たみとや日誌

2010年8月(3)

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8月16日(月)

りんたろう亭:Active-Hiyoko-Middleその2+young

朗読詩:上野豊さん(九州地人会)「1.BUENA VAIRA 2.原郷」(動画)

とみしょうや:UNLABEL EVERYTHING(ブログから転載)

りんたろう亭:Active-Hiyoko-Middleその2+young

・メニュー:スペイン夏@500円

・「マルクスが言ったこと」と今

・朗読詩

 

冷たいガスパッチョ(トマト、セロリ、りんご)

鯵@65円のサンセバスチャン風焼き魚(スペイン風鯵の塩焼、ニンニクオイルかけ)

パエラ あと、スペイン風オムレツ

レジメ「マルクスが言ったこと(○)」と今(●)たみとや日誌、たみとやジャーナルから(2008年〜2010年)

○「歴史上、極めて革命的な役割を果たしたブルジョアジー。」

●世界の人口は、1850年で11億〜14億人。2010年では68億人。みんなの生活はよくなったか?(1980年と今)

1980年で、「1億総中流」と言われながら、最下層の労働者は全体の3割、高所得層との所得の開きはすでに2倍。その後、国民総所得は1.8倍。が、1980年の最下層の平均年収より低い年収200万円以下の労働者が全体の4割の1800万人。高所得層との所得格差は2.8倍。最下層の世帯人員は、3.5人から1.8人に減少。配偶者や子供がもてなくなった。食費下がったが、医療・社会保険・教育のコスト上昇。

○「ブルジョアジーは、生産力の破壊、新しい市場の獲得、古い市場の徹底的な搾取により恐慌を克服しようとする。」

●今の恐慌はどこから?「景気がよくなれば」いいのか?

・1929年の恐慌は第二次大戦で乗り越えた。世界の粗鋼生産量など、1975年で先進国の成長は行き止まり、労働分配率は横ばい。
・日本の老人医療費無料は1982年で停止。1987年には、中曽根首相の「国鉄の労働組合や総評・社会党をつぶして新しい憲法を制定する」との掛け声、国鉄はじめ民営化促進。
・労組は「労使協調」を強め、2000年からアジアやアメリカの過剰消費で成長は回復。一方、労働分配率は急減。製造業への派遣解禁。医療費一層抑制。国立大学費15倍増加。
・“国の景気・成長、企業の景気・成長”という言葉に釣られながら、皆でもがいてきた。しかし、企業の内部留保は膨張。それは非正規雇用急増の契機となった派遣業法を改正した1998年度以降のこと。210兆円だった内部留保は、その後10年間で429兆円に急膨張。増加額の7割は大企業。

●自動車がいらなくなった:リコールのトヨタ自動車

海外でのリコールが話題のトヨタは、2006年に国内で5百万台のリコールを起こしていたがマスコミは報道せず。また、その社長が経団連会長の時に「派遣法拡大」を主導。その間、売上高26兆円、利益1兆7千億円ここ5年間で、売上と利益は1.5倍。正社員6万人の給与(平均年収800万円)は据え置き、利益に占める給与の比率(労働分配率)は3分の1に減。非正規労働者は3割まで増加。

●赤字は労働者のせいじゃない

・国鉄:設備を維持し人件費を払い列車を走らせる収支だけを見れば、1987年民営化前の1984年度以降黒字に転換し、1985年度が3189億円の黒字、1986年度は3773億円の黒字。民営化の際、声高に叫ばれた「国鉄は一日列車を走らせると65億円ずつ赤字が増える」という論理はうそ。分割民営化の政府方針が決定された80年代前半にあっても、国鉄の一日の経営利益は9億円。
・日本航空の決算は、本業の営業損益段階では、過去7 年間の累計では黒字。しかし、営業外損益、特別損益で営業段階での黒字を食いつぶし、最終的な当期損益4は7 年間の累計で1,567 億円もの大幅な赤字となり、これが財務体質を弱体化させた原因。

●1989年天安門事件後に生まれた青年たちの中国のストライキ⇔世界のアパレルが“バングラ詣ユニクロ進出で脱・中国加速:賃金1/4以下

○「プロレタリアの労働は、機械の普及と分業との結果、独立性と魅力を失った。」

●多様な労働
―プレカリアート、マルティチュード by アントニオネグリ(1968年で時代は変わった)、非物質労働:スチュワーデス・マクドナルドの店員・非常勤大学講師・トヨタの「カイゼン」・介護労働者・フリーランサー

●公務員:「福祉国家政策」で増加してきたが、日本の人口当たり公務員数は先進国最低。

・公務員の職場では、定員削減・退職不補充に加え、指定管理者制度や市場化テストなど、外注化・民間委託が進められ、非正規労働者が激増。そして「地域主権」改革による義務付け・枠付け見直し(社会保障・福祉のナショナルミニマムの廃止)、出先機関の廃止などでさらに民営化・リストラを進め、「新しい公共」と称して自治体業務を有償・無償のボランティアやNPO(非営利団体)に担わせようとしている。
・12年度に実施予定の公務員制度改革は、@協約締結権付与と引き換え(争議権は付与せず)に人事院勧告制度を廃止し、労使交渉で公務員の賃金を決定、A「労使交渉」による解雇と勤務条件の変更が可能、B労使の交渉事項を中央交渉、府省交渉、地方交渉の3段階に分配、など、際限なく賃下げと首切りができる仕組み。
・人事院は8月の勧告で、公務員給与を2年連続マイナスにした上で、55歳以上は引き下げ幅をさらに大きくする「傾斜配分方式」を導入しようとしている。
・「地域主権」の完成型は「道州制」。公務員は一旦解雇・再採用し、360万人の削減がもくろまれている。

○「現在の社会では、私的所有は、その成員の十分の九にとって廃止されている。」

●年収800万円以上の労働者は450万人、勤労者の十分の1以下

・年収200万円以下の1800万人は、女性を中心としたパート労働者1200万人と派遣労働者などを合計した非正規労働者1740万人とほぼ同数。
・一方、非正規雇用を推進し、平均年収800万円以上の水準を保っている「優良企業」の正社員は450万人(1500万円以上は58万人)。彼らも、医療、教育のコストを中心に「生涯、家を1軒持ち、子どもを大学に入れ、親を介護する“普通の”生活」を必死に維持する状態。共通してるのは、労働や働きが作り出す価値が評価されず奪われていること。

朗読詩:上野豊さん(九州地人会)「1.BUENA VAIRA 2.原郷」(動画)

 

とみしょうや:UNLABEL EVERYTHING(ブログから転載)

Unlabel everything.

Just stop labeling everything.

All the names we know now,
Are labels from the past.
We must keep creating.
We must keep revolutionizing.

I am already something new, the moment I think of it.
So the way is to just keep focusing on the new stuff.
Forget about the old labels.
Respect them, but don't hold on to them.

I reborn each day, each moment.



すべてのラベルをひっぺがそう。

とにかく、ラベル分けするのをやめればいい。

いま、既に存在するすべての名前は
過去に誰かが貼ったラベル
私たちは、常に、つくり続けなければ。
私たちは、常に、革命し続けなければ。

自分は「そうだ!」という気づきの瞬間すでに新しいじぶんであって。
新しいものを生み出しつづけることやめてはならない。
古いラベルにとらわれてはいけない。
尊び、しかし、こだわりすぎてはいけない。

私は、日々、刻一刻、生まれ変わっている。

8月15日(日)

朝鮮戦争反対!菅政権打倒!民権2010 8・15労働者・市民のつどい:560人

歴史は沖縄から変わる:東京新聞社説抜粋

We are like a one community !

秀逸

感動

爆笑

「新たな国鉄全国運動は戦争との闘いにおいても決定的な意味を持っている」

トウジェン(闘争)!

留守番カラーりんたろう

歴史は沖縄から変わる:東京新聞社説抜粋

 鳩山由紀夫前首相を退陣させた普天間基地問題は、沖縄の戦後がなお終わっていないことを告げる事件でした。歴史は沖縄から変えねばなりません。

 「米国に依存しつづける安全保障、これから五十年、百年続けていいとは思わない」。前首相の辞任演説。同感なのですが、いったいこの米国依存の体質はどこからきたのでしょうか。

 その疑問に答えてくれたのが岩波現代文庫の「昭和天皇・マッカーサー会見」に収められた豊下楢彦関西学院大学法学部教授の論考で、意外なことに「昭和天皇」というのが回答でした。

◆昭和天皇の至上課題

 昭和天皇研究は平成になって飛躍的に発展したとされます。「昭和天皇独白録」や元宮内庁長官の「富田メモ」など重要資料の発見が相次いだからです。膨大な未解明資料を解読した豊下教授の研究は従来の昭和天皇像、戦後史観を根底から覆します。

 敗戦で昭和天皇が直面したのは言うまでもなく戦犯としての訴追と憲法改正による天皇制消滅の危機でした。マッカーサー元帥の協力で極東軍事裁判を切り抜け、新憲法で象徴となった天皇が直面した次なる危機が共産主義の脅威。昭和天皇にとり日本を守ることと天皇制を守ることは同義でした。

 非武装が日本の最大の安全保障とする理想主義のマッカーサーに対して昭和天皇はリアリストでした。憲法九条や機能不全の国際連合では日本を守れず、米軍依拠の天皇制防衛の結論に至ったといいます。

 かくして、「米軍駐留の安全保障体制の構築」が昭和天皇の至上課題となり、象徴天皇になって以降も、なりふり構わぬ「天皇外交」が展開されたというのが豊下説の核心部です。

 例えば一九四七年九月、宮内省御用掛寺崎英成を通じてマッカーサーの政治顧問シーボルトに伝えられた有名な天皇の沖縄メッセージは「米国による琉球諸島の軍事占領の継続を望む」「米国による沖縄占領は共産主義の影響を懸念する日本国民の賛同も得られる」などの内容。沖縄の戦後の運命が決定付けられてしまったかもしれません。

◆安保下の新たな国体

 五一年締結の安保条約については、吉田茂首相が米国務省顧問のダレスの再軍備要求を断固拒否、軽武装・経済第一の戦後路線を敷いたというのが通説ですが、ダレスの要求は米軍の基地自由使用権だった。その要請は天皇によって満たされたといいます。

 豊下教授は、もう一つの戦後史・安保体制という新たな「国体」を描き出しますが、独立国をめざす気概が存在した当時の外務省、もし天皇外交がなければ日本外交は選択肢の幅を広げ、より柔軟なダイナミズムを発揮し得たと想像します。安保の呪縛(じゅばく)は戦後の日本外交から矜持(きょうじ)も気概も奪いました。

 沖縄返還は七二年五月でした。ここでも基地負担軽減の県民の悲願は達成されませんでした。

 佐藤栄作首相の密約を交わしてまでもの核抜き・本土並みの返還要求でしたが、米側はしたたか。核をカードに狙いは基地の自由使用。懸念された通り基地の固定化になってしまいました。誠実、誠意が手玉に取られた格好でした。

 佐藤首相の密使として奔走した国際政治学者若泉敬氏は「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」の著書を残して九六年七月、自殺しています。「鋭利な刃で五体を剔(えぐ)られるよう」な自責と結果責任からとされます。無念は引き継がれなければなりません。

8月14日(土)
りんたろう亭:ミニ労働学校はじめます!School for Freedom of Workers(SFW:仮称)

たみとや りんたろうの「エリザベスカラー(商品名ドッグネッカー)」が話題

「なになに、手術したの??」

りんたろう亭:ミニ労働学校はじめます!School for Freedom of Workers(SFW:仮称)

キハチ風「ばあちゃんの空豆」中国産冷凍空豆500g@98円!資本主義の冷凍技術の発達と中国労働者の搾取。

さんま@68円の香草焼き。江戸時代後期、沖合のさんまを傷つけずに採る船と漁法の発達で「大衆魚」。日本資本主義の本源的蓄積期。

Active-Hiyokoを発展的に。

ほぼ毎週土曜日。

8月13日(金)

韓国:双竜自動車ストライキから1年、闘い続ける人々、

先月29日間のKBSストライキが残したもの(動画)

8月15日は、「労働者・市民のつどい」に参加のため、たみとや臨時休業します♪

●双竜車ストライキから1年:民衆の声:2010-08-06
画像
解雇は殺人だ!回復なしで売却ができない!現場に帰ろう!
2010年7月12日(月)会社の目の前

ちょうど1年前だ。
涙の中、77日間のストライキをたたみ、工場の門を出なければならなかった双龍(サンヨン)自動車労働者たち。その中の解雇労働者キム・ヨンフン、イ・ヒョンジュン氏。彼らは同僚らと協力して去る3月、ソウル九老洞(クロドン)506-4番地に漢城(ハンソン)カーセンターを開いた。闘争に必要な資金を求めて支援を受けるのにも限界があり、直接腕まくりをしたのだ。それぞれが双龍自動車のソウル九老整備事業所で働いた技術を活かし、供に働く労働共同体だ。

双龍車事態1年をむかえた6日午後、<民衆の声>は九老洞の漢城カーセンターを訪ねた。
9人が協力して始めたカーセンター
彼らのうちの4人は店に常駐して働き、残りの5人は店を手伝いながら復職闘争に専念している。彼らは皆、毎週月・水・金の朝、九老事業所の前で出勤闘争をしている。
解雇労働者のキム・ヨンフン(53才)氏は、「私がなぜ切られたのか納得するだけの理由がわからないから当然復職闘争をせざるをえないのではないか。使用側が約束した大妥協案もまともに守られないでいる。自分たちがやれば不法も合法になる、そんな世の中か」とし、「そんな理由で、引き続き闘うほかない」と語った。
キム氏は、「こんなふうにつらい仕事でもしなければ、寝ていても当時のヘリコプターと放送の音が聞こえてきて目が覚め、そうなるとその日は眠れなくなる」と語った。
作業中の汗でドロドロになったイ・ヒョンジュン(41才)氏は、「昨年のこの時期、照りつける陽射しのもと、工場屋上で警察と対峙した。警察が帰った後、見ると服が汗でぐっしょり濡れていた」とし、「その時に比べればこれくらい何ともない」と語った。
最近ではマスコミ報道を通じてカーセンターのことが知られ、連帯団体の間でうわさになり、京畿、仁川からここまで車を直しに来ている。
彼らは「私たちがなぜ闘うのか知らせ、双龍車の顧客にも私たちの本気さを知らせる意味がある」とし、「大変だが勝ち抜かなければならないのではないか」と語った。
<キム・トギュン記者vnews@voiceofpeople.org>

●人間らしく暮せない人々のもう一つの名、「非正規職」

解雇された非正規職お父さんが生きる道

午前2時半。解雇された非正規職労働者の一日が始まる。300部余りの新聞は3時間ずっと配らなければならない。5歳、3歳の二人の子供の面倒を見て朝8時までに保育園にあずけ、すぐ病院に向かう。昨年のストライキで怪我をした指は今も通院治療中だ。一時間の物理治療を受け、双竜自動車支部事務室につくと午前の10時。昼は工場前1人デモ、宣伝戦、拘束された組合員との面会と裁判、苦しいたたかいをしている事業場への連帯闘争で一日の太陽が沈んでいく。夕方には非正規職組合員と地域の仲間たちと会い、会議をするといつも10時を越す。一日平均睡眠時間はたった3時間。20か月、解雇闘争を続ける二人の子供のお父さん、非正規職解雇者ポク・キソン氏の日課だ。

生計も苦しく、闘争も難しいが、正規職より先に解雇闘争を始めた19人の非正規職労働者が09年8月6日以後、1年ほどになっても労働組合の旗の下に集まる力は何だろうか。彼の答は明快だった。

「私も組合員たちに聞いたことがあります。非正規職も人間だからです。」

韓国KBS新労組ストライキの記録 日本語字幕

 

Kさんご寄付 人気沸騰した「しゃべってうごく猫さん人形」

手をガシガシ噛んだので、しばらく初の「エリザべスカラー」をつけたりんたろう

8月12日(木)

朝鮮戦争反対!菅政権打倒!民権2010 

8・15労働者・市民のつどい
8月15日(日) 正午開場 午後1時開会  牛込箪笥(たんす)区民ホール

 ■森川文人さん(弁護士) 「居直り菅政権を打倒して民権を実現しよう」
  ■西川重則さん(平和遺族会全国連絡会代表) 「戦争と改憲に絶対反対」
  ■コント 松元ヒロさん「NO WE 菅!」
  ■特別報告 韓国・民主労組 「日韓労働者のストで戦争を止める」
  ■特別報告 田中康宏・動労千葉委員長
  ■ブラジル・コンルータス第2回大会参加報告
  ■沖縄からの訴え
  ■発言 「裁判員制度はいらない!大運動」/青年労働者/学生/国鉄闘争全国運動
  主催 戦後50年を問う8・15労働者・市民のつどい全国統一実行委員会

 

いさき1尾880円でフレンチ・イタリアンコース@500円×3人前

いさきのあらのリゾット

大根のミネストローネ

いさきのポアレ

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