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7月22日(金)
栃木県下野市教委で、”国のために原発推進”の「育鵬社」版歴史教科書は否決!

栃木県下野市教委で、”国のために原発推進”の「育鵬社」版歴史教科書は否決!

とめよう戦争への道!百万人署名運動ブログから転載

  栃木県下野(しもつけ)市で「育鵬社」の教科書は採択されませんでした。最終決定だった21日の下野市教育委員会で「育鵬社選定」はひっくり返ったのです!!具体的な「数」までは、まだ確認できていませんが、相当数の「採択するな!」のFAX、電話が全国から教育委員会あてに届けられたようです。その声が届きました。
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  15日に下野市の教科書選定委員会が「育鵬社」の歴史教科書を採択!の報を受けてから、私たちも全力で「教育委員会で採択するな!」の声をあげ、全国にも応援をお願いしてきました。他方、「つくる会」派も「10年前の『下都賀事件』のリベンジを」などと言って、教育委員会に対し「育鵬社を採択せよ」との要請を猛然と展開してきていて、激しい攻防になっていました。
  21日、朝10時から開かれた下野市の教育委員会は、当初打ち出されていた狭い会場から60人の傍聴席がある広い会場に変更され、ほぼ満杯となりました。最後の「採決」以外は公開で行われました。
  教育委員会の論議では、教科書選定委員会でのあまりにも不自然な「選定」のしかたが明らかとなりました。歴史教科書以外の教科については、順位はついていましたが複数社が候補として挙げられていました。ところが歴史教科書については、当初「育鵬社」は3番目の候補だったにも関わらず、最終の「選定」では「育鵬社」1社だけが取り上げられたというのです。
  また論議の中で、教育長が「教育基本法が改定(改悪だ!)され、愛国心教育が重視されることになったのだから育鵬社の採択を」と強調しました。これに対して、他の委員からは次々と疑問、意見が出されました。決定的だったのは「育鵬社版教科書は『自虐史観を克服することこそが他の教科書との決定違いだ』と堂々と言っている。選定委員会では育鵬社版を選定するにあたって、この『自虐史観の克服』という一番重要な課題についての審議はしたのか?」との問いでした。選定委員会の答えは「(『自虐史観』についての審議は)しませんでした」というものでした。
  そして、最終決定として、中学の歴史教科書については「東京書籍」となり、「育鵬社」は否決されたのです!これは、単に5人の教育委員が「良心派だった」ということにとどまりません。やはり、全国から数多く届けられた「採択するな!」の声、そして、当日の教育委員会にかけつけた数多くの人たちのたたかいが作り出した勝利であるということです。それは、実際の教育委員会での論議にも反映されていました。「育鵬社」のあまりの突出性について、「東日本大震災、そして原発の大事故という人々のこれまでの価値観が揺らいでいる中で、なぜわざわざこれだけ突出した教科書を選択しなければいけないのか」という論議でした。この内容は、まさに今回「採択するな!」の申し入れなどに書かれていた内容だということです。
  栃木県連絡会も前日の20日、教育委員会を訪問して「育鵬社」の歴史教科書を採択しないよう要請書を提出しました。対応した教育長に「育鵬社」版歴史教科書が、台湾・朝鮮への植民地支配を美化し、侵略戦争を「大東亜戦争」と記し、沖縄戦の「集団自決」が日本軍の強制であることを押し隠し、広島・長崎の原爆についても軽視し、詳細に取り上げないなどの問題点を指摘。さらに、「育鵬社」版はその公民教科書の中でも、改憲や愛国心を強調し、原発に至っては、「安全でクリーン」というデマを展開していることに対して、こんな教科書では、子供は納得しないし、子を持つ親も納得しない、教師も真実を教えられないと訴えました。

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15日に大田原市では、反対の声を踏みにじって「育鵬社」版教科書の採択が強行されました。だから、下野市でひっくり返せたことはとても大きな勝利です。全国での闘いの勝利の第一歩を勝ち取りました。最大の攻防は杉並区であり、横浜市です。引き続きともに頑張りましょう! 全国で「つくる会」教科書の採択を阻止しましょう!(栃木県連絡会事務局)

●『下都賀事件』について
下野市は、かつての「下都賀採択地区協議会」の一部です。この協議会は2001年に「新しい歴史教科書をつくる会」執筆の扶桑社版教科書を採択しました。しかし、県内から、また全国から抗議が集中し、その力で採択協議会に採択をやり直させ、結果扶桑社版ではなくなりひっくり返しました。大きな打撃を受けた「つくる会」ら右翼は『下都賀事件』などと呼んで、「下都賀でリベンジを」と言ってきたのです。

原発推進の公民教科書(育鵬社)

「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会ブログから転載

 福島原発の事故は絶対に許せません。事故処理にかかるのは、数十年どころではなく、連日被害は拡大されているのに、労働者や農民、漁民、中小業者に犠牲を押しつけて、東京電力や国は菅首相を先頭にまったく責任を取らないどころか、自己の延命に汲々としています。
  フクシマは、ヒロシマ・ナガサキに続いて3回目の原爆を落とされたようなもの。それも日本政府によって。
「命を返せ!」「ふるさと返せ!」「社会を変えよう」と原発の即時停止を求めて、万単位の人が声をあげ始めました。
このたたかいと合流し、原子力発電礼賛・推進の「つくる会」教科書を採択ゼロに追い込みましょう。

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  「つくる会」教科書(育鵬社)の公民に「市に原子力発電所の開発計画がもちあがった」というページ(写真)があり、国家規模の政策についてどのように考えれば良いのでしょう。と事例をあげています。

現状 「日本は、エネルギー資源のほとんどを海外にたよっています。・・・現在、原子力発電は日本の総発電電力量の約3分の1を担っています。 」とエネルギー危機を煽る。

対立 「原子力発電は燃料のエネルギー効率が高いことや、CO2を排出しないことから、国の方針として協力に推進されてきました。しかし、もしも事故が起これば重大な被害が予想されるため、開発の是非について世論が分かれています。原子力発電については、原子力産業の発展や安全性、環境問題や資源問題、エネルギー保障、軍事保障などを総合的に考える必要があります。」危険はあっても、国策だからしょうがないと思わせる。

話し合い(効率と公正)「日本のエネルギー自給率は原子力を除くと4%に落ち込みます。・・・」と再度エネルギー危機を煽り、まったく公正ではない。九州電力の説明会での偽メール事件に象徴されるように、原子力発電に対する根強い反対運動を電力会社や国を挙げての金のばらまきと警察などの暴力、マスコミの宣伝、大学などの研究機関、裁判所、御用労働組合の癒着で、進めてきたのが、原発建設です。まるで、公正に話して、国民の総体が納得して作られたかのように書いています。

結果の実行(合意)「住民投票が行われ、その結果を受けて、建設を受け入れることになった場合は、・・・・。市民が原子力発電所と共存し安心して生活できるように国や市や事業社が全力で取り組むことが求められます」と国家政策優先、核と人類が共存できるかのような記述をしています。

  ここに貫かれているのは、「住民の生活や安全よりも、国家の政策が優先する」「国が決めたことは逆らってもしようがない」という考え方です。お国のために死ぬのはごめんです。原発反対!の声をあげていきましょう。

←大学の友人Yさんが、ちょうど、いわき市に行っていた日に送ってくれた、福島の酒米で福島県白河市で造ったお酒が、届いた。

三里塚きゅうりと北茨城わかめの酢の物

三里塚はぐりうりの浅漬け

土用の鰻と蜆

7月21日(木)

目黒ピースアクションニュース大16号発行

渋谷区による野宿・路上生活者支援活動の排除、妨害に抗議し、野宿・路上生活者と民間支援者の擁護を求めます(動画:D-TV NEWS 018 炊き出し潰しか!? 渋谷区役所駐車場

小出裕章:電気料金はどう決まるか「総括原価方式」 /どうしても原発をやりたかった理由「 核兵器開発能力保有」(動画:テレビ朝日モーニングバード)

目黒ピースアクションニュース大16号発行

渋谷区による野宿・路上生活者支援活動の排除、妨害に抗議し、
野宿・路上生活者と民間支援者の擁護を求めます

動画はこちら⇒D-TV NEWS 018 炊き出し潰しか!? 渋谷区役所駐車場

(炊き出しに並ぶ人がほんとに増えている)

賛同署名を募っています!

私たちは、2004年12月のクリスマスの頃、渋谷区役所の人工地盤下駐車場(以下「区役所駐車場」)に、野宿生活を余儀なくされている方々が寝泊りしていることを知り、区役所駐車場において給食活動を始めました。以来、区役所駐車場および周辺の野宿・路上生活者のために、毎週1回程度の給食活動を続けてきました。
区役所駐車場は、区役所の業務時間のみ駐車場として機能しており、夜間は車も人も出入りしない場所です。そのため、野宿生活を余儀なくされている人たちにとっては、雨露をしのげ、危険を避けることができ、安心して身体を休めることのできる貴重な場所です。同様に私たち民間支援者にとっても、天候に左右されることもなく、多くの人が安心して集まり、食事を分かち合うことのできる貴重な場所です。

ところが、6月24日、渋谷区は「区の管理している場所を勝手に使用している」として私たちを排除しようとし、事前連絡もなく、給食活動を始める直前に突然、区の管理職3人と警備員4人が、駐車場の入り口で待ち構える形で妨害しました。しかも、その行為は7月1日にも繰り返されました。
その場で、区の管理職から私たちに対して、「区の管理する場所に勝手に入るな」「誰の許可を得て使用しているのか」「今日も勝手に使うつもりか」「何を配っているのか知らない」「ここでやるな、別の場所でやれ」「教会でやれば」「どこでできるか私たちには関係ない、自分たちで探せ」などという発言が繰り返されました。また、突然このような妨害を行う理由について、渋谷区経理課長は、「人が増えたから。迷惑になる。」と発言しました。これらの言動は、とても行政の管理職とは思えぬものです。

確かに、私たちの給食活動に食事を求めて集まる人は増えました。2008年末から増え続け、さらに今年3月11日の東日本大震災によって、急増しました。多くの人が食べることさえできず苦しんでいる現状の中、支援する側も相当の負担を背負いながら支援活動を続けています。
このような民間支援者の努力とは裏腹に、渋谷区が増え続ける困窮者に対して適切な福祉対策をとっているとは思えません。もし、適切な対処がなされているならば、一食を求めて区役所駐車場に集まる人が増え続けることはないでしょう。しかしながら、私たちの活動の場において、直接、具体的に何らかの対応がなされたことは一度もありません。事実、経理課長の言葉によれば、「迷惑」という認識であり、行政として本来なすべき対応への自覚と責任は感じられません。

今、私たちに対して渋谷区が行っていることは、十分な対応のできない福祉行政をおぎない、屋根なく食べもののない人たちのために、食事の提供をはじめ、生活支援、生活保護申請や「自立」の手伝いなどさまざまな援助を行っている民間の支援者に対する「排除」、「炊き出しつぶし」です。そしてそれは、食べられない状況にある困窮者から一食を奪う行為でもあります。行政機関のなすべきことは、社会的弱者を守ることであり、「排除」することではありません。常々「民間の炊き出しに行け」などと民間の支援に頼りながら、一方では生活困窮者を放置し、さらには、わずか週に一度1時間半程度の支援活動のためにさえ民間に場所を使用させられない渋谷区の態度を到底認めるわけにはいきません。

わたしたちは、このたびの渋谷区による私たち民間の野宿・路上生活者支援活動の排除、妨害に抗議し、社会的に弱い立場におかれている人々、特に野宿・路上生活者と、その方々を支援する民間支援者を擁護するよう、強く要望いたします。

2011年7月8日
聖公会野宿者支援活動・渋谷

小出裕章:電気料金はどう決まるか「総括原価方式」 /どうしても原発をやりたかった理由「 核兵器開発能力保有」(動画:テレビ朝日モーニングバード19分)

●総括原価方式⇒電力会社の利潤は資産に約3%かけた額で決まる。電気料金はその利潤の額をまかなうように決まる。大きな資産(原発>火力)をもてばもつほど、電力会社の利潤は大きくなり、電気料金はあがる。

●この資産には、使用済み核燃料も含まれる。ゴミも資産。電気料金はゴミにも払わされている。

×河野太郎の「総括原価方式をやめ発送電分離をして、すべて市場原理にすれば電気料金はさがる」のインタビュウ部分は、民営化の歴史をみれば、まったくウソ!

●14分すぎから、小出教授「国が、総括原価方式で電力会社を誘導して、どうしても原発をやりたかった理由は” 核兵器開発能力保有”」

 

三里塚とうもろこし大量到着

涼しくなったので、温かく、歯にいいとうもろこしのポトフ

7月20日(水)

動労千葉を支援する会・東京北部・第2回総会

ええかげんにせぇ!警察・検察・裁判所 反弾圧ネットワーク7.17集会1000人

動労千葉を支援する会・東京北部・第2回総会

 

ええかげんにせぇ!警察・検察・裁判所 反弾圧ネットワーク7.17集会1000人

連帯ユニオン関西地区生コン支部ホームページから転載

『ええかげんにせぇ!警察・検察・裁判所 反弾圧ネットワーク』は7月17日、大阪市中之島剣先公園で権力弾圧に反対する集会を開催。連帯ユニオンの組合員や家族のほか、訪日している韓国民主労総組合員、権力弾圧を受けている市民団体、連帯する労組などが参加。結集した約1000名は集会後に大阪府警本部がある大阪城前までデモ行進を行いました。

7月18日(月)

「現闘本部破壊を許さないぞ!」−7・18三里塚緊急現地闘争(動画)

7・17いわきデモ(動画:街頭インタヴューあり)

りんたろう亭:プチ労スタッフミーティング”ゲキアツ”?

「現闘本部破壊を許さないぞ!」−7・18三里塚緊急現地闘争(動画)

三里塚芝山連合空港反対同盟ブログから転載

 

7・17いわきデモ(動画:街頭インタヴューあり)

動労千葉を支援する会から転載

 

りんたろう亭:プチ労スタッフミーティング”ゲキアツ”?

Noname's book for "Zine"(MagazineのZine)

熱い三里塚。 ガパオ(鶏挽肉を近所の八百屋さんの東南アジア系の女の子たちが育てたバジルで炒めたご飯)

きゅうりの三里塚にんにく漬け

”闘う労働運動って”

7月19日:10年ぶりに歯を抜いたので、お粥定食byたみとや

7月20日:歯にいい残り野菜のミネストローネ

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