たみとや日誌

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6月13日(日)

解雇撤回・外注化阻止!国鉄闘争の火を消すな!会場満杯 6・13集会

国鉄分割・民営化に反対し、1047名解雇撤回闘争を支援する
新たな全国運動がスタート

 

 

集会へ出発

一族郎党

 

6月11日(金)

たみとやから6月13日集会賛同40カンパ21参加7+α(6月13日たみとや臨時休業します)

国鉄闘争1047名「和解」についての私見:あらゆる意味で容認できない

東京スカイツリー完成間近の【墨田区スポーツ振興課が野宿者の荷物を撤去・廃棄したことに抗議します】

国鉄闘争1047名「和解」についての私見:あらゆる意味で容認できない

(「JR不採用問題・1047名「和解」についての私見(木村信彦)」レイバーネット日本から抜粋転載)

○第一に、あらかじめ「解雇撤回」の旗を降ろし、「不当労働行為については今後争わない」ことを前提に、なにがしかの「和解金」を受けとるというもので、まず根本的な次元において容認できない。国鉄解体=JR移行時に、国鉄労働者の採用・不採用をその所属組合によって差別・選別するという国家的不当労働行為。これを認めるということは、憲法28条の労働三権とそれに基づく労働組合法・労働委員会制度の国家の名による否定・解体を受け入れることを意味する。

○JRの不当労働行為は何も発足時の採用差別一度限りのものではなく、配属差別、出向差別、昇給差別等、さらに今日の外注化攻撃、無数の不当労働行為の積み重ねの上に成立している企業といってよいのである。不当労働行為問題は23年前の問題であるだけではなく、今日の問題なのである。

○第二に、今回の「解決案」は、国もまたこの23年の間の曲折をへて、国家的不当労働行為の存在を否定するにも否定しきれない状況に追い込まれた上での、苦しまぎれの「解決案」であった。そもそも、JR発足時に採用差別などなかった、何の非もなかった、不当労働行為など一切なかったというのであれば、総額200億円をこえる「解決金」を国が支払うなどという結論が出てくるはずがない。

○第三はしたがって「解決案」の中身である。今回の「解決案」の推移は、時間をおって解決水準のレベルが低下していくが、特に4・9最終案では、解決金そのものがガタ減りし(2・23案時点での3千万円弱がほぼ半減)、雇用と年金はゼロ、「年金」を云々する事じたい「解雇撤回」につながることを国あるいはJRが嫌った結果だ。

また雇用については、わざわざ「保証できない」と記載、しかも、この雇用確保のために、3・18案まであったJR会社への「雇用助成金」も消された。ともかく雇用が基本的に落ちたことは決定的であり、原告団・闘争団の中に最も強い不安と不信を呼んでいる。

○だが第四に、私は今回の「解決案」のより深刻な問題は、そのやり方・プロセスにあると思う。全てを一握りの幹部で決め、この結論を問答無用で全闘争団・原告団に押しつける。全てを密室で、幹部請負で、政党に下駄をあずけ、当該を蚊帳の外において結論を出し、これを強制する。23年におよぶ闘いをこのような形で終わらせることは許せない。

  だが今回の「解決案」は、4者・4団体路線の本質でもあるが、闘争団・原告団を先頭とする大衆運動をまともに取り組もうともせず、ひたすら永田町の尻を追いかけた挙げ句の果てに生まれたものであった。闘争団は主役ではなく、その過半は重苦しい雰囲気につつまれ、何か意見を言いたくても言えない状況におかれている。

○第五に、いわゆる4者・4団体路線の原点・原罪ともいっていいが、動労千葉争議団9名をはじめ1047名のうち100名余りが、この「和解」の対象からも排除されていることである。4者・4団体という枠組みができるのは06年夏ごろだが、その直前の同年2月には、さまざまな国鉄闘争支援者などの努力もあって、「1047連絡会」という、文字通り動労千葉も非組も含めた大同団結の組織が生まれていた。それが半年後には、一部にさまざまなレッテルを張りつけて、排除の論理に貫かれた4者・4団体に換骨奪胎される。このことと、今回の「和解」が、現場を置き去りにして、極めて幹部請負的なそれになったことは一体である。特に国労という労働組合のすぐれたところは、あらゆる意見・対立を包含しながら、とことん組合民主主義を貫いて、その進路を決めてきたところにある。この決定的な点を踏みにじる4者・4団体路線などの登場をなぜ許したのか、あらゆる角度からの総括・切開が必要である。

東京スカイツリー完成間近の

【墨田区スポーツ振興課が野宿者の荷物を撤去・廃棄したことに抗議します】

渋谷と同じ資本導入による排除

山谷労働者福祉会館活動委員会⇒ホームページ

さる5月25日(火曜)、錦糸公園にあり、取り壊しが予定されている墨田区体育館にて、野宿生活を営む人々の荷物が撤去されました。
強制撤去の被害者は、わかっているだけでも5名。
同週の金曜日(5月28日)、私たちは責任部署である墨田区スポーツ振興課にて、荷物撤去の経緯について詳細を問い、荷物の返還を求めました。
しかし、スポーツ振興課の職員は、荷物については既に廃棄されており返却することはできない旨を平然と繰り返しました。
また、人々の荷物を同意なしに撤去・廃棄したことについて、一切謝りの言葉は口にせず、最後には「業務に差し障るので」という理由で警察を呼んで私たちを排除させるという対応でした。
私たちは、このような対応に強く抗議します。

<<野宿者の生活と命をあまりに軽視した行為>>
5月28日にスポーツ振興課の窓口で明らかになったのは、荷物撤去が非常にずさんな方法で行われたということです。
以下、その内容です。
●荷物に「撤去します」という警告書が貼られてから、撤去されるまでたった4日。
●撤去の前にも撤去に際しても、スポーツ振興課の職員は荷物の持ち主と話をしておらず、荷物の処分についての同意を得ていません。
●荷物の撤去・廃棄の手続きについて、警察のみにアドバイスを求めています。
●荷物撤去・廃棄について、法的な手続きについて確認せずに実行しています。
●荷物撤去に際し、撤去する荷物内容の目録を作っていません。
●撤去した荷物を保管せず、下請けの業者に任せっきりです(結果として早々と廃棄処分されました)。
●荷物を処分したことについて、「謝罪をしない」と言いきっています。
野宿者の荷物の撤去は、人々の命を左右する事柄であるにも関わらず、法的に必要な最低限の手続きすらとられていないということがわかります。
明らかに、都市公園法、行政手続法などの手続法規に基づかない撤去・廃棄であり、違法です。
撤去・廃棄された荷物には、毛布や布団、ダンボール、服などの品が含まれていました。
これらの品物は、野宿における生活・生存の基盤となるものです。
撤去があった日の夜、寝具がなくて一睡もできなかった野宿の仲間がいます。
5月28日のやりとりの場には、荷物を撤去された野宿当事者もいました。
その仲間を前にしながら、「謝罪はしない」と言い切り、警察を呼んでその場を収集しようとするスポーツ振興課。
その姿勢は、あまりに人間の命を軽視しています。
誠実な対応を取ることを求めます。

<<<貧しい人々の排除を前提とした街作りはおかしい>>>
今回の事件は、錦糸公園の墨田区体育館の取り壊しが進む中で起こりました。
公園内には新しい体育館が建っており、PFI(民間の資金を導入し、公共施設を維持運営する方法)により運営されています。
また、東京スカイツリーの完成を目前に、墨田区土木管理課は、野宿小屋に排除の圧力をますます強めています。
隣接する江東区の竪川河川敷公園では、スポーツ公園を作るという名目のもとに工事が進められ、野宿小屋が排除に直面しています。
また、渋谷の宮下公園では、ネーミングライツ契約のもと、大企業ナイキにより公園全体が作り替えられ、有料のスポーツ施設になろうとしています。
これら一連の再開発/排除の進行は深く結びついています。
再開発と民間資本の導入(それにより縮小される公共圏)により、貧しい人々の排除が進み、街が一部の富裕層のものとして作り替えられようとしています。
私たちは、あからさまな排除を伴ったこのような動きに反対します。
経済危機が進む中、貧富の差が広がり、多くの人々が生存ギリギリの生活を強いられています。
これら貧しき、声なき人々とともに、公共の意味を問い、排除に抗する声をあげていきましょう。

?? 2010年6月10日
山谷労働者福祉会館活動委員会
山谷争議団・反失実
野宿労働者有志

5/25に錦糸公園墨田区体育館において野宿の仲間の荷物撤去・廃棄が行われた件について、抗議声明を作成しました。
取り組みに心を寄せて下さる多くの皆さんからの賛同をお願いします。
個人/団体両方からの賛同を受け付けます。氏名または団体名を公表していいかどうか、合わせてお知らせ下さい。賛同金は不要です。
第一次集約の締切りは6月20日です。
(連絡先: 山谷労働者福祉会館活動委員会 東京都台東区日本堤1-25-11/ Tel&Fax 03-3876-7073/Mail: san-ya@sanpal.co.jp

お名前/団体名:
肩書き・所属(個人の場合):
公開可否:
メールアドレス(非公開):

※ 当事者への応援・励ましのメッセージ、区や警察に対する抗議のコメントなどございましたら、ぜひお送りください。その際、ブログ等での公開の可否もお知らせください。

"人の命をゴミのように扱う""さからうものは力で黙らせる"これが行政、国のやることなんですね。はっきりしてきました。ここでひいたらどんどんやられます。こちらもつながって踏ん張り続けましょう(たみとや賛同メッセージ)

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三里塚かぶと鶏の煮物:うまい

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