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2月4日(金)

動労千葉・春闘第1波ストライキ@movie

24年目の2・16に想うこと

法政大仮処分決定、弾劾!

動労千葉・春闘第1波ストライキ@movie

 

24年目の2・16に想うこと(国鉄闘争全国運動会報第9号から転載
    全国運動呼びかけ人  世田谷地区労顧問 花輪不二男

私の労働運動は20代から今日まで地区労運動で跳び回ってきました。その中で、国鉄分割・民営化反対闘争支援は、当初の署名運動や請願行動から数えると実に30年余に及び、私の活動に少なからぬ影響を与えてきたと思っています。

そして、また2月16日が近づいてきました。JRは24年前のこの日、国鉄の分割・民営化に反対した国鉄労働者の採用を拒否し、事実上の指名解雇を行ったのでした。

私はこの分割・民営化は国家権力による偽装倒産だと考え、これを許せば労働運動はガタガタにされると感じとりました。事実??民間争議の中で経営者の一部では国鉄でやったことを見習っただけだとうそぶくものも出てきました。
 
国鉄の民営化は国家と民間会 社という性格の違いはありますが、事業そのものは全面的に引き継がれているのですから、雇用も引き継ぎ法人に移るというのが常識です。民営化に反対したから気に入らないと排除するのは解雇権の乱用です。

それにしても1047名の闘争団はよく頑張りました。敵よりも一日長くというスローガンは長期争議の鉄則になりました。この間??道半ばで倒れた仲
間も出ましたが、戦列は崩れませんでした。

問題は政治決着で戦列を解いたことだと思います。相手は国家権力による不当労働行為を繰り返してきたのです。政権交代によって民主党政権に変わったとはいえ、国家的不当労働行為の国家責任を最後まで、すなわち職場復帰まで詰めるべきでした。菅政権の先行きに不安要素が見える現在、雇用問題を基本的解決の残務処理としたことは今後に悔いを残すことになったと思っています。

私たちがこの国鉄闘争を最後の勝利に導くためには、戦線の立て直しが必要です。
闘争団の仲間たちも長い闘いの日々をふり返り、ホっとした気分とこんなはずではなかったいう複雑な気持ちが交錯しているのではないでしようか。
今日の新自由主義攻撃と象徴的に闘うことになった国鉄闘争に曖昧さを残すべきではありません。もし、このまま時の流れに委ねるようであれば、必ず
第二??第三の攻撃が仕組まれる
ことは目に見えるし??すでに始まています??
働く者の生活と権利を守るのは労働者自身であり、闘いなくして前進もない現実を厳しく受けとめながら立ち上がろうではありませんか。


国鉄分割・民営化で不当解雇から24年
2・16を忘れるな!1047名解雇撤回2・16集会
講演 国鉄分割・民営化と新自由主義攻撃の現段階  鎌倉孝夫さん 全国運動呼びかけ人 埼玉大学名誉教授
日時:2011年2月16日(水)18:30〜
場所:すみだ産業会館(東京都墨田区江東橋3 丁目9 番10 号 丸井共同開発ビル8 階/JR錦糸町駅南口から徒歩1分)
(国鉄闘争全国運動2・16全国地域・職場活動者交流会)
日時:2011年2月16日(水)10:00〜17:00
場所:ティアラこうとう(東京都江東区住吉2 − 28 − 36 地下鉄 都営新宿線・東京メトロ半蔵門線「 住吉」駅下車徒歩4分)
※いずれも呼びかけ:国鉄闘争全国運動

法政大仮処分決定、弾劾!

「営業の邪魔だから、入試期間中、法政大学周辺200mに入ったら100万払え」というものである。被保全権利(法政大学が裁判所に守ってほしい権利)はもちろん「営業権」。法大当局は全く許しがたいことに、3年連続でこの仮処分を申請、裁判所もそれを追認し続けています。
  このような「憲法停止」とも言えるビラまき禁止を絶対にゆるさない!(法政大文化連盟ブログ3.14法大弾圧を許さない法大生の会)

定番:鶏と里芋のくわ焼

三里塚かぶとしめじを蒸す

2月3日(木)
りんたろう亭:節分トーク

りんたろう亭:節分トーク

メニュー:豆と鰯

久しぶりのSappi

鰯の生姜醤油漬け蒲焼

節分の「福豆」と切り昆布ご飯とけんちん汁

三里塚ター菜とかぶの葉のベーコン炒め

麹町ブティック運営チーフとスタッフ

初出版物お買い上げ

2月2日(水)

エジプト革命の真っただ中で独立労組のナショナルセンター設立

1月30日、ムバラク政権打倒の闘いの真っただ中で、既成の官製労組とは別の新たな労働組合のナショナルセンター、EFIU(エジプト独立労働組合連盟)が設立された。設立宣言は述べている。「労働運動の闘いが現在の革命への道を切り開いた。だからこそ、エジプトの労働者は『官製』のナショナルセンターETUC(エジプト労働組合総連合会)が労働者の代表として語ることを全面的に拒否するのだ。彼らは、労働者の権利を否定してきた。そして、あの有名な1月27日の声明では、現在のあらゆるデモに反対することさえ表明している」と。労働運動が革命を切り開いた! そして、革命の前進によって、労働者自身の組合を作る権利をもぎとったのだ。ここに、今日進行するエジプト革命の核心がある。

エジプトの労働者階級は、この弾圧体制下の粘り強い組織化の努力によって、2006年には工業都市マハラの国営繊維工場で27000人の労働者の大ストライキを闘うまでに成長した。警察部隊が投入され、大量の逮捕者と負傷者が出たが、労働者は屈しなかった。07年初めには、マハラ繊維工場でさらに巨大なストが闘われ、一人の逮捕者も出さずに賃上げ要求をかちとる大勝利を実現した。「権力が、労働者の力に恐れをなした!」――この知らせが全エジプトをかけめぐり、労働運動の壁がいたる所で打ち破られはじめた。

さらに、07年夏のサブプライムローン破綻に始まる世界大恐慌への突入が、食糧価格の急騰となってエジプト人民の生活を直撃する中、08年4月には全エジプトのゼネストが呼びかけられた。その拠点であるマハラの繊維工場は、スト前から機動隊に占拠されてストにはならなかったが、マハラの30万人以上の労働者が弾圧抗議集会・デモに結集し、食糧暴動闘争に決起した。これがエジプト全土に波及し、ムバラク体制を根底から動揺させた。そして2010年には、各地のストライキだけでなく、全国レベルでの最低賃金要求闘争が爆発していった。本年1月25日に始まるエジプト革命は、こうした階級的労働運動の積み重ねの上にかちとられたのだ。(前進速報)

independent unions and committees [RETA, Retired Workers Union, Health professionals Union, Teachers Independent Union] along with workers independent groups in industries declare the creation of Egyptian Federation for Independent Unions and its constitutional body on Sunday the 30th of January 2011 and emphasizes on the following:

  1. Egypt citizens right to work and binding the government to “unemployment compensation”.(働く権利)

  1. Define a minimum wage no less than 1200 LE, with a yearly raise proportionate to inflation; guarantee workers rights to bonuses and benefits according to work value, especially work compensation for those facing work hazards. Moreover, maximum wage should never exceed minimum wage by more than ten times.(最低賃金引き上げ:300LEから1200LE。約月4,200円から16,800円)

  2. The right for all Egyptian citizens to fair social security including the right to health care, housing, education “ensuring free education and syllabus development to cope with science and technology evolution”, the right for all retired to decent pensions and benefits.(社会保障・健康保険・教育の権利)

  1. Workers and employees right to organize, to create their own bylaws, to remove all legal restrictions regarding this right.(労働者の組織する権利)

  2. Free all detainees imprisoned after January 25th.(政治犯の釈放)(unionbook)

 

 「仕事」「自由」「国民」「尊厳」。カイロ・タハリール広場で、デモ参加者の政府への要求は4項目。筆頭は「仕事」だ。

 「大学を出ても仕事がない」「給料が安い」。3割超ともいわれる高失業率に悩む24歳以下の若年層に話を聞くと、必ず飛び出す話題だ。同広場でデモに参加する大学生、マフムード・サラハディーンさん(23)は「まともな職が見つかる可能性は低い」と肩を落とす。

 公務員の最低賃金は月約300エジプトポンド(約4200円)。賃上げ要求デモは昨春ごろから頻発し、今回の反政府デモの要求にも「最低賃金1200エジプトポンド(約1万6800円)へ引き上げ」が含まれていた。

 仕事のない若者は、結婚資金集めにも苦労する。エジプトでは結婚に際し、男性側が住居や家具を用意する習慣がある。会社員のモハメド・サフワドさん(25)は「最低でも15万エジプトポンド(約210万円)はかかる。とてもためられない」とため息まじりに語った。(毎日新聞)

新作:あぶすき(精進料理 油揚げと三里塚の野菜のすき焼き)うまい!安い!

2月1日(火)

動労千葉 2/1〜2スト突入詳細 (動画)

エジプト:百万人のデモ

動労千葉 2/1〜2スト突入詳細

俺たちは使いまわしの機械じゃない!

(動労千葉を支援する会から転載)

エジプト:百万人のデモ

大統領の退陣を求める「100万人の行進」がカイロなどで行われた。治安当局によると、デモ参加者はカイロで約50万人、アレクサンドリアで約40万人、その他の都市で約11万人を数え、目標の100万人を達成。同国近代史においても最大規模のデモとなった。(AFP)

 

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