2011年5月(5)

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5月22日(日)

りんたろう亭:プチ労働者学校その15”原発トーク会”(記録付き)

【動画】TAMI★ROCK★FES#1 総集編(1)ほか

三里塚芝山連合空港反対同盟:5・20大量不当逮捕を弾劾する(動画付き)

りんたろう亭:プチ労働者学校その15”原発トーク会”

メニュー:原発と沖縄の根っこは同じだ!〜タコシーズニングライス、クーブイリチー、わかめサラダ

記録 by Tamitoya

テーマ:賛成の人も反対の人も原発トーク

参加者:12人

Ha:3月11日直後は情報があふれ、親たちは自分をおいて逃げた。自分も大阪に逃げたが、逃げてどーするのかと思った。逃げたからには原発に反対だし、金儲けのためには死ねない。
Y:自分も逃げたが、逃げるともっとめんどくさくなるよと先輩に言われて戻ってきた。原発のことを良く知らなかったが、純エネルギー的にもいらない。この社会だからこそ原発ができた。
R:この間の5月7日のデモで、外側にいたとき聞こえてきた若者の言葉は‘もっとまともなことやれよ”だった。そういう人たちと自分たちはどうか
Ha:街頭で署名とってたらリーマン風の人に”でんきつかってんだろ!!”といわれた。
S:原発反対って簡単に言っていいの?とかなんでそこまでおこってるの?やっぱり反対なんだねといわれる。
Ha:神に祈る系もいる。
Ma:友達は原発のゲの字もない。節電しようとかだけ言う。
S:エネルギーシフトパレードとかに行きがち。
Tk:昔学生のとき、いろんな人が集まって、飛行機を作るプロジェクトに参加した。そこで、おじさんは目をキラキラさせて、原子力で燃料補給をしなくていい飛行機を造るのが夢だといっていた。自分はこわくなった。
Hu:「国の政策でやらされてきたのに東電はかわいそう」という人がいてびっくりした。
Y:デモで何かが変わると思っていないひとが多い。
Ha:日本では歴史上ひっくり返したことがないからか
Ta:辺野古は白紙撤回させた。
S:人々に力がないように思わされている。
Mi:高円寺に2年住んでいて、この間のデモに遭遇した。看板をけったりする人がいた。それでは説得力がない。宅配の人や、流通の人たちがいて、生活があるその邪魔になることもわかった上でやるべき。
S:集会はみんなが自分たちの主張を意志一致する場だからやるんだと最近わかった。それがないとそんなことになる。でも、デモはみんなが集まってアピールする、いつも違うところで色々やっているがこのことは譲れないとみんなが集まって、沿道に向かって私たちはこう思うと見せる場なんだ。
Y:集会やデモの主催者はデモ参加者全員の責任を取る。そのスタンスが大事だと思う。
U:自分も40年間デモに出たことがなかった。出てみると人間らしく生きたいからデモにでるんだというのがわかる。Miさんのいう、迷惑とおもったり、自分も参加したいと思ったり、いろんな反応があるからいいのではないか
Hi:5月7日にデモに出て、フェイスブックにこんなに反応があるんだって思った。いろんな意見の人がいて、みんな揺れている感じ。自分は12年ぐらいフィリッピンですごした。フィリッピンの人はお金がなくても不幸じゃない、日本は”消費すること”での幸せが大きすぎる。
Ta:”消費”でごまかしている?
Mk:原発賛成とか反対ではなくて、想像力がある人とない人の差ではないか
R:「想像力」いいね!
S:自分がどうするのかを考えてた時、にげて元気な子供を産んでもうれしくないと思った。想像力というより自分で考え判断することの放棄。誰かがくれた”指針”に委ねるのがらく。
Ha:最初は放射能こわかったけど、あるとき"恐怖”が”怒り”に変わった。
S:想像力を奪われてきたんではないか?子供たちと一緒に絵を書いているが幼稚園の先生は子供たちに指示をして芽をつぶしている。コントロールされる、子供は何が正解なのかを考えるようになる。どうにもならないように思わされている。この枠ならやっていいよといわれているようだ。そこを突破しよう!!

みんなで認識をつくりたい!そう思ってこのプチ労をやっている。原発を契機にもっと深くもっと強く認識を持ちたいと思う、そうすれば必ず行動にあらわれるから。原発の問題は資本と労働の問題なんだということが、もう少しでみんなの認識になると思える面白い会になった。

【動画】TAMI★ROCK★FES#1 総集編(1)ほか

 

 

 

三里塚芝山連合空港反対同盟:5・20大量不当逮捕を弾劾する(動画付き)

 

5月20日、東京高裁・井上繁規裁判長(第15民事部)は、天神峰現闘本部裁判の控訴審判決において、三里塚芝山連合空港反対同盟の控訴を棄却するのみならず、確定判決を待たずに、撤去執行を可能にする仮執行宣言まで付けた。しかも、強制執行停止を申し立てる弁護士といっしょに高裁第15民事部の前に集まった50人に対して、反対同盟員8人を含む全員を「不退去罪」なるでっち上げで不当逮捕した。
  これは、三里塚闘争45年の歴史の中でも断じて許されない前代未聞の大弾圧である。われわれは50人全員の即時釈放を要求する。東京高裁と結託した警察権力がこの暴挙を強行した理由は何か。
  第1に、天神峰現闘本部死守の闘いが実力闘争として爆発することへの恐怖である。1990年1月の成田治安法処分に対する反対同盟と労農学の闘いの威力に今なお圧倒され、その現闘本部破壊に対する闘いの爆発に恐れおののいているためだ。
  第2に、現闘本部反動判決への怒りが国策裁判への弾劾へと発展し、今まさに爆発しつつある被災―福島原発事故への怒りと結びつくことへの恐怖だ。3・11大震災情勢によって日本の支配体制は大きく動揺している。福島の怒りは成田の怒りだ。国策と闘いつづけてきた三里塚45年の実力闘争の波及力におびえているのだ。
  第3に、羽田国際線化という形もとった成田空港の地盤沈下―崩落という現実に追いつめられた、三里塚闘争への憎しみの噴出である。徹底弾劾あるのみだ。
  そもそも、井上裁判長の判決には一片の正義も道理もない。天神峰現闘本部は反対同盟自身が1966年に建てた闘いのシンボルだ。厳然として反対同盟のものであり、底地には地上権、賃借権を保有している。井上裁判長は一審千葉地裁仲戸川裁判長と共に、何の根拠もなくこれを否定し去った。しかも、一度壊したら復元できない建物に対する「仮執行」を裁判史上初めて認めたのだ。
  その上で、執行の停止の申し入れを行うために面会を要求した弁護団に対して、井上裁判長は会おうともしなかった。反対同盟・北原鉱治事務局長を先頭とする50人の労農学が、「申し入れ書」を受理せよと第15民事部に迫ったことは100パーセント正当な行動だ。
  判決と仮執行宣言のあまりの反動性におびえた井上裁判長およびこれと結託した警視庁公安部は、あせりにかられた大量逮捕攻撃を強行した。われわれはこの弾圧に負けない。三里塚45年の歴史こそが、不当弾圧を糧にますます決意を打ち固める過程そのものだった。
  5月29日の現地緊急闘争を皮切りに、われわれは断固として天神峰現闘本部を、体を張って守り抜く死守決戦に突入する。この闘いの爆発の中でこそ、東北、茨城の被災地農民。漁民・労働者・学生・市民との歴史的結合を果たすであろう。反原発闘争への決起という形で始まった数万、数十万の青年労働者学生との歴史的な合流を果たすであろう。


5月21日  三里塚芝山連合空港反対同盟

 

5月21日(土)
国家公務員は民間より給与が低い上に一人当たりの仕事の負荷が世界で最も大きい

●上の表は、国家公務員と民間正規労働者の年間給与を比較。国家公務員の年間給与は、『人事院月報』(2010年9月号No.733)の111ページに掲載されている国家公務員[行政職(一)]の2009年の年間給与で、すべての手当が含まれた額。民間正規労働者の年間給与は、厚生労働省統計情報部編『賃金センサス――平成21年賃金構造基本統計調査』(※最新の統計です)の2ページに掲載されている2009年の民間企業(全産業)の正規労働者の残業代を一切含まない年間の所定内給与額。

●国税庁の「民間給与実態統計調査」の結果で、公務員の給与が法外に高いと主張があるが、国税庁の調査は、パートやアルバイトなど非正規雇用の労働者も含まれた調査で、とても低い数字となる。公務の職場にも劣悪な官製ワーキングプア状態に置かれている非正規労働が多くなっている[職場によっては半数以上が非正規雇用労働者というところもある]

●下のグラフからは、@ 日本の公務員はOECD諸国の中で最も「少数精鋭」で「一人当たりの仕事の負荷が最も大きい」A OECD諸国の中で、日本の公務員は「一人当たりの仕事の負荷が最も大きい」が、「給与は恵まれていない」(ブログ「すくらむ」から抜粋転載)

5月20日(金)

三里塚現闘本部裁判で仮執行付き判決強行、50人逮捕! 許さない!

5.20を裁判員制度廃止記念日に!全国集会in日比谷

目黒ピースアクションニュース第15号発行

三里塚現闘本部裁判で仮執行付き判決強行、50人逮捕! 許さない!

5月20日、警視庁は、北原鉱治事務局長をはじめ反対同盟8人を含む数十名の仲間を逮捕するというとんでもない暴挙をおこないました。
  本日の現闘本部裁判で、井上繁規裁判長は最高裁での確定を待たずに建物の破壊撤去を認める「仮執行宣言」つきの反動判決(控訴棄却)をおこないました。とんでもない判決に対して煮えたぎる怒りの声がわき上がる中、弁護団は仮執行に対する執行停止の申立を粘り強く闘いぬいていました。
  この成り行きを見守っていた人々に対して、裁判所と警視庁が結託し、不当な逮捕、弾圧をおこなってきたのです。
  「現闘本部の破壊撤去は許さない!」という反対同盟の不退転の決意と全国からの怒りの声の前に焦りにかられた権力の弾圧にほかなりません。

 「公共」の名の下に、安全を無視して必要のない工事をおこなう成田空港建設の真の姿がここにあります。フクシマの怒りは成田の怒りです。(三里塚芝山連合空港反対同盟ブログ)

5.20を裁判員制度廃止記念日に!全国集会in日比谷

内容は↓をクリック(PDF)

5月19日(木)

たみとやジャーナル第32号発行:

反原発署名onたみとや〜5.28反原発・反失業吉祥寺デモから6.5国鉄闘争全国運動大集会へ!

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