2011年8月(6)
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8月26日(金) |
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韓国・済州島で海軍基地建設工事阻止の激突始まる! チリ:教育無償化を求める学生の爆発的闘いを支援し労働者ゼネスト |
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韓国・済州島で海軍基地建設工事阻止の激突始まる!
韓国・済州島(チェジュド)で新たな海軍基地建設の着工をめぐる攻防が火を噴いた! 捕まった5人の内3人は西帰浦警察署に移送されたが、カンドンギュン村会長ら2人は海軍基地事業団の中にいた。村会長を乗せた警察車両が正門を出てくるや、住民らはその車を取り囲んで釈放を迫り、7時間にわたって移送を阻止した。夜10時ころ、駆けつけた済州道議会議長や宗教者の仲介で警察署に移送した上で釈放することが条件付きで合意された。その間、工事現場正門前ではデモが続けられていたが、夜12時すぎまで待っても釈放されないではないか! 住民たちは警察署前での抗議座り込みに突入した。 「仮処分撤回」「クロムビを生かそう」のスローガンを掲げ、クロムビで闘いを宣言する人々。? |
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チリ:教育無償化を求める学生の爆発的闘いを支援し労働者ゼネスト ●学生と連帯労働者デモ(6月16日) 6月16日、チリの首都サンチアゴを学生、およびこれに連帯する労働者のデモ行進がおこなわれ、約7,000人が参加した。これはチリ学生会議(Confech)、教員組合(CP)が呼びかけたもので、中高生、労働者統一センター(CUT)傘下の労働者、下請け労働者などが参加した。 チリにおける教育システムは、サルバドール・アジェンデ大統領時代(1970−1973)の国営から、アウグスト・ピノチェト軍政(1973−1990)時代以降、公教育は自治体に移行され、市場原理にもとづくビジネスが基本となった。これは教育の機会均等を奪い、教育の質も低下させている。 学生・教員の要求は、教育の再国営化であり、政府が教育にたいして支出をおこなうこと。教育の質を向上させること。2010年2月の地震の結果、壊れた校舎を再建する。いまもなお生き続ける、ピノチェト時代の憲法を改正することなどである。 ●民主化後、最大規模の学生デモ(6月30日) 6月30日、チリの首都サンチアゴにおいて、セバスティアン・ピニェラ政権にたいして教育改革を要求する大規模な学生デモがおこなわれた。主催者発表で30万人以上、市当局の集計でも80,000人は参加したと見られている。 大学生への学費の貸し付けは高利となっており、卒業するときには、負債を抱えることになる。校舎は老朽化し、地震後の再建もされず、教育の質は低下しているという。 ●カミラ・バジェホ(チリ学連)委員長、ストライキはやめない(8月15日)
チリ学生連盟(FECH)のカミラ・バジェホ委員長は、8月15日、現在の教育危機の最大の原因は、アウグスト・ピノチェト(1973−1990)軍政時代に導入され、国を支配する市場経済モデルにあると表明した。 チリ学生連盟(FECH)は、8月14日、チリ上院と下院が先週に呼びかけた、議会内における対話のテーブルへの参加を拒否した。そして無料の、高い質の公教育という要求を前進させるために、8月18日に予定する全国ストライキへの招集を堅持している。 ●雨のなか、25万人の学生が抗議行動(8月19日) 8月18日、教育の国営化、質の向上を要求するチリ学生の闘いは、2011年5月以来、6回目の全国行動がおこなわれた。首都サンチアゴのほか、バルパライソ、ラ・セレナ、テムコ、コンセプシオンなどで25万人以上が参加したものと思われる。 「雨と、寒さと時には雪のなか、学生たちは街頭に戻ってきた」、学生のリーダー、カミロ・バジェステロスは語った。 世論調査によると、学生たちの要求は80%以上の国民から支持を得ているという。一方ピニェラ大統領の支持率は26%まで下落した。学生たちはこの日の抗議行動を、カセロラッソ(鍋たたき)で終わった。これはアウグスト・ピノチェト軍政(1973−1990)のとき、市民が不服従を表現したものである。サンチアゴ市内は8月19日明け方まで、鍋の音が響き渡った。 ●48時間ストライキ突入へ(8月22日) 2011年5月以来、チリの中高生、大学生は、セバスティアン・ピニェラ大統領の教育の新自由主義政策にたいして、教育の無償化、金儲けを目的にした教育の禁止などを要求してラジカルな闘いを続けてきた。全国でおこなわれている、中高生・大学生35人のハンガーストライキは36日目をむかえ、このうち5人は危険な状態となっている。 こうしたなか労働者階級が、政府にたいしての闘いに立ち上がることになった。チリ最大のナショナルセンター、労働者統一センター(CUT)は、8月24日、25日に48時間のストライキの指令を発出した。傘下労働者は80単産・単組78万人である。2日間の闘いには、学生、公務員労働者、運輸労働者などの参加が予想されている。 48時間にわたって、市民課サービスなど、行政サービスが停止される。公共交通、タクシー、トラック輸送が停止する。緊急以外の医療サービスもストライキにはいる。これは26%まで支持が低下したピニェラ政権にたいする、初めての労働攻勢となる。 |
8月25日(木) |
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東京北部ユニオン全体会:反原発★反失業 郵政非正規ユニオンを支えよう! 「バイトの分際で組合なんか作りやがって」齋藤委員長の雇い止め=解雇通告を撤回せよ! 大阪:「遅刻1回で減給210円」 郵政非正規社員が郵便事業会社を提訴(関テレニュース動画) 反原発・反失業!11.6全国労働者総決起集会チラシ |
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東京北部ユニオン全体会:反原発★反失業 |
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郵政非正規ユニオンを支えよう!齋藤委員長の雇い止め=解雇通告を撤回せよ! 「バイトの分際で組合なんか作りやがって」―これが、彼らの本音=組合つぶしの不当労働行為そのもの 合同・一般労働組合全国協議会 8月24日、郵便事業会社東京多摩支店(支店長・榎木春芳)は、郵政非正規ユニオンの齋藤祐介委員長に対して、違法不当な雇い止め=解雇を通告してきた。仲間の雇い止め=解雇の撤回を要求し、労働組合を結成して闘い始めたとたんに、その組合委員長を解雇するとは、なんという卑劣な攻撃か! この違法不当な解雇通告をただちに撤回することを、怒りをこめて要求する。 非正規労働者を「クズ」呼ばわり この間、ゆうパック課の職場では、大工原課長をはじめとして、齋藤委員長に対して「馬鹿野郎」「このクズ」「バイトの分際で」「組合なんか作りやがって」という暴言がくり返されてきた。これが彼らの本音なのだ。そしてその本性をむき出しにして、今度は解雇通告してきた。こんな暴挙は絶対に許さない。 不当労働行為のオンパレード 郵便事業会社・東京多摩支店は恥を知れ 郵政非正規ユニオン・齋藤委員長に対する解雇通告は、いかなる意味でも許されない。違法な不当労働行為そのものだ。組合員の解雇撤回を求めて争っている労働組合のその委員長の首を切るなど絶対に許されない。 大阪:「遅刻1回で減給」 郵政非正規社員が郵便事業会社を提訴(関テレニュース動画) |
8月22日(月) |
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8月18日アルジャジーラ記事:福島の放射能で危機感を抱く医師たち(柳沢医師発言、日本語訳)「日本人にははどうせがんが多いのだから」への反論(武田邦彦ブログ) 9・11 反原発全国一斉アクション:10万人で新宿を埋め尽くす!(NAZENチラシ) |
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8月18日アルジャジーラ記事:福島の放射能で危機感を抱く医師たち(柳沢医師ほか、日本語訳) ●日本の医師たちは健康への影響が出ている患者たちをすでに診察しており、原発事故の放射能起因とみている。 千葉県の船橋二和病院の医師、ヤナギサワ・ユウコ博士はアルジャジーラに対し「子どもたちの間に鼻血や強い下痢、風邪のような症状が増え始めました」と語った。博士はそれらの症状が被ばくによるものとした上で、このようにつけ加えた。「私たちは、これまで頼ってきた総体的知識では説明できない新しい状況に遭遇しています。福島第一原発の状況はまだ安定化していませんし、終わりも見えてきていません。まだ核物質は封印されていませんので、放射能が環境中に流出しつづけています。」 ●ヤナギサワ医師の病院は福島から約200kmの地点にある。彼女は被ばく起因と思われる健康被害を目のあたりにし、政府のあまりにも不十分な対応に懸念を抱いている。彼女の話によれば、4月25日に子どもの被ばく許容線量を年間1ミリシーベルトから年間20ミリシーベルトへと引き上げたのが、これまで政府がとった唯一の対応だという。「これには医学的観点から大きな批判が湧きました」とヤナギサワはアルジャジーラに語った。「これは内部被ばくと低線量被曝の両方に関わる問題であることは間違いありません」 ●ヤナギサワ博士によれば低線量被曝、特に子どもたちにとってのそれが、医学界の多くの人々がもっとも懸念していることであるという。「人間はまだ、低線量被曝や内部被ばくを正確に計測できる能力を持っていません」と博士は説明する。「(安全ではないということが)まだ科学的に証明されていないからといって安全だと主張するのは、間違いでしょう。我々はまだ状況を科学的に証明するだけの充分な情報を集めきれていないというのが事実です。そのような中で、年間1ミリシーベルトを20倍に引き上げて安全だなどと言えるはずは決してありません。」 彼女の懸念は、日本政府による新しい被ばく基準値が大人と子供の違いを考慮していないことだ。子どもの被ばくに対する感受性は大人の数倍だからである。 ● ヤナギサワ氏は、日本政府の避難基準、および被ばく許容線量の20ミリシーベルトまでの引き上げは、「子どもの健康に危険をもたらしうる」ため、「子どもたちはより大きなリスクにさらされている」とみている。 ● ヤナギサワは言う。「日本政府は今、低線量被曝/内部被ばくの影響を過小評価し、避難基準を引き上げようとしていません。チェルノブイリで採用された避難基準にすら[達していないのです]。人々、特に子供たちの命が危険にさらされています。政府は施策の優先順位のトップに人々の命をおいてはいないことが明らかです。」 ●ヤナギサワ博士は、被ばくに起因する不妊や流産のケースの増加とともに、「晩発性障がい」を懸念している。「ガンのケースが増えるであろうことは疑いの余地がありません」と彼女は述べた。「子どもの場合、甲状腺がんと白血病は数年後に現れうるものです。大人の場合、数十年間の間にさまざまなタイプのガンが増えるでしょう。」 ヤナギサワは、福島原発の作業員の間のガン発症率は「間違いなく」増加すると述べた。また、嗜眠、アテローム性動脈硬化その他の慢性病も、被害を被った地域の一般住民の間に増えるだろうと述べた。 ヤナギサワ氏は、原爆の被害者の声に耳を傾けるべき時であると信じている。「被ばくするということ、直ちに影響はないといわれるということ、そして後年ガンに苦しむということ−長期間に渡ってこのように苦しむのというのはどういうことであるか、それを本当に知っているのは原爆を生き残った人々だけです。」と彼女はアルジャジーラに述べた。
「日本人にははどうせがんが多いのだから」への反論(武田邦彦ブログから抜粋転載) 「日本人のガンが30%というのは普通に死ぬときの比率ですから、ガンになる比率を1年あたりで示しますと再発率を加味して0.45%に当たります。これに対して1年100ミリ被曝すると0.5%がガンになりますから、被曝によって{普通にガンになる(0.45%)+被曝でガンになる(0.5%)}で約2倍になるということです。 ?また子供に限定すれば小児ガンの発生は34分の1ですから、子供は0.013%しかガンになる可能性がないのに、それが放射線の感度も加味すると子供は、全年齢の0.5%の3倍の1.5%の確率になりますから、1.5÷0.013で100倍以上もの危険性を負います。100倍ですよ! 大人を信じている子供を裏切ることにはなりませんか! ?そして、なぜ子供が被曝しているかというと、自分の意志でも、日頃の行動でもなく、東電がミスしたからで、あなたは東電のミスを子供のガンで購おうとしているのです。」 |
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9・11 反原発全国一斉アクション:新宿デモ(NAZENチラシ)
照れたりんたろう |
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