2012年2月(2)
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2月8日(水) |
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怒!再稼働ありき出来レース「福井大飯原発ストレステスト意見聴取会」(「傍聴」レポート、動画) 福井県市会議長会で原発堅持議案否決 敦賀の提案に異論相次ぐ 3.11原発はいらない!福島県民大集会へ(動画、チラシ) |
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怒!再稼働ありき出来レース「福井大飯原発ストレステスト意見聴取会」(レポート、動画) わざわざメールで傍聴をお願いして、一回脇の会議室に入れてもらうまで二回も身分証を提示させてもらって、おまけにトイレに行くにも身分証を帰りに提示。入ってみればスクリーンが二つ、200人ぐらいの半数は、どうやら役所がわざわざ反対の人を入れないために用意したうちわの職員?みえみえ。これをこの国では傍聴とよぶらしい。 ほとんど「静止画面」を見ながら分厚い厚さ二センチにもなる資料。念仏のようにページと項目を繰り返し、専門用語を羅列し、後藤委員が途中意見をいっても先に説明を、といって聞き入れず。念仏を繰り返すこと一時間半。 さらに「御用学者」が保安院を助ける。 後藤委員が「このテストは、”通常、バネを伸ばすと元に戻るから大丈夫”いっているようなもの。これでは安全は判断できない」というと、多額の寄付を受けたと報道された山口阪大教授が「PSAという手法では、バネとコンクリートは違うのだ」とかばい、後藤委員から「そのPSAという確率論の手法こそ、福島もそうであるマーク1で確立が低いから対策を採らないことにしてアメリカでも問題になっているもの」と反論されると黙るが、保安院が「今回の検討は現場(地元住民でも被曝労働者でもない)でよく検討しておりまして」と同席の電力会社を見ながら、「先生方のご意見はいろいろ踏まえて、手法も含め総合的に政治が判断して」! 井野委員は「委員の議論にもあるように、ストレステストの手法をめぐってもいろいろあってこの報告は中途半端。地元に説明というが何を説明するのかまったく納得できない」 ここまで聞いてわかったことは、こんなことで私たちにかかわる重大なことが決められ、命も仕事も危険にさらされ続けてきており、福島の事故が起こっていようがまだ続いていようがお構いなしに、決められるということだ。 二人の委員が”福島事故での教訓は確率で安全と言ってしまうことを猛省することだ”といっても聞く耳などない。 井野委員が「これで、”福島のようなことがおこっても耐えられると評価される”というのはおかしい。稼働を急ぐ業者がやっていない2次テストをちゃんとやらせてから再度議論すべき。少なくとも今日出たような異論に対して次回再度1次評価を議論すべき」 保安院はそれに対して慇懃無礼に「我々としてはそれなりにやったつもりなので、先生方のご意見は頂戴しながらも。。」とうそぶくのみ。まだまだ何も納得してない中、時間がないからと大飯原発の件から伊方に議論をうつした。 耐えられなくなって退出をしたところでNHKに取材される。NHKにしてはいい質問するなと思ったらNHK福島だそうだ。 胸糞悪い思いで外に出ると再稼働に反対する人々でものすごい熱気になっていた。ちらつく雪をはねとばす力は人々の中にしかない。どんな理屈をこねようと、どんな専門用語をふりかざそうと命と仕事を大切にする世の中にしようとする人々の声は、労働者の声は絶対にかき消すことはできない。 ”2月11日のデモに参加します!再稼働させないために。”携帯電話にはデモを呼びかけた返事がいくつも残っていた。 2月11日は代々木へ!15日は墨田産業会館へ!3月10日、11日は福島、郡山へ!! 再稼働を許さないぞ!!!!!
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福井県市会議長会で原発堅持議案否決 敦賀の提案に異論相次ぐ 福井県市議会議長会の2月定期総会が6日、坂井市三国町のホテルで開かれた。国への要望事項として敦賀市会は高速増殖炉「もんじゅ」の研究継続や日本原電敦賀原発3、4号機増設など原子力政策の堅持を求める議案を提出したが、異論が相次ぎ、採決の結果否決された。 |
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