たみとや日誌

9月(2)

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9月11日(木)

今日のたみとや

ジュゴンの家日誌

生きさせろ!人と人とを大切に、素敵に働く世の中にするために!SWUの闘い(3)

今日のRたろう(うごきます)
トムトムの連続くるくる回り(うごきますが、速すぎてやっと!ほかに”ドウモ”という瞬間芸もできるが撮れなかった)
ボランティアビビママにはドイツパンのご褒美
とり胸肉の黒コショウ揚げ
夏野菜のオイスターソース炒め
冬瓜とたこの煮物。冷やしてもうまい
辺野古の浜には何やらボーリング機材

辺野古・新基地建設の現場から ―浜で謎のボーリング調査始まる

(9月11日付けJANJANニュース)

沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプシュワブ基地で有刺鉄線の張り替え工事とボーリング調査が始まった。米軍と新基地建設の動きに抵抗する民衆に対する威圧のようにも見える。

◎SWU:福祉労働者連帯ユニオンは、東京北部を中心として活動しています。

組合の中心を、フリーター・パートの青年が担って活動しています。 福祉作業所を基盤としており、福祉にこだわりをもって名づけました。2007年3月に立ち上げた合同労働組合です。

福祉・医療労働者のほかに寿司労働者、タクシー労働者も加盟しています。福祉労働者に限らず、労働者であれば、職種を問わず、正社員だけでなくパートでもバイトでも派遣でも契約でも、一人でも入れます。皆さんの職場での自前の労働組合結成のサポートもします。

たみとや、りんたろうSHOBO兼りんたろう亭、それから、りんたろうも組合員です。

○介護労働の現場での闘い

・ある大きな介護施設で、契約常勤(試用期間3か月)として雇われた介護士Aさんは、1ヶ月目に会社から「夜勤をやってみて」といわれ、「自立度の高い人の多い施設での経験しかないので、まだ早いのではないか」ととまどいを打ち明けたところ、「夜勤ができないなら、契約常勤での雇用は難しい。非正規雇用なら雇用関係を継続しますよ」と言われた。

・他の同じ条件の人の例でも、6か月目で夜勤ができるようになった。契約常勤は月給でボーナスも正規の半分。非正規になると時給となり、ボーナスも数千円×契約月数。一か月フルタイムで働いても”生活保護費”より低い所得だ。

・看護師は日勤だけで正規雇用されている。介護士への評価が低すぎる。「生活に困るなら親に助けてもらうことはできないの?(!!?)」 今、生活保護者よりも低所得の労働者が増大しているので、国はその人たちに合わせて”生活保護費”の方を下げようとしている。

・冗談じゃない!「日本では欧米と異なり貧困指標が存在しない。”生活保護費”が憲法25条に基づく生存権を保障し、国の最低ラインを画する最低生活費」(湯浅誠「反貧困」)

・Aさんは、最初は退職せざるをえないかなと悩んだが、組合に加盟してこの提示はおかしいと声をあげることにした。そして、会社に仲間と団体交渉を申し入れに行き、契約常勤としての雇用を受け付けさせた。

・入居者さんの命(生活)を守ることが仕事ならば、そんな入居者さんをみている現場労働者の命(生活)が守られなければならない。闘わなければ守れない命がある。

9月10日(水)

お知らせ:残念ながら、10月5日「中村 哲さん講演会」は中止になりました

たみとや&りんたろう亭にバクさん来る、バクさんと話す、バクさんとの夕べ:とみしょうやからの手紙

・中村さんが、この時期日本に帰れないので、予定していた各地での一連の講演会がやむなく中止になりました。

破綻する『テロとの戦い』

(東京新聞9月8日特報)

NGO(非政府組織)の一青年の死で日本の世論も振り返ったアフガニスタン情勢。「テロとの戦い」を掲げる米国も「主戦場はイラクよりアフガン」と転換しつつある。その現地では二〇〇一年暮れに崩壊した旧政権タリバン勢力が復興から攻勢に転じ、隣国パキスタンも戦場と化している。米国の戦略破綻(はたん)は露(あら)わになり、日本の対米追随路線も危険水域に入った。

US to focus on Pakistani border

(9月10日BBCNEWS、写真も)

○バクさんと話す

・バクさんは、16年間もの未決拘留を経て一審で無罪になったのに、証拠調べもしない高裁での差し戻し決定で、「差し戻し審」を闘っている⇒6月30日たみとや日誌を参照。

・彼は、東京での公判の一方、故郷に住んで、彼のお父さんの介護をされている。そして、バクさんご自身もプロのヘルパーだ。彼が介護の実際のなかで、どんなことを考えておられるか、たみとやで聞く介護の悩みと重ね合わせて聞いてみた。

・たみとやのご高齢の女性のお客さん二人のご主人はともに入院中だった。一人の方のご主人は退院されたが、その日から24時間の介護が彼女の肩にのしかかった。「奥さんの方が倒れてしまうからヘルパーをお願いしたら」と話したが、「主人は他人をいれるのをいやがるので」と70代後半の彼女が介護を一手に引き受けている現状。

・もう一人の方は、退院をすすめられているが、自信がない、でも、退院させてあげられない自分がなさけなくて落ち込んでいると話す。

・バクさんは話してくれた。想像以上に大変な介護。その上で、親の介護はどこまでも限りない。一日一時間でもヘルパーさんに頼むのは、介護する方にも、される方にもとてもいいこと。「老人の尊厳」とか建前はたくさんあるが、現実はそんなことがすっとぶほど。

・たみとやも思う。長いこと学んできた老人福祉ということでいえば、介護は”家族”でなく”介護のプロ”がやる方が精神的にも肉体的にも最後までご老人と安定した気持で接することができるはずだ、ということ。”介護の社会化”だ。

・でも、今の制度は、「ここまでしかやらないからあとは自分で」とみんなの気持ちにつけこんだ”自己責任、相互扶助”への逆行だし、介護報酬を制度によって抑えるなんてもってのほかだ。

○バクさんとの夕べ:とみしょうやからの手紙

・昨晩はごちそうさまでした。

・バクさんは、やはり他にはない空気感を持った人。彼の語る過去は、それぞれの場面が、とても自然に映像として脳裏に浮かんできて、まるでその場のにおいとかまでしそうな感じ。

・そして、現在。美味しいご飯を介して共有する時間とAtomosphereが上手にシンクロする。

・政治や社会的な話。そして映画や芸術、いろんな「フツウの」話。そういう彼の感受性、人間味が素敵だ。

・それらがあの16年間に奪われたものと培われたものの両方で成り立っているのか。

・途方もない非情な時を想うと、「せつない」の前に自分が「問われている」感じがする。

・私の絵本が出来たら、バクさんに初版を一冊贈りたいと思う。

・りんたろう亭史上、とみしょうや的には、一番ピースフルで充実していた一夜でした。

・お招きありがとうございました。

9月8日(月)

今日のたみとや

生きさせろ!人と人とを大切に、素敵に働く世の中にするために!SWUの闘い(2)

朝のカスタム。ディスプレイを工夫するビビママ
見守るビビ
ビビとつながるりんたろう
りんたろうのまぶだちマイロもかっこいい兄さんと
ビビママディスプレイもあり好調
今日のRaiとフットボールの仲間たち(うごかすとRaiが覗きます)
蒸した秋ナスとしめじのにんにく醤油かけ
うなぎのきくらげとかぶのおろし蒸し、レモンかけ
たたききゅうり塩もみ

◎SWU:福祉労働者連帯ユニオンは、東京北部を中心として活動しています。

組合の中心を、フリーター・パートの青年が担って活動しています。 福祉作業所を基盤としており、福祉にこだわりをもって名づけました。2007年3月に立ち上げた合同労働組合です。

福祉・医療労働者のほかに寿司労働者、タクシー労働者も加盟しています。福祉労働者に限らず、労働者であれば、職種を問わず、正社員だけでなくパートでもバイトでも派遣でも契約でも、一人でも入れます。皆さんの職場での自前の労働組合結成のサポートもします。

たみとや、りんたろうSHOBO兼りんたろう亭、それから、りんたろうも組合員です。

○すしKでの闘い(Tシェフ報告から)

・30店舗、200人以上の従業員のすしチェーン。

自分にとって激動の1年だった。組合結成、団体交渉、不当労働行為。。

・なぜ組合を立ち上げようと思ったか。毎日14時間、15時間立ちっぱなしで休憩もなく、4時間のサービス残業、従業員が足りていないのに店舗の拡大。このままじゃ殺される!

・組合結成。いざ会社と闘うとなると組合員がなかなか集まらない。でも、このままでは会社にやられる、事を起こさなければ何も変わらないと何度も何度も声をかけ、SWUの分会を結成することができた。

・7月には、本社に出向き、組合結成書、要求書、団体交渉申し入れ書を出し、次は団体交渉。社長を出席させた。

・この様子をニュースに書いて各店に配ると、「就業規則違反(?!)。本社にきて釈明せよ」と言われたり(その就業規則も含めて不当労働行為)、店長を入れ替えたり、とあの手この手の圧力。

・一方で、他の店に配転されても、「やるよ」という人がいてくれたり、「職場のなかには組合に賛同したいと思っている人が結構いるよ」と聞かせてくれる人がいたり。

・今後、何としても、今いる組合員とその人達と、働く者のための職場を勝ち取るために、闘うつながりをしっかり固めていく。

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