人が死亡。大戦後は外交、軍事の主軸となった。日本の資本家は「核武装の偽装形態」としての原発推進政策に固執している。こんな事態になってもまだ、自分たちのアジアでの権益を守るため、原発推進、輸出に固執している。
核は資本階級が自分たちのために生み出した。それが核という体系である。

だからオレの中で、反戦と反原発とは完全に結びついている。

だから「反核」なんだ。

「政治システム機関(議会、政府、政党)にとって、産業、経済、テクノロジー、科学というような生産分野の機能上前提として必要となる。ところがそれによって、さまざまな社会生活領域を永久に変えてしまうような変化があらかじめ組み込まれる。そして、そのような変化は全て技術=経済進歩の名の下に正当化されるのである。だが、このような形の変化は、民主主義のもっとも単純なルール…社会変化の目的を知っておくべきこと、話し合い、採決、同意の必要なルール…と相容れない」(ベック)

これが書かれたのは1986年。80年代といえば、新自由主義が本格的に侵略を開始した時期だ。新自由主義とは、資本にとって「自由」だということだ。誰かの犠牲ありきの「自由」なんだ。
失いかけて初めて意味をなす「自由」。
オレたちが求めている「自由」とは本質的に違う。

資本の利益優先、利潤至上主義。これに抵抗する労働者、市民運動、カウンターカルチャーに対する完全に権限を逸脱した弾圧。
当時の原発推進勢力は電力総連=自民党、電機連合=民主党。

ほらな、だんだんメクれてきただろ?

かつて国鉄分割民営化があれほど世間の話題になったのがなぜか…ってーと、それは新自由主義の到来を無条件で民に、世界に押しつける宣告のひとつだったからだ。
組合運動サイドには様々な手段で攻撃がなされ、その後の非正規職化につながる。それを仕切った当時の経団連の主軸は、なんと東電のトップ!ぜんぶ仕組まれた罠。
こうしてひかれたレールの上で、今、たった今、職を失い途方にくれた人びとが、原発や除染労働にかり出されてゆく。オレの仲間も何人か原発労働に入っている。理由も目的も様々だけど、正直心配でたまんねーよ。

正規雇用なんて、まったく求めてこなかったオレにはわかんなかったけど…つまりはそういうことなんだな。

まったく…もう…粗暴なポピュリズムとの対立で疲弊した機能停止状態の民主主義が解体のブロセスに入って、かれこれ三十年近くが経過していることになる。

こうなっちまうまで、はたしてオレたち…ナニをしていたんだろ?

こういった構造を見抜けず、また見抜いていながら無視していたり、無関心を装って日々の経済活動に盲進していたり、活動していた人たちを冷やかな目で見たり、また知りつつも次第に弱体化、分断化、内ゲバに邁進してゆく運動に愛想をつかしたりして、現在にまで至ってしまったわけだ。

外から福島がどんな状況にあるか理解したければ、そこに身をおいてみなければならない。少なくともそこにいる自分を想像してみなければならない。

じゃなければ「福島について語る」ことがあるとするなら、「福島について語ることの意味について語る」ことだけでじゃねーの。
支援者もボランティアも、救済を必要としているような社会を作っている側に所属している。
だからナニも言えない、言う権利がないなんていうヤツらも沢山いる。
そんな連中の言い分には、ぶっちゃけうんざりしてるよ。

でもさぁ、もう「自己批判」の時期は終わりにしようぜ。

誰が何を語ってもいいはずだし、オレたちはそのすべてに耳を傾けるべきだ。

次の課題は新しいパラダイムを生み出さなければならないということにある。

それは、壁を突破するということだ。

そんならそれで、ここから新たに始めようじゃねぇか。

遅すぎるのかもしれないし、そうでもないのかもしれない。

だけどやってみなけりゃわからない。

いいや、やらなきゃ気がすまねぇ。

最後になって能書きばかり、引用ばかりになってワリぃけど、ようするに「全ては語りつくされた」ってことだ。

言葉だけじゃ足りねぇんだよ!

行為を刻め!

311からみんな、いろんなことを経験してきただろ?

もはや誰も過去には戻れないだろ?

こうなりゃ「撤退」なんてあり得ねぇから。

実践こそが自己組織化の扉を開く。

自己実現の手段であり、自己解放のための戦術である。

オレたちは絶対にあきらめない。

なるべく政治用語を使わないように報告書を書いてきたつもりだったんだけど、みんなに伝わっているだろうか?

知りたい。

あなたがナニを思っているかを。

すでに「暴風の谷」は「支援」という枠を突破した。

オレたちは新たな段階に突入する。

次のステージへと飛躍しなければならない時が来た。
自由意思の名の下に。

相互扶助の衝動に身を任せ。

さらなる前進を続けることをここに宣言する!

これをもって、この報告書を完結とする。

読んでくれてありがとう!

みんなありがとう!

ニシキオリ

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