たみとや日誌

2010年1月(5)

2010年1月(4)へ2010年1月(6)へ

日誌目次へ戻る

リンク(街、とみしょうや、ジュゴンの家、ピースアクションなど)のページはこちら

1月20日(水)

目黒ピースアクションニュース第7号発行

まったく不当な社保庁「分限免職」=解雇に怒りの「不服申し立て」!

本日は、りんたろうさんだけかと思いきや

T淵さん、Hubさん

Rたろうとママ

保育園がない!保育を地域で応援する話

目黒ピースアクションニュース第7号発行

1月18日(月)〜19日(火)

たみとや:ゆないと てぃーたいむ

りんたろう亭:目黒ピースアクション

本日はお魚職人Sさん

お魚職人の仕事の価値などいい話だった

Shinkameさん登場

とみしょうや&AYO with M村さん

りんたろう亭:

目黒ピースアクション

葱づくし&ありがたーい鯛のあら鍋(11月集会を縁に年末開いたお寿司ナイトの姿づくりのあら)

葱のマリネ

青ネギ味噌

鶏皮と葱の炒め

葱と帆立缶のおやき

鯛のあら鍋

根深飯

野宿者の実践と”脱市民”の行動などなど

参加したS方さんの籐人形と

ちょうどS方さんから届いたポンカン

鯛のアラ出汁で翌日はうまーいリゾット

 

1月17日(日)

「介護概論」を読み直して

社保分限免職と闘う平口さんの決意表明

生活保護申請ビデオカメラ弾圧事件

千葉三里塚のし餅の手製おかき差入れ

てぃーたいむ 年金制度の意見交換

二日目のゲストHubさん

W木さんの新春初着物 見とれます

とみしょうやに届いた深谷葱おすそわけ

われらの手製どか弁

「介護概論」を読み直して

福祉の家西荻館:「えいじんぐ〜地域の中で〜」 (第194号)から転載

1990年1月に、私は介護の仕事を始めました。それは脊髄に「障害」を抱えた70代の女性の人生に寄り添い、生活を支えるという介護でした。37歳で専門学校に通い、本格的に介護福祉を勉強することになりました。思い返せば、この15年間は、国の介護福祉政策が大きく変節していく過程でもありました。10年以上びりに「介護概論」の教科書を開いてみました。中島紀恵子先生執筆(中央法規)のもの。学校では、最も面白く、熱心に勉強したのがこの概論でした。

「利用者の4つの権利」という項目があります。利用者は「安全である権利」「知る権利」「選ぶ権利」「意見を言う権利」という四つの権利を持っていると、中島先生が書いています。私は今改めて、四つの権利の第一に「安全」が掲げられていることが重要だと言いたい。「命への絶対的な村長」が介護従事者の責務と、「概論」は述べています。

介護保険・障害者自立支援法=介護福祉の民営化は
しかし、介護福祉が民営化され、利用者の権利より、事業者の利益が優先され、結果、安全がないがしろにされてしまっています。年末年始も老人ホームでの火災---利用者の死亡が報道されました。
友人のケアマネージャーが最近勤め始めた有料老人ホームでは、50人の入所者の夜勤を介護者2名でやりきらなくてはならないそうです。しかも全室個室の環境は、密室のケアが強要され、利用者のみならず介護労働者の権利・安全も脅かされ、労働密度も滅茶苦茶ということです。「利用者のプライバシーの為、ホームは個室が望ましい」というのは、「金儲け」の口実であり、決して利用者の権利などではありません。さらに、そのホームには掃除をする人が配置されず、掃除やゴミ収集は「夜勤がこなす」ということでした。

国鉄分割民営化と同じ
私は前々から「介護保険は介護福祉分野の国鉄分割民営化」と警告してきました。「原発にしてもJRにしても、人の命に直接係わってくる重大な生産過程の中に、効率化、合理化、利益優先の論理を持ち込んで、無理に無理を重ねた作業工程をシステム化していく時、必ずとんでもない誤算が出てくる。人間の命を疎かにし、時間を切り縮めて管理しようとすれば、そのしっぺ返しをシステムそのものが負うことになるだろう」(2000年執筆「介護七転び八起き」)
2005年のJR西日本尼崎事故(107名死亡)はこうして起きました。グループホームや老人ホームの事故などはあげたらきりがありません。日本経団連も「あらゆるところで制度の綻び」と破綻を認めた介護保険、障害者自立支援法。
「介護概論」と介護保険の実態は「命の尊重」という基本をもっても矛盾し、安全より利潤を優先する介護サービスビジネスはその矛盾を現場の労働者に極限まで押し付けてきました。介護の切り売り状態は肉体維持のギリギリまで進み、賃金は「正に生理的最低限」(30分/500円)。しかし、それも限界です。介護にしても、「障害者」生活支援にしても、医療にしても、もうこれ以上の時間短縮--人員削減は不可能と言えるでしょう。いや、私たち現場の労働者の団結の闘いで安全を取り戻していかなければならないのです。

2010年、自分自身の職場の安全を問い直しましょう。民営化を「仕方ない」とするのではなく、民営化が労働者を競争させ、バラバラに分断していく攻撃であることを見抜き、民営化の綻びを突いて本当の「介護概論」(安全・安心・安楽)を職場に貫きましょう。  (高橋道子)

社保分限免職と闘う平口さんの決意表明

東京自治体情報ブログから転載

同志の皆さん!

  社会保険労働者全国525名の決起は、画歴史的な闘いであり、国鉄1047名闘争の質と量を引き継ぐものと確信しています。戦後革命期の総定員法(第3次吉田内閣)以来の、大量の国家公務員の解雇=分限免職であり、革命情勢の到来を告げ知らせています。主体の労働者と労働者階級の指導部の問題が激しく問われています。

  私自身、ギリギリの労働者の尊厳をかけた闘いでしたが、改めて労働者魂のすばらしさを体験できました。525名の内200余名は処分歴はなく、レッドパージそのものです。また処分歴のある者は「2重処分」であり、これも、レッドパージに他なりません。此の525名の誇り高き労働者は、レッドパージ的処分を「歴史の証明」として受けて立ったということです。

  ご存じのように、公務員労働者には失業保険(雇用給付)はありません。共済組合の貸付債権はすでに、「三井住友海上火災保険」に譲渡されており、民間金融資本ハゲタカのように襲いかかってきます。分限免職は「死ね」というのと同義語です。日本年金機構の本質は殺人者です。

  日本年金機構の理事長に就任した紀陸孝(きりく・たかし)は日本経団連の専務理事であり、顧問の奥田碩(おくだ・ひろし)は元日本経団連会長でトヨタの会長です。日本年金機構をめぐる攻防は、総資本対総労働の決戦場です。勝利の核心は、動労千葉のように仲間を裏切らない、労働者を信頼して闘うことです。
  解雇者を切り捨てる「全国社会保険労組」の解散を許さず、新生・社会保険労組の結成を勝ち取り、闘う「全国社会保険労組」の旗を守り抜きます。

  1月19日には人事院公正審査委員会への「不服申し立て」を行い、国鉄1047名の仲間とともに闘います。

                         平口雅明(社会保険庁分限免職者・福山社会保険事務所)

生活保護申請ビデオカメラ弾圧事件

Spiders’ Nest :: フリーター全般労働組合ブログから転載

大阪市柏原市で生活保護を受給していたユニオンぼちぼち組合員A君が、10月27日に職務強要罪で逮捕されました。

容疑は2ヵ月半前の生活保護申請時において「脅迫」を用い申請書の受理及び保護決定を強要したというものです。A君は各福祉事務所で横行している水際作戦に対抗し、申請の証拠を残すためにビデオカメラを構え、「公務員でしょ。申請させてください。ちゃんと対応してください」「生存権を保障してください」「ユニオンチューブ(労働組合の動画サイト)っていうのがあるんですよ」という発言をしただけで、暴言を吐いたり机を叩いたりした訳ではありません。もちろん柏原市福祉事務所も認めているように生活保護を不正受給した訳でもありません。

それなのにA君は告訴され起訴され勾留され続け三ヶ月目、保釈請求も却下され続けています。逮捕の2日後に組合事務所も家宅捜索されました。こんなメチャクチャ許せません!A君は無罪!国家ぐるみの不安定労働者イジメ弾劾!直ちに釈放しろ!という声を力を合わせて対置していこうではありませんか!

ページトップへ

2010年1月(4)へ2010年1月(6)へ

日誌目次へ戻る

2009年 日誌

提携店オープンスペース街のホームページは上↑をクリックしてください!

姉妹店とみしょうや、、ジュゴンの家、のホームページは下↓をクリックしてください!

inserted by FC2 system