たみとや日誌

2009年6月(5)

2009年6月(4)へ2009年6月(6)へ

日誌目次へ戻る

リンク(街、とみしょうや、ジュゴンの家、ピースアクションなど)のページはこちら

6月18日(木)

大家Heizo oxygen導入で元気。

私たちは、改憲と戦争を許さない闘いの時代に生きている

とめよう戦争への道!百万人署名運動ブログから転載

6月14日(土)に東京で、闘う労働者の全国集会がありました。百万人署名運動の賛同団体でもある動労千葉(国鉄千葉動力車労働組合)が呼びかけたものです。会場は代々木公園NHK側の路上で、太い道に大きな演台をこしらえた文字通りの「野外ステージ」、とても開放的なところでした。全国から2100人が集まりました。
  労働者・労働組合が職場で資本と闘いながら、それと一体の問題として改憲阻止、麻生内閣打倒を掲げて全国から集まるというのは、やはりすごいなあと思いました。それに加えて今回は、法政大の学生に対する大弾圧に抗議する闘いも含まれていました。これについては基調報告の中で「法大で起きていることは歴史的な事件。戦前1925〜26年にかけて京都学連事件(京都帝国大学での学生運動にかけられた弾圧)の2年後に日本共産党が一斉検挙され、戦争に突き進んでいった」と指摘されていました。


画像


共通のテーマは、すでに今が「改憲と戦争の時代」ということでした。連帯のあいさつの中で高山弁護士は「改憲と戦争の時代、それは改憲と戦争を許さない闘いの時代です。」と表現していました。今国会で、改憲のための憲法審査会の始動、武器使用を合法化した海賊対処法成立が強行されようとしています。すでにソマリア沖・インド洋には陸海空1000名を超える自衛隊が派兵されており、政権政党の中から、敵基地攻撃能力を、巡航ミサイル導入をという声が噴き出しています。
そして、全国から参加した若い労働者が次々と訴えていたことは、労働者は団結しよう!団結して労働者の生き血を吸って生き延びる資本と闘おう!労働者階級が人間らしく生きられる社会をつくろう!ということでした。労働者派遣法撤廃!国鉄1047名解雇撤回!360万人首切りの道州制粉砕!が大きく掲げられていました。
★高山弁護士(憲法と人権の日弁連をめざす会代表)
「みんなが、裁判員制度は、現代の赤紙だ、徴兵制だと言い、そして、隣組だと言う。隣組、これはお互いにお互いを助け合うという名目の下に、お互いがお互いを監視する制度として1942年、まさに戦争のまっただ中でこの日本で生まれた制度だ。隣組制度は、まさに市民をして市民を裁かせるという、そして日頃から市民がお互いを監視するという、そういう思想で武装するという狙いをもったものだった。そういう意味で、裁判員制度こそがまさに戦争下の改憲の目論見そのものだということです。
反裁判員制度闘争というのは、国の守り手になれという考え方でひとり一人の心の奥底まで踏み込もうとする連中に対して、断固拒絶するという応答をすることによって、改憲を阻止するという闘いだ。戦争に反対するという闘いだ。」

●法政大学での学生弾圧とは
ことの始まりは、法政大学当局が2006年2月27日に突如、学生のビラまきや立て看板設置を規制すると打ち出したことです。“立て看板の設置とポスターの掲示をすべて許可制にする。看板の設置場所と大きさは当局が指定する。1団体1枚のみ。教室内のビラまきは禁止”など事細かに定めた文書を学生に一方的に提示し、この規制に違反する看板は春休み中で学生がほとんどいない3月14日に撤去すると発表しました。自主的なサークル活動から反戦運動まで、すべてを大学当局の管理と規制のもとにおこうとするものです。
これに反対した学生が3月14日に抗議のデモに立ち、これに対し大学当局に要請され学内に入ってきた公安警察がそのほぼ全員29名を不当にも逮捕するという事件が起きました。それ以来、ビラをまけば停学、集会をやれば退学、抵抗すれば逮捕・起訴と、法大当局と警察権力はやりたい放題の暴力をくり返してきたのです。
法大文化連盟と全学連は不屈に闘い、ついに今年4月24日、法政大正門前で大集会をおこない多くの法大生がこれに合流しました。しかし、これを契機に弾圧はさらにエスカレートし、立て看板を壊したことを理由に「暴力行為等処罰に関する法律」(暴処法)で学生を逮捕・起訴してきたのです。この暴処法は、従来の刑法規定に「多衆」「団体」「数人」という集団性を示す犯罪構成要因を加えたもので、戦前・戦中に労働運動や農民運動弾圧で猛威をふるった憲法違反の悪法です。

裁判員制度:宗教界から忌避の動き

日本カトリック司教協議会(岡田武夫会長)は18日、司祭(神父)らの聖職者が裁判員に選ばれた際、辞退を促すとの見解を発表した。聖職者が裁判員として人を裁く立場になると、政教分離を定めたカトリック教会法に抵触しかねないというのが理由で、過料を払ってまで(?拒否すべき)の不参加を勧めている。一方、真宗大谷派は死刑反対の立場から、制度見直しを決議した。(毎日新聞)

給料減、ボーナスゼロ…住宅ローン「6月危機」

右肩上がりの年収を前提に、マイホームを買った人たちがピンチだ。給料も、ボーナスも大幅に減って返済に行き詰まるケースが出始めた。「米国のように、住宅ローンの焦げつきが社会問題化する恐れがある」。専門家からは「6月危機」を心配する声も出ている。 (朝日新聞)

6月17日(水)

今日のたみとや:子どもたち

りんたろう亭:Sno氏来る

たみとやジャーナル第12号発行!

中目黒“戦争センター”にプルトニュウムがあった!

⇒裏面(中目黒「国際平和協力センター建設」防衛省説明会詳報)

    戦争するな!ちゃんと子育てさせろ!!

(ジャーナル表面PDF印刷できます: ジャーナル裏面PDF印刷できます)

母子加算廃止:子どもに貧困を背負わせないで!

りんたろう亭:Sno氏来る

母子加算廃止:子どもに貧困を背負わせないで!

○14兆円もの補正予算:優先すべき施策:植草一秀「知られざる真実」ブログから抜粋転載

母子加算の廃止に伴う支出削減は180億円。どうしてこのような支出に手を入れるのか。

麻生政権は一方で13.9兆円の補正予算を編成。

補正予算には、本予算で6490億円しか予算が計上されない公的部門の施設整備費に2.8兆円もの国費が投入。マンガ・アニメの殿堂には建設費だけで117億円。

また、「エコカー」、「エコ家電」にかこつけて、役所の公用車が1万5000台=588億円、地デジ対応テレビが7万1000台=71億円、購入。

さらに、58の基金に4.6兆円の国費が投入。4.6兆円のうち、どれだけが事務経費に充当されるのかは国会審議でも明らかにされなかった。

14兆円もの国費を投入するなら、はるかに優先順位の高い費目が存在する。

@失業者の生活保障、非正規労働者のセーフティネット整備、A高齢者の介護、医療体制整備、B子育て・教育費助成、 C障害者自立支援法改正、D後期高齢者医療制度廃止、E消えた年金修復事業の早期完結、F生活保護強化、 などの施策が優先されなければならなかった。

本当に必要とされる対象には国費が投入されず、「大資本」への利益供与だけが実行された。

○子どもに貧困を背負わせないで! 緊急集会宣言案:シングルマザーぼちぼち日記から転載

今日、私たちは「子育てを応援してください 子どもに貧困を背負わせないで」と題する緊急集会を開きました。ここでは子どもにかかわる深刻な生活実態が訴えられました。生活保護を受給している母子世帯からは母子加算を削減された窮状、あるいは生活保護を受けていない親がダブル・トリプルワークをして健康を害している状況、あるいは授業料の支払いにも困難を抱えるなどさまざまな状況が訴えられました。

日本の子どもたちの貧困はがけっぷちに来ています。日本の子どもの貧困率は15%であり、先進国の中でも非常に高く、特にその中でも母子世帯の子どもの貧困率は66%と深刻な数字となっています。母子世帯は8割以上が就労しているにもかかわらず、この間の雇用状況の悪化で、非正規で低賃金に追いやられ貧困に陥っています。そして本来これを緩和するはずの税や社会保障が逆に機能しています。貧困にさらされる子どもたちは十分な教育を受けるチャンスも与えられないまま不利が積み重なり、貧困の再生産が起こっています。

ところが、この間、日本の社会保障政策は、深刻化する子どもの貧困をさらに深刻化させる政策をとり続けてきました。生活保護の母子加算は骨太の方針に基づき2005年から段階的に廃止となり、とうとう本年4月をもって全廃させられました。家計に余裕のない生活保護受給母子世帯では、進学・入学・修学旅行・卒業などのための費用を捻出することすら困難に陥っています。また、代わりに就労している家庭には就労支援促進費を支給したから十分だとされていますが、より低い額であり、またDVや病気や過労などで働けない世帯には無縁です。生活保護を受給していない母子家庭がより低い消費水準にあるからと母子加算は削られましたが、受給していない母子家庭の困窮は子どもの育ちを保障できる状況にはありません。そもそも生活保護の申請が非常に困難であること、車など生活上の必需品を手放さざるを得ないために申請をあきらめる人も多いことから言えば、生活保護制度の改善を行うべきです。

さらに一般母子世帯が頼りにする児童扶養手当制度は、2002年に5年間で半額を限度に支給停止となり、手続きすれば継続できますが法改正されていないため受給世帯はいつまた手当が切られるか戦々恐々としています。この児童扶養手当の削減を法律で撤回をすべきであり、さらには困窮する父子世帯への支給も行うべきです。

子どもたちは、いずれ大人になります。貧困を背負わされ、自分の可能性を開花させられない大人が増えていけば、社会が疲弊し、先細っていくでしょう。子どもの育ちを応援することは、今の大人たちの未来を支えることでもあります。また子育てが親を始めとした社会の責任である以上、大人たちの貧困の悪化が、子どもの育ちに悪影響を及ぼすことも、いうまでもありません。

子どもの貧困ゼロをめざすために、まず、生活保護の母子加算を復活すべきです。同時に受けやすい生活保護制度を実現し、児童扶養手当の削減を撤回すべきです。さらに、教育の充実、就学援助や授業料の減免、高等教育の無償化など子どもたちの育ちを応援し、十分な教育を受けられる施策を実現するべきです。そしてそれを、社会全体の貧困解消へと結び付けていくべきです。
貧困を子どもたちに負わせてはなりません。そのために、私たちは政府に最大の努力をするよう求めます。
2009年6月9日 子育てを応援してください 〜子どもに貧困を背負わせないで!緊急集会参加者一同

6月16日(火)

今日のたみとや:マクドのマックストライキの歌がまるで今働いている職場そっくり

裁判員制度廃止へ!「私の拒否からみんなの拒否へ」

くらげと大根ときゅうりの中華サラダ

千葉三里塚青梗菜と鶏もものオイスター炒め煮

マクドのマックストライキの歌がまるで今働いている職場そっくり

「歌は何のために−ジョリモーム路上コンサート 」DVDを聞いて

「マクドのマックストライキの歌がまるで今働いている職場そっくりと思った。

今の職場は大手の酒屋チェーンでパートをしている。
本社は地方にある。同族企業なので、正社員でもえらくなれるのは、親族かほんの一握りの人だけ。だから各店舗の店長は40台後半になったら体が段々動かなくなるのでやめていくしかなくなる。一緒にのみに行くと若い人たちは将来の不安を話す。
将来がみえない職場。組合は一応あるがまったく会社と一体である。
心が折れてしまった他店の管理職(店長)は先日レジの金4万円をもって失踪した。この会社なんとかしなくちゃ!」

団結しなきゃたたかえませんよね。

2004年フランスのマクドナルドで闘われたストを支援する「ジョリモーム路上コンサート 」http://vpress.la.coocan.jp/jori.html※マクドナルドの仕事は、世界中で低賃金・劣悪な労働条件(長時間労働、異動・配転当たり前)であると知られ、「マック・ジョブ」という言葉は海外で「先のない仕事、犬に食わせるような仕事」

マクドのマック・ストライキ

(リフレイン)

マクドのマック・ストライキ、

マクドのマック・ストライキ…

(明け方から、ケチャップとプチパンの世界、

ポテトフライの臭いがたちのぼる)

 

マクドナルドの厨房はこんな有り様、

大混乱

 

通してくれ、ミルクシェイクを作らなくては!

待ってくれ!ステーキを解凍しなければ!

油の側でははねに気をつけろ、やけどだ

腹がへっているのだったら、

空腹を和らげるために密かに

ひとつだけポテトフライを食べられる

やつらを信用してまかせると、

このポテトフライの代金は給料から天引きされ、お前は首になるだろう……

 

盗んだ!盗んだ!盗んだ!盗んだ!盗んだ!…

商品のポテトフライ

 

マクドナルドの厨房はこんな有り様

大混乱

 

(リフレイン)

 

マクドナルドの厨房はこんな有り様

学業の方はどうにもならない

 

20歳で、時給40フランもらって

本当に幸せだ

それまでは兵役に行っていたが

今じゃマクドナルドで見習いやってる

だが、ビッグマックの二切れのパンの間を

駈けに駈ける、授業に行く暇もない

今度も卒業できない

来年はできるだろう

 

マクドナルドの厨房はこんな有り様

学業の方はどうにもならない

 

 

 

 

 

(リフレイン)

 

マクドナルドの厨房はこんな有り様

だが、ストを打つことなど考えられない

 

一般のオフィスでも、マクドと同様、

職場に組合はない、組合なんて禁句だ

うまく立ち回らないと首になるぞ

お前の代わりはたくさんいるんだ

だが、すべてが変わったのだ

不安定雇用の連中がもはや黙っていないだろう

マクドからムリネックスへ

われわれは思い切って闘うことができるのだ。

 

マクドナルドの厨房はこんな有り様

ストを打つことが絶対に必要だ

 

大統領じゃない!

首相でもダメ!

政治家のサロンじゃ解決しないさ!

闘おう!

団結しよう!

組合をつくろう!

 

大統領じゃない!

首相でもダメ!

政治家のサロンじゃ解決しないさ!

闘おう!

団結しよう!

組合をつくろう!

抵抗しよう!

裁判員制度廃止へ!「私の拒否からみんなの拒否へ」とめよう戦争への道 百万人署名運動

定例の有楽町マリオン前の街頭宣伝も続行。6月13日(土)午後3時から2時間、ビラまき・署名活動を行いました。5月21日の制度実施阻止を経ても、街頭の反対の声は全く変わっていません。多くの人が第一回目の裁判員裁判が東京地裁で8月3日〜6日まで行われることになったことを知っていて、「3日や4日で判決なんて、できるわけがない」「こんなのおかしい」と口々に言っていました。廃止署名もこれまで以上に集まりました。

裁判員制度は、国民を「犯罪」を裁く側に強制的に立たせて、さまざまな形で国の側の「統治意識」をうえつけようとするものです。学校教育なども通じ、若い世代の意識が大事なところで大きく変えられていきます。だから、裁判員制度の問題は、「裁判員」に呼び出される人だけの問題、闘いにとどめることなく、「みんなの反対の声」にしていかなくてはなりません。「修正、改善」ではなく、みんなの力で廃止するまで運動を拡大していきましょう!

●第一回裁判員裁判が8月3日に決定: 東京都足立区で「殺人罪」に問われた事件

ページトップへ

2009年6月(4)へ2009年6月(6)へ

日誌目次へ戻る

2009年 ヨッシーとジュゴンの家 日誌

提携店オープンスペース街のホームページは上↑をクリックしてください!

姉妹店とみしょうや、、ジュゴンの家、のホームページは下↓をクリックしてください!

inserted by FC2 system