4月11日(土) |
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根津公子さんの停職「出勤」日記 皆さま 根津公子です。 今年も停職「出勤」日記をお届けします。 火・金曜日はあきる野学園、水曜日は南大沢学園特別支援学校、木曜日は立川二 中、鶴川二中、都庁(チラシまき)に行きます。 4月8日(水) 南大沢学園特別支援学校へ。7時45分、校門前に到着すると5分後、校長がもう 一人と連れ立ってきて、「迷惑です」と言う。「ここは公道です」と返すと、一 言も言わず、私の顔も見ずに引き返して行った。都教委の指示通りに、ノルマを 果たしたというところ。やる気のひとかけらも見えない。信念を持って本気で私 を追い出したらいいのに。「校長が立ち退くよう注意をしたが、根津は聞き入れ なかった」とでも報告書をあげるのであろうか? 07年度、一緒に中学部を担当した教員たちだけでなく、お顔しか知らない教員た ちも「お元気そうで。クビにならなくてよかったですね」と喜んでくれた。「あ きる野はいい校長でよかったですね」という人が何人もいた。狭い特別支援学校 のこと、あきる野学園に友人がいる人も少なくなく、南大沢学園にも話が伝わっ てきているのだった。 生徒たちも私のことを覚えてくれていて、半年振りの挨拶を交わした。「根津 先生戻ってきてよ」と言う一人の生徒は、「立たない先生ほかにもいるよ。どう して根津先生だけ(が処分)なの?」と言う。 お子さんの送り迎えをされている保護者とは顔見知りになっていて、「どうして いらっしゃるだろうと気になっていました。大変ですががんばってください」な どと励まされた。 職員や生徒が出勤・登校したところで、高等部の入学式に出席する生徒と保護者 の登校・来校。私が半年間担当した生徒たちが高等部へ入学するのだった。生徒 一人ひとりに、そして保護者にもお祝いのことばをかけることができて、本当に よかった。1年前の生徒との思い出にふけりながら、校門前で入学をお祝いした。 入学式を終えて、一人の保護者は、「私も立ちませんでした。先生たち、びくび くしている。せめて保護者がと思って」と告げてくれた。また別の保護者は、タ レントの松村氏が東京マラソンに出場して倒れたことについての都知事のコメン トに触れ、「命を軽んじる石原都知事は許せない。私も決して『君が代』は認め ない。歌いません」と力を込めて言われた。 教員たちが、自身の教育への思い、しかしそれを阻む都教委の教育行政について 保護者に話をしていくことで、風通しがよくなるし、本当の信頼関係が築けるの に、と思いながらことばを交わした。 |
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【共同アピール】歴史歪曲・戦争賛美・憲法「改正」・「戦争をする国」をめざす「あぶない教科書」を子どもたちに渡してはならない(子どもと教科書全国ネット21ホームページから転載) 2009年4月9日? アジア女性資料センター/一般財団法人歴史科学協議会/大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会/沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会/大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判支援連絡会/女たちの戦争と平和資料館/学校に自由の風を!ネットワーク/教科書・市民フォーラム/憲法を生かす会/憲法・1947年教育基本法を生かす全国ネットワーク/子どもと教科書全国ネット21/子どもの未来を望み見る会/「子どもはお国のためにあるんじゃない!」市民連絡会/在日本大韓民国青年会/ジェンダー平等社会をめざすネットワーク/社会科教科書懇談会/杉並の教育を考えるみんなの会/全国民主主義教育研究会/「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク/「つくる会」教科書採択を阻止する東京ネットワーク/男女平等をすすめる教育全国ネットワーク/中国人戦争被害者の要求を支える会/地理教育研究会/東京歴史科学研究会/南京への道・史実を守る会/日中韓3国共通歴史教材委員会/日本出版労働組合連合会/日本の戦争責任資料センター/日本婦人団体連合会/八王子手をつなぐ女性の会/ピースボート/ふぇみん婦人民主クラブ/許すな!憲法改悪・市民連絡会/歴史教育者協議会/「歴史認識と東アジアの平和」フォーラム日本実行委員会(以上35団体、2009年4月8日現在) 問合せ・連絡先:子どもと教科書全国ネット21 (一) 2009年4月9日、文部科学省は新しい歴史教科書をつくる会(以下、「つくる会」)が自由社から検定申請した中学校歴史教科書(以下、自由社版教科書)の検定結果と合格を発表しました。この教科書は516か所にもおよぶ欠陥が指摘されていったん不合格になりました。欠陥の大部分を占める誤記・誤植について文科省の懇切な指摘を受けて訂正、再提出し、さらに136か所の検定意見を付されて修正し、合格したものです。このように多数のごく単純な誤記・誤植を含んだまま検定提出したことは、教科書出版社の常識では考えられないようなずさんな編集体制の下でつくられたことを示しており、教科書としての信頼性が極めて乏しいことは明らかです。 「つくる会」は会報『史』2009年3月号でこの教科書を4月28日に市販することと検定申請中の教科書の目次を発表しました。これは検定申請図書(白表紙本)の一部公開であり、文科省はこのような情報公開をきびしく規制してきましたが、今回これに対してどのような処置をとったのか、あるいはとらなかったのか、今のところ明らかではありません。 自由社版の目次の項目は84で扶桑社版歴史教科書は82ですが、両者を対比すると、35%がまったく同じ、54%がほとんど同じです。また、検定申請した2008年当初、「つくる会」自身が書名を『3訂版・新しい歴史教科書』と呼んで、扶桑社版『改訂版・新しい歴史教科書』を一部手直ししたと述べていました。なお、「3訂版」というのは扶桑社版を改訂したということであり、版権問題が生じることを危惧してか、今回の発表では書名を『新編・新しい歴史教科書』に変えています。 「つくる会」の自由社版教科書の内容は、前述のように約9割の項目がほとんど同じということが示すように、内容も扶桑社版と基本的には同じものです。改訂したのは写真や図版、導入部と側注の一部であり、本文はほとんど同じです。新たに追加した中には「昭和天皇のお言葉」(1ページ分)など特異なものがあります。また、本文を一部改訂したところでは、新たに誤った記述を行っています。例えば、沖縄戦は1945年3月26日の米軍の慶良間諸島上陸ではじまっていますが、扶桑社版は「4月、米軍は沖縄本島に上陸し」をもって沖縄戦の開始とする誤りを記し、検定もそれを修正させていません。自由社版はその誤りを正さないまま、さらに「…上陸し、ついに地上の戦いも日本の国土に及んだ。」と加筆しています。しかし、1945年2月に硫黄島(東京都小笠原諸島)での地上戦がはじまっていますので、これは事実に反する誤りです。文科省は2004年の扶桑社版検定で前述の誤りを放置し、今回の自由社版の二重の誤りを見過ごしています。07年の沖縄戦「集団自決」記述歪曲検定に対する、沖縄県民をはじめとした抗議などで、沖縄戦に関する正しい事実認識の必要性が求められている中で、このような初歩的な間違いを記述した「つくる会」とそれを容認した文科省の責任は重大です。 扶桑社版歴史教科書は多くの誤りが指摘されていますが、それと共に、次のような重大な問題点をもっています。これらは自由社版においてもそのまま引き継がれています。 第1に、日清・日露戦争以降の日本の戦争を美化・正当化し、日中戦争は日本の侵略ではなく中国側に責任があるとし、アジア太平洋戦争を「大東亜戦争」とよんで、それが侵略戦争だったことを認めず、日本の防衛戦争、アジア解放に役立った聖戦として美化し肯定する立場がつらぬかれています。韓国併合・植民地支配への反省はなく、むしろ正当化する内容です。「つくる会」は2004年の検定申請時に扶桑社版教科書について、会報『史』で、「日本を糾弾するために捏造された、『南京大虐殺』『朝鮮人強制連行』『従軍慰安婦強制連行』などの嘘も一切書かれていません・旧敵国のプロパガンダから全く自由に書かれて」いると主張していました。扶桑社版歴史教科書は、日本軍「慰安婦」の事実を無視し、南京大虐殺についても否定論の立場をあえて記述しています。日本が行ったアジアの人びとなどへの加害や日本人が受けた被害についてもごくわずかしか記述していません。その反面、戦争に献身した国民を大いにたたえる記述を行っています。戦争を賛美し、「日本の戦争は正しかった」と教え、ふたたび戦争に命をささげる国民を育てるために、悲惨な被害も加害も無視、歴史を歪曲する教科書です。 第2に、「神武天皇東征」を「伝承」としながらも、大和朝廷成立のところで扱うなど神話をあたかも史実であるかのように描いています。「つくる会」は、「皇室・天皇」は「我が国の歴史の始まりとともに存在した」と主張していますが、これは、神武を実在の天皇とする歴史の偽造です。 第3に、天皇と国家を前面に出し、日本の歴史を天皇の権威が一貫して存在した「神の国」、天皇と国家、為政者の「栄光の歴史」と描き、民衆の歴史、特に女性や子どもについてはほとんど描かれていません。また、聖徳太子の「17条憲法」を全文載せ、「全国の武士は、究極的には天皇に仕える立場」だと歴史を偽造し、「昭和天皇」のコラムに加えて、「昭和天皇のお言葉」を新たに載せるなど「天皇の教科書」という色彩を強めています。 一方で、韓国や中国などアジア諸国の歴史を根拠なく侮蔑的に描き、その上に立って、国際的に通用しない偏狭な「日本国家への誇り」や「日本人としての自覚」、歪曲した「歴史に対する愛情」を強制的に植えつけようとしています。 自由社版教科書の全体をつらぬく「あぶない」内容は本質的に扶桑社版と同じだといえます。 戦後の歴史学や歴史教育は、侵略戦争遂行に歴史教育が利用されてきたことへの反省をふまえ、科学的に明らかにされた歴史事実を何よりも重んじてきました。さらに、今日ではアジアの平和な共同体をつくりあげる前提として、アジアの人々との歴史認識の共有が求められ、その努力が多方面ですすめられています。ところが、自由社版及び扶桑社版教科書は、今日の世界の動向を無視して、国際緊張を過大に描き出し、歴史事実を捻じ曲げて戦争を美化し、国家への誇り、国家への奉仕と忠誠、国防の義務を強調しています。「つくる会」や日本教育再生機構=「教科書改善の会」は、歴史教科書で日本の過去の戦争を正しかったと賛美し、公民教科書でいままで政府が行ってきた自衛隊の海外派兵を正当化し、それをさらに拡大するための「憲法改正」を公然と主張しています。これは、子ども・国民をこれからの戦争に動員することをねらうものだといえます。 アジアと世界でいま進んでいる平和への動きを無視し、侵略戦争への痛切な反省から生まれた日本国憲法の理念を敵視する考え方を一方的に子どもに注入するような教科書が公教育の場に持ち込まれることは絶対に許されないことです。
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4月10日(金) |
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今日のたみとや ナンチャンこと中山充さん(SWU組合員)を偲ぶ 今日のジュゴンの家 麻生内閣真水15.4兆円「自民党危機!対策」を決定 |
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ナンチャンこと中山充さん(SWU組合員)を偲ぶ
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麻生内閣真水15.4兆円「自民党危機!対策」を決定 ブログ”植草一秀の『知られざる真実』”から転載・抜粋(図は東京新聞)今回の景気対策の目玉は、 麻生首相の「経済危機対策」は、 失業対策の費用は失業者に給付するべきものだ。ところが、麻生内閣の施策の大半は、失業者ではなく企業に資金が支出される。「企業優遇」のスタンスがここでも顔をのぞかせる。 「定額給付金」も「3万6000円の子育て支援金」も総選挙用の買収資金との側面が色濃い。選挙の時だけ「バラマキ」を実行して、投票を誘導しようとの卑劣な政策である。 これだけの費用をかけるのであれば、セーフティネットを格段に強化することができる。障害者自立支援法が求める本人負担は障害者の生活を深刻に追い詰めている。障害者自立支援法の抜本見直しも可能になる。 ハイブリッドカーだけに巨額の補助金を支出するのは、政府の民間経済への非介入に反するし、企業献金との見返りとの側面を見れば、極めて「収賄性」の高い施策である。 麻生政権は景気刺激策として、贈与税の無税枠拡大を提示したが、「金持ち優遇」の政策である。 巨大な資産が相続されると、スタート時点で「持つ者」と「持たざる者」の巨大な格差が生じてしまう。相続税はスタート時点の格差を縮小させる効果を持ち、「生前贈与の無税枠拡大」は逆にスタート時点の格差を拡大させてしまう効果を持つ。 @セーフティネット強化の視点欠如 |
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4月9日(木) |
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今日のたみとや:与論島から初夏が届いた! 木曜日のりんたろう亭:静岡の春&与論の初夏コラボ 裁判員制度:実施不能! 最高裁・法務省 危機あらわ |
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裁判員制度:実施不能! 最高裁・法務省 危機あらわ 1 根本的な問題点 2 崖っぷちに立つ裁判員制度 ・どうしようもない状況だと思っているのは誰か? この法律ができたのは、2004年5月でした。イラク戦争が始まった翌年です。 ・「絶滅危惧民族」−1割近くの日本人が重病・重傷! 昨年11月の末、29万5千人の国民に「あなたは裁判員候補者名簿に記載されました」という連絡が最高裁から送られたんですよ。これは、送り返したってダメなのね。送り返したら外しますよなんて、そんな優しい心根はないのです。だけども4割の人が送り返しちゃった。 ・「裁判員制度を問い直す」動き 国民の意見が国会に反映されるという民主主義の国でしょう。 3 おかしい世の中におかしい裁判員制度 ・世界恐慌 ・ソマリア・ミサイル発射 ・「不安な時代」の治安対策−裁判員制度 一人ひとりがこの国の秩序を守る。悪いことをした奴は早く刑務所に行けと、率先して言う人を作りたい。
・樋渡検事総長は 今の検事総長は、樋渡という人ですが、樋渡検事総長は、2月初めの講演でこう言っています。 5 私たちは何をすればよいのか さあ、私たちは、何をすればよいか。 私は、裁判員制度ほど、崖っぷちに向かって玉がゴロゴロと転がっていく状況にあるものはないと思っている。でも、残念ながら、放っておいても崖から落っこちるというところまではまだ行っていない。みんなが、もう少し「早く回れ」と力を加えないといけない。 「裁判員制度は廃止だよ」 〜「森のくまさん」〜の替え歌
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