たみとや日誌

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4月8日(水)

今日のたみとや:春の賑わい

4月21日日比谷へ行こう!裁判員制度をみんなで阻止しよう!!(たみとや版フライヤー)

派遣村声明 : 私たちが求めていたのはこんな「対策」ではない

臨床心理士ユニオンを結成〜児童虐待の急増に対応できる雇用環境を

とみしょうや:タケノコづくし

Y田さんと裁判員制度で意見交換

トマトも出始めた

ひじきのサラダ

派遣村声明 : 私たちが求めていたのはこんな「対策」ではない

090406 派遣村声明

派遣村のために別の相談者を追い返しているのだとしたら、それは私たちの要求とはまったく無縁の、弊害しかない“対策”である

派遣村実行委員会
(村長 湯浅 誠)


  私たち派遣村実行委員会は、4月8日(水)9日(木)に「春の派遣村アクション」として「面接・電話相談村」を開催する。

  私たちは、年越し派遣村の経験に基づき、1月下旬から一貫して、全国に緊急避難的な宿泊所の開設と総合相談窓口の設置を求めてきた。特に年度末には、年末年始を上回る人たちが居所を追われる可能性があることから、早期の対応が本人の生活再建にも、また社会的対応のコスト面からもはるかに有益であることを訴え続けてきた。

  しかし行政サイドは、文字通り「喉元過ぎれば・・・」という状態で、年明け以降、国と自治体の縦割り、省庁間の縦割りの壁の前に立ち止まり、具体的な対策を打たずにきた。結果として、さまざまな施策からこぼれた人たちが、市民団体・労働組合に押し寄せ続けている(路頭に迷っている人たちが、日々どのような扱いを受けているか。その一端を【資料1】として添付する)。

  追加経済対策合計何十兆円という傍らで、数十億円規模の対策さえあればつないでいける命が放り出され、無視し続けられているのがこの国の現実である。これで「自殺防止」などとは笑止千万である。

  年度末危機にほとんど対応できない国・自治体の無能力が露呈したとき、私たちは「春の派遣村アクション」の開催を決め、厚労省および東京都に通告した。すると今度は、8日9日の生活保護の集団申請に向けて、東京都が現時点での新規相談者の施設入所をストップさせて施設を空けているらしい、という情報が飛び込んできた。

  これまでの3ヶ月、何の有効な対策もとらず、私たちのような民間団体が小さなアクションを起こそうとすると、それにさえ対応できずに、今度はそのためにより弱い諸個人に皺寄せする・・・もし、そんな情けないことが事実だとしたら、私たちはなんと不幸な国に生まれたことか、と悲しくなる。

  社員寮は都内でもがらがらで、現に「即入居可」の状態で賃貸に出されている物件がいくつもある。所有者は、借り手がつかずに困り果てている。他方には、住居なく路頭に迷い、就職活動さえできない人たちがいる。ここまで明確な需要・供給のマッチングさえできずに、雇用のミスマッチを語るなどとは片腹痛い。

  私たちが望むのは、等しく困窮している人たちを押しのけて、派遣村だけに彌縫的・場当たり的に対応することなどではない。経済対策全体の0.1%でいいから、文字通り捨てられて、潰されていく人々に目を向け、人間を生かそう、社会の活力を維持しようという姿勢を国・自治体が持つことである。

  もしそのような情けない対応で急場しのぎだけを考えているのならば、そのような姑息な手段でより一層人々を路頭に迷わせるようなことは即刻止め、借り手がいなくて困り果てている社員寮の大家たちに一声かけるべきである。今からでも遅くない。善処を期待する。

臨床心理士ユニオンを結成〜児童虐待の急増に対応できる雇用環境を

東京都が設置している児童養護施設(8施設)で非常勤・臨時職員として働く臨床心理士たちで3月12日、労働組合「臨床心理士ユニオン」を東部労組の支部として結成、4月6日、厚生労働省で記者発表しました。現在、全国の児童相談所に持ち込まれる児童虐待の相談件数は、うなぎ上りに増えています。その中で、心理士の果たす役割は重くなる一方です。ところが、その心理士たちの雇用は不安定で待遇も極めて劣悪です。彼ら彼女らが懸念しているのは、不安定で劣悪な雇用環境がサービスの低下をもたらし、心のケアを必要としている多くの子どもにしわ寄せがいくことです。こうした現状を打開するために心理士は自分たちの手で、初めて労働組合の結成に立ち上がりました(レイバーネット日本)

とみしょうや:タケノコづくし

りんたろう亭のお友達が掘ってきてくださった新鮮なタケノコを、 鍋総動員で下ゆでしたものをおすそわけしていただいて、 うちでも真似して「若竹煮」と「竹の子の炒りかつお」を炊きました♪

ご馳走さまです!

 

竹の子づくし!
「竹の子の炒りかつお」はアレンジしてこがし味噌味に。
けっこうからからに炒めたのにタケノコはぷりっとジューシー。

若竹煮が大好物のBちゃん、うれしそうw
Bちゃんお好みの薄味で。

4月7日(火)

たみとや定休日

子どもたちに「日の丸」・「君が代」を強制するな!入学式

りんたろう亭:静岡Sno氏が掘った筍到着!

裁判員制度廃止の立法措置申し入れ

裁判員制度はいらない!大運動(東京キャラバン、いらないマンガ)

子どもたちに「日の丸」・「君が代」を強制するな!入学式

目黒区内都立高校

目黒区立中学

 

りんたろう亭:

静岡Sno氏が掘った筍到着!ありがとう!!

鍋を総動員して茹でる。新鮮。えぐさなし!

若竹煮

竹の子の炒りかつお

裁判員制度廃止の立法措置申し入れ:裁判員制度はいらない!大運動

2009年4月7日
衆議院議員各位 参議院議員各位


呼びかけ人 足立 昌勝(関東学院大教授)嵐山光三郎(作家)今井 亮一(交通ジャーナリスト)蛭子 能収(漫画家)織田 信夫(弁護士)崔  洋一(映画監督)           斎藤貴男(ジャーナリスト)新藤宗幸(千葉大教授)高山俊吉(弁護士)西野留美子(ルポライター)山口 孝(明治大教授)
裁判員制度はいらない!大運動事務局長 弁護士佐藤和利

裁判員制度廃止の立法措置申し入れ
私たちは、裁判員制度に反対する弁護士及び市民で構成する団体です。
私たちは、2009年5月21日実施が予定されている裁判員制度について、下記の申し入れをいたします。


申 し 入 れ の 趣 旨
「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」(平成16年5月28日公布法律第63号)の廃止を内容とする法案を国会に提出していただきたい。


理        由
1 裁判員制度は、政府に設置された司法制度改革審議会が2001年6月に提出した意見書で提言され、その後2004年5月に「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」(平成16年5月28日公布法律第63号、以下「裁判員法」という)として立法化されました。同法は、衆議院では約3ヵ月、参議院では約1ヶ月と、驚くほどの短期間の審議で成立しており、十分な審理が行われたとはとても言えません。

そのことを指摘する識者は既に少なくなかったものの、同法の制定を最高裁判所、法務省のみならず日本弁護士連合会も積極的に推進していたことが、問題点が見え難くしたことが考えられます。


2 しかし、裁判員制度には、以下に述べるように、到底看過し得ない重大な問題点があります。
□ 裁判員に指名されたら原則として辞退できない。
□ 「人を裁きたくない」との思想・信条を無視する。
□ 損失を補償しない。
□ 裁判員選任手続でプライバシーを侵害する。
□ 多数決で判決を言い渡す。
□ 評議の内容を生涯秘密にすることを強制する。
□ 被告人には裁判員裁判を受けることを強制する。
□ 被告人の防御件・弁護権を大きく制約する。
□ 裁判官主導の判決にお墨付きを与えるだけの裁判になる。
□ 「区分審理」は裁判を破壊する。

3 裁判員制度は、市民にとって大変な負担であり、理不尽な迷惑です。最高裁判所が昨春行った世論調査の結果でも、回答者の82%超が、裁判員になることに消極的な姿勢を示しており、制度の周知が進めば進むほど、市民の反発が強まっていると言えます。

昨年6月に私たちが東京・日比谷公会堂で開催した「裁判員制度反対全国集会」には、全国各地で反対運動に取り組んでいる市民が多数参加しました。

最高裁判所は、11月末に約30万人の市民に、裁判員候補者名簿記載通知書を送付しましたが、一斉に全国の主要都市約20箇所で、裁判員制度反対の催しが開催され、12月20日には、名簿に記載された市民3名が実名を公表して拒絶の意思と理由を表明する共同記者会見を行い、社会的に大きな影響を与えました。


4 このような状況下、昨年8月には、日本共産党と社民党が裁判員制度の実施延期を求める見解を発表し、民主党も鳩山幹事長、小沢代表が相次いで見直しを考えるべきとするコメントを発しました。全会派が一致して成立させた法律にもかかわらず、制度は実施を待たずに破綻の様相を見せています。

  
5 裁判員制度に関して指摘されている問題点は、「制度実施のための条件整備が十分でなかったことによる」ものでも、「制度設計が具体化して生じた」ものでもありません。裁判員制度は、もともと市民参加の美名の下、裁判員に理不尽極まる重い負担を課し、被告人の防御権を根底から侵すものとして設計されているものであり、延期や改善・修正では問題は何も解決しません。求められるのは廃止だけです。


6 圧倒的多数の市民は、「人を裁く」という権力作用に市民を動員し、市民をして市民を裁かせるという国のもくろみを、「現代の赤紙」と受け止め、強い拒絶反応を示しています。

私たちは、裁判員制度の実施を中止し、制度そのものの廃止を訴えるために、4月21日午後6時30分より、東京日比谷公園内の野外大音楽堂において、裁判員制度反対の全国集会を開催し、集会後には都心でデモを行うことを予定しております。 

  
7 司法制度は国の基本の仕組みに関します。禍根を永く将来に残す拙速な改変は現に慎むべきであることはあらためて言うまでもありません。

衆参両院議員の皆様におかれましては、制度が実施され、多くの問題が現実化し、厳しい批判や猛反発が巻き起こる前に、本制度を廃止する行動を起こしていただきたく、本申し入れに及ぶものです。

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4月6日(月)
今日のたみとや

ジンバブエ楽器”ムビラ”のS近。「りんたろうが一番だよ」

岩絵の具の画伯

茨城大子の「袋田の滝」まだ未完成

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